ポラロイドが破産

 米・ポラロイド社が米連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻(「はたん」と読む。「はじょう」ではない。郷秋<Gauche>の独り言のご常連には余計なお世話かとは思ったが、為念)したことが報じられた。直接的にはリーマンブラザーズの破綻に端を発した経済危機がついにカメラ・写真業界にも波及したということである。

 現在のカメラ・写真業界を世界的に見れば、それはまさしく日本を中心とした業界である。ニコン、キヤノン、オリンパス、ペンタックス(HOYA)、ソニー、富士フイルム。ご存知の通りどれもこれも日本のメーカーです。フィルムを除いては40年前からそうなんだけどね。及んで来ないといいけれど・・・。

 それにしてもポラロイド、つい先ごろにはインクの要らないモバイルプリンターを発売し、もう少しバッテリーの持ちがよければ郷秋<Gauche>も一つ買ってみようと思っていた矢先のこと。でもわからないのは米・ポラロイド社は「今後は裁判所の監督下で経営再建を目指しながら、日常業務は継続する」とコメントしていること。じゃあ、破産って何なのだろ。ちなみに日本法人もこれまで通り業務を行うとのこと。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、春の花、母子草(ははこぐさ)。恩田の森の日当たりの良い南斜面ではもう咲き出していました。
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