唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
バトン強し
第3戦中国GPでセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーに出し抜かれたのを唯一の例外として、ジェンソン・バトンが開幕以来の7戦で6勝。第7戦トルコGP終了時点での勝率は85%である。この記録は、郷秋<Gauche>の記憶によれば1994年ベネトン・フォードのミヒャエル・シューマッハとタイ記録のはずである。と云うことは、次戦でバトンが勝てばF1史上最も優れたドライバーの一人であるミヒャエル・シューマッハの記録の一つを破ることになる。
注:1994年のミヒャエルは前半圧倒的な強さを発揮したが、2戦出場停止のペナルティもあり後半はデイモン・ヒルの追い上げる受けることになる。1ポイントリードで迎えた最終戦でヒルと接触。双方のリタイヤによりミヒャエルが初のタイトルを獲得するが、後味の悪いシーズンとなった。
さて、昨日のトルコGP。モナコでは失速したかに見えたレッドブルであるが、高速サーキットであるイスタンブールで復活。3ストップというチームの作戦ミスが無ければベッテル、バトン、ウェバーの順でのフィニッシュも大いにありえた展開ではあったが、レースは結果がすべて。ベッテルのオープニングラップでの失敗に乗じてトップを奪ったバトンはその後の57周を冷静に走りきっている。見事である。
当時としては異例に若い、若干20歳でF1にデビューしたバトンは将来を大いに嘱望されながら戦闘力に欠けるマシンで苦戦、大いなる期待を持ってホンダ(BAR)に移籍するも予想外の苦戦を強いられ、テールエンドを走るホンダと共に彼のドライバー生命も終わったかに思えたが、ホンダあらためブラウンGPと共に一気にトップドライバーに返り咲いた。
F1に限らず多くスポーツにおいて、長期間の低迷を経験すると本人のモチベーションが下がり再起が困難になるものだが、そう云った一般論の中にあってバトンは稀有な例外の一人と云える。少なくとも郷秋<Gauche>が思っていた以上の才能を持ったドライバーであったと云う事だ。
さて、次戦は現在F1で使われているサーキットの中でも名うての高速サーキット、シルバーストン。4つの直線を4つのコーナーで結んだかつてのシルバーストンに若干新しい要素が加わったとは云え、高速コースという基本的な性格に変わりはない。となると、次戦もまたレッドブルがブラウンGP&を脅かす存在となることは間違いない。二週間後が楽しみである。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、先週出かけた月島で撮影したもの。「もんじゃ」の店が軒を連ねる西仲通よりも、通りと交わる裏路地が面白い。
注:1994年のミヒャエルは前半圧倒的な強さを発揮したが、2戦出場停止のペナルティもあり後半はデイモン・ヒルの追い上げる受けることになる。1ポイントリードで迎えた最終戦でヒルと接触。双方のリタイヤによりミヒャエルが初のタイトルを獲得するが、後味の悪いシーズンとなった。
さて、昨日のトルコGP。モナコでは失速したかに見えたレッドブルであるが、高速サーキットであるイスタンブールで復活。3ストップというチームの作戦ミスが無ければベッテル、バトン、ウェバーの順でのフィニッシュも大いにありえた展開ではあったが、レースは結果がすべて。ベッテルのオープニングラップでの失敗に乗じてトップを奪ったバトンはその後の57周を冷静に走りきっている。見事である。
当時としては異例に若い、若干20歳でF1にデビューしたバトンは将来を大いに嘱望されながら戦闘力に欠けるマシンで苦戦、大いなる期待を持ってホンダ(BAR)に移籍するも予想外の苦戦を強いられ、テールエンドを走るホンダと共に彼のドライバー生命も終わったかに思えたが、ホンダあらためブラウンGPと共に一気にトップドライバーに返り咲いた。
F1に限らず多くスポーツにおいて、長期間の低迷を経験すると本人のモチベーションが下がり再起が困難になるものだが、そう云った一般論の中にあってバトンは稀有な例外の一人と云える。少なくとも郷秋<Gauche>が思っていた以上の才能を持ったドライバーであったと云う事だ。
さて、次戦は現在F1で使われているサーキットの中でも名うての高速サーキット、シルバーストン。4つの直線を4つのコーナーで結んだかつてのシルバーストンに若干新しい要素が加わったとは云え、高速コースという基本的な性格に変わりはない。となると、次戦もまたレッドブルがブラウンGP&を脅かす存在となることは間違いない。二週間後が楽しみである。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、先週出かけた月島で撮影したもの。「もんじゃ」の店が軒を連ねる西仲通よりも、通りと交わる裏路地が面白い。
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