2009年F1 第8戦イギリスGP

 昨日書いたようにFIAとFOTAのゴタゴタはあるけれど、今シーズンのF1は勿論当初の予定通り粛々と進んでおり、始まったばかりと思っていた2009年シーズンも気がつけばもう第8戦、イギリスGP。折り返し点も目の前である。そんなイギリスGPの予選が先ほど終わったが、意外な結果となっている。

意外その1: バトンが今シーズン最悪の6位。2位のバリチェロに対してコンマ4秒以上の遅れを取っている。理由は定かではないが、母国GPでの予選6位は残念。決勝レースでの戦いぶりはいかに。

意外その2: 郷秋<Gauche>が「フリープラクティス・スペシャリスト」の称号を(勝手に)進呈した中嶋一貴がなんとバトンの前、5位を獲得。フリープラクティス3回目でロズベルクと1-2を決め、好調であるらしいことは知っていたが、どうせいつもも通り予選本番ではQ2止まりだろうと思っていたが意外や意外、自己ベストの5番グリッドを獲得。しかもロズベルクの2つ前である。

意外その3: フェラーリの不調。郷秋<Gauche>は、高速サーキットたるシルバーストンではフェラーリの2台は必ずや上位に来るだろうと思っていたが、ライッコネン9位、マッサ11位と2台揃って中団に埋もれた。まっ、ざっとこんなところかな。

 ベッテルが今期2勝目を果たすのか、バリチェロが久々の勝利の美酒を味わうことになるのか、トッルーリが表彰台に上がれるか、バトンがどこまで上げてくるのか、中嶋がスタート順位を守り同僚よりも前でフィニッシュできるのか。決勝レースは日本時間で明日21時スタート。24時間後が楽しみだぞ!


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日と同じく恩田の森の額紫陽花。夜に撮影したわけではなく、バックが木下闇(馴染みの無い言葉かも知れませんが、俳句の季語で、夏の木立がうっそうと茂ってその下が昼間でも暗い様子)となっている額紫陽花。スポット測光(まさにピンポイントで特定の部分だけの明るさを基に露出を決める方法)で額の花弁に露出を合わせて撮影したものです。
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