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天才少女

 (前略)年末年始に開催されるニューヨーク・フィルの新年コンサートで共演する機会まで得ました。私は当時、人の評価を気にするような年齢ではありません。何も考えていませんでした。ただ、演奏中、オーケストラの楽器の様々な美しい音が聞こえてきて楽しかった。普段の練習は一人でします。たまにピアノとの共演がある程度です。様々な楽器があるオーケストラとの共演は感動しました。(後略。日本経済新聞2009年6月9日夕刊より)

 わずか11歳でニューヨーク・フィル(指揮:ズビン・メータ)と共演した五嶋みどりは無我夢中で弾いたのではなく、オーケストラの演奏を楽しみながら弾いていたという訳だ。このあたりが天才と言われる所以なんだろうな。ところで昨日の夕刊の記事には4歳の時の「おさらい会」の写真が添えられていたのだが、ピアノ伴奏に「譜めくり」が付いている。4歳の少女が、伴奏に譜めくりが必要な曲を弾いたということだ。いったい何の曲だったんだろう・・・。

 「人間発見」― 音楽で!「Yes We Can」―(五嶋みどり)は日本経済新聞夕刊に6月8日から連載されています。
 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、3年前にもご覧頂いたことがある、「星の井通り」の紫陽花に囲まれて幸せそうなポスト。最近では見かけることがめっきり少なくなったクラシックなポストですが「JP日本郵便」のステッカーが張ってあるということは現役だということですね。
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