唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ニューGM
周知の通り2008年まで自動車販売台数世界一の座に君臨した巨人、ゼネラル・モータース(GM)が昨日(2009年6月1日)連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)適用を申請し経営破綻した。今後60~90日程度で破産手続きを終え再建すると云う。つまり、一昨日まで存在したGM(便宜上「旧GM」と標記)はなくなるが、その有形・無形の財産は「新GM」に引き継がれると云う事らしい。
旧GMと新GM、何が違うのかと云えば、たぶん経営者が変わり(旧GM経営陣は退陣)、従業員の一部は解雇され、借金の一部は棒引きさて、不採算部門(ブランド)及び海外子会社(サーブ、オペル、ヴォクスホール。そう云えば、オーストラリアのホールデンの噂を耳にしないがどうなっているんだろう)は売却もしくは消滅し、スリムな会社になって再スタートするということだろう。
新GMが実質的に始動するのは2010年になることだろうが、2007年に936万台でトヨタと販売台数世界一の座を競った(この年は3000台の僅差でGMの勝ち)GMの販売台数がトヨタとどの程度の差がつくのか興味深いところであるが、今日の日経によれば、VW(623万台、2008年実績。以下同様)、ルノー・日産(608万台)の下あたりに来るだろうという予想。その通りならフォード(540万台)までの4社で熾烈な順位争いとなりそうであるが、郷秋<Gauche>はフォードよりも下ではないかと予想しておく。
さて、先に破産手続き後にスタートすると書いた新GMだが、実はWeb上では既にスタートしている。
http://www.new-gm.com/japan/jap/index.html
郷秋<Gauche>が何故こんな事を知っているのかと云えば、郷秋<Gauche>がオペル・アストラのオーナーだからである(306とサヨナラして早や4ヶ月。後継車は未だ決まっていない。トホホ・・・)。オペルは3年前に日本から撤退。5月末にカナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルに売却され、ついには親会社のGMが破綻。
こんな状態で今後もオペルに乗り続けることが出来るのかと不安になり検索した結果辿り着いたのが上記のニューGMのサイト。ここには次のように書かれていた。
お客様ならびに販売店に対しキャデラック、サーブ、ハマー、コルベット、トレイルブレザー、オペルなど、ゼネラルモーターズブランドの商品に関して、車両、部品の供給並びにメーカー保証を含む一連のサービスは継続して行われます。
この言葉を信ずるならば、今しばらくはオペル車に対するサービスも継続されると云うことのようである。日本においてGMグループ車の販売を手がけるヤナセグローバルモーターズも当面GM車(サーブも?)の販売及びサービスを継続するとのことだが、「当面」とか「等分の間」程当てにならない言葉は無い。一週間後に「止めます」と発表すればそれですべては終わってしまうのだから。
今日の日経に、GMが2000年前後のピーク時には年45,000台を販売したと書いてあったが、この内の大部分はオペルブランドのはず。そしてここ数年は1000台程まで落ち込み、販売店舗数も約100店から現在は14店まで減少しているとのこと。こりゃGMも遠からず日本から完全撤退だな。
例によって記事本体とは何の関係も無い今日の一枚は、我が家の庭で咲いていた白妙菊(しろたえぎく)の花。白妙菊は地中海沿岸原産の常緑多年草。検索してみるとほとんどのサイトで「葉の全面に金白色の柔らかい毛が密生して美しい」というような説明がされ、写真もその美しい葉のもの。ちゃんと花が咲くのに主役はあくまでも「葉」。なんとも気の毒な白妙菊の花である。
旧GMと新GM、何が違うのかと云えば、たぶん経営者が変わり(旧GM経営陣は退陣)、従業員の一部は解雇され、借金の一部は棒引きさて、不採算部門(ブランド)及び海外子会社(サーブ、オペル、ヴォクスホール。そう云えば、オーストラリアのホールデンの噂を耳にしないがどうなっているんだろう)は売却もしくは消滅し、スリムな会社になって再スタートするということだろう。
新GMが実質的に始動するのは2010年になることだろうが、2007年に936万台でトヨタと販売台数世界一の座を競った(この年は3000台の僅差でGMの勝ち)GMの販売台数がトヨタとどの程度の差がつくのか興味深いところであるが、今日の日経によれば、VW(623万台、2008年実績。以下同様)、ルノー・日産(608万台)の下あたりに来るだろうという予想。その通りならフォード(540万台)までの4社で熾烈な順位争いとなりそうであるが、郷秋<Gauche>はフォードよりも下ではないかと予想しておく。
さて、先に破産手続き後にスタートすると書いた新GMだが、実はWeb上では既にスタートしている。
http://www.new-gm.com/japan/jap/index.html
郷秋<Gauche>が何故こんな事を知っているのかと云えば、郷秋<Gauche>がオペル・アストラのオーナーだからである(306とサヨナラして早や4ヶ月。後継車は未だ決まっていない。トホホ・・・)。オペルは3年前に日本から撤退。5月末にカナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルに売却され、ついには親会社のGMが破綻。
こんな状態で今後もオペルに乗り続けることが出来るのかと不安になり検索した結果辿り着いたのが上記のニューGMのサイト。ここには次のように書かれていた。
お客様ならびに販売店に対しキャデラック、サーブ、ハマー、コルベット、トレイルブレザー、オペルなど、ゼネラルモーターズブランドの商品に関して、車両、部品の供給並びにメーカー保証を含む一連のサービスは継続して行われます。
この言葉を信ずるならば、今しばらくはオペル車に対するサービスも継続されると云うことのようである。日本においてGMグループ車の販売を手がけるヤナセグローバルモーターズも当面GM車(サーブも?)の販売及びサービスを継続するとのことだが、「当面」とか「等分の間」程当てにならない言葉は無い。一週間後に「止めます」と発表すればそれですべては終わってしまうのだから。
今日の日経に、GMが2000年前後のピーク時には年45,000台を販売したと書いてあったが、この内の大部分はオペルブランドのはず。そしてここ数年は1000台程まで落ち込み、販売店舗数も約100店から現在は14店まで減少しているとのこと。こりゃGMも遠からず日本から完全撤退だな。
例によって記事本体とは何の関係も無い今日の一枚は、我が家の庭で咲いていた白妙菊(しろたえぎく)の花。白妙菊は地中海沿岸原産の常緑多年草。検索してみるとほとんどのサイトで「葉の全面に金白色の柔らかい毛が密生して美しい」というような説明がされ、写真もその美しい葉のもの。ちゃんと花が咲くのに主役はあくまでも「葉」。なんとも気の毒な白妙菊の花である。
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