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D300s?

 このところもっぱらオリンパスE-P1に興味をそそられている郷秋<Gauche>だが、E-P1はあくまでも「サブ機」であり、いまの郷秋<Gauche>手持ちの機材の中で云えばD40XやGX200の代替、あるいは「本命サブ機」としての買い増しの対象だ。つまりE-P1は本当の意味の本命ではないわけで、実はいま郷秋<Gauche>が最も気になるのはメインの機材、D300の後継機種である。

 D300の代替機候補としては、既に昨年7月末にフルサイズの撮像素子をもったD700が登場しているのだが、郷秋<Gauche>はそのボディの大きさと重さ故に購入を見合わせている。

 快適な縦位置撮影のためにはもはや必備とも云えるマルチバッテリーパックMB-D10(D300とD700で共用できる)を装着したD700は重さでも高さでもD3を凌駕してしまう。D3(あるいはD3x)はレンズなしの状態でさえも159.5X157X87.5 (WHD各mm)1240gと、とてつもなく大きく重たいカメラだがMB-D10を装着したD700は高さで10mm、重さで45g、D3を上回るのである。

 ボディだけでこの重さだから常用のAF-S DX VR18-200(560g)とバッテリー2本を装着すると、なんと2001g! 2kgを超えてしまう。腕の筋肉増強の役には立つかも知れないけれど、幸か不幸か郷秋<Gauche>にはそういう趣味は無い。

 大きさ、重さの点だけではなく、フルサイズのD700に移行した際にはDXレンズ(ニコンのAPS-Cセンサーを持つDSLR専用レンズ)が使えなくなると云う問題も出てくる。先にも書いた常用のAF-S DX VR18-200をD300に装着すると27-300mm相当となり、広角側では若干物足り無い時もあるが、望遠側の300mmはさすがに十分なボケも得られ、時に歪曲収差が気になること意外は万能で重宝しているのだが、これに代わるレンズがない。

 また、広角側をカバーするレンズも現在使っているSIGMAの10-20mmも使えないからこのレンジのレンズも新たに調達する必要が生じる。こちらは手元にMF Nikkor 20/24/28mm(いずれもAi-s)があるからとりあえずは使えるけれど、フィルム時代のレンズをD700に着けた時に十分な性能を発揮できるかどうかは、ちょっと怪しい。

 そんなこんなを考えると、このところ出番がないまま保湿庫で惰眠を貪っているAF-S VR24-120(D700のレンズキットにも採用されている)が広角側も十分なので、F5.6と暗い事を我慢すれば(DX VR18-200と同じだが)標準ズームとして活用できそうではあるが、望遠側が物足りない。毎週の森歩きに大きく重たいAF-S VR70-200を担いで行く気にはならないのでAF-S VR70-300が必要となるか。

 話が逸れてしまった。D300後継機の話に戻そう。

 毎日チェックしている Nikon RumorsによればD300の後継は、ちょっと前に噂になっていたなっていたD400ではなくD300のマイナーチェンジ版であるD300sであり7月30日に発表になるらしいが、動画機能が搭載された程度であるならば、郷秋<Gauche>は欲しくない。ついでながら昨年7月に発売されたばかりのD700のマイナーチェンジ版であるD700sは今年の秋に発表されるとも書かれているが、こちらも動画機能の導入か。

 いずれのニュースも継続してチェックしておく必要はありそうだが、郷秋<Gauche>としては購入に至らなそうな感じだな。それにしても、APS-Cセンサー搭載機のままで行くのかフルサイズに移行するのか、実に悩ましいぞ。


 記事本文にも登場した郷秋<Gauche>の常用レンズAF-S DX VR18-200で撮影した近所の公園のモミジ。普段は余り気にならないけれど、こういう絵柄だと色収差の問題が露呈してしまう。このあたりの補正機能がD300sに搭載され、そのファームウェアがD300にも導入されると嬉しいしものである。

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 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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