唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
MRJ、仕様を一部変更
たまたま昨日CRJ、MRJ、ERJなどのリージョナルジェット(短距離の地域間航路を受け持つ小型のジェット旅客機)について書いたが、折り良くというべきなのか、今日、MRJの開発主体である三菱重工からMRJの仕様の一部を変更すること、それに伴い初号機納入時期が相当予定の2013年から2014年第一四半期にずれ込むとの発表がなされた。
仕様の一部を変更と云うことだが、その内容は客室高及び客室内手荷物収納スペース拡大のために当初計画よりも胴体の縦径を2.5inch拡大すること、主翼への利用を検討していた複合材料では補強材により重量過多となることから金属製に変更すること、さらに当初計画していた70席型(MRJ-70)及び90席型(MRJ-90)の他に、ヨーロッパのエアラインからのリクエストが多い100席型も同時に開発することである。これらの変更により初号機のANAへの納入が3ヶ月程度遅れることになるが、同社は「競合する他社の小型と比較して燃費などの優位性があり、販売計画に影響はない」としている。
シート拡幅による居住性向上のための横径拡大ならわかるが、バゲッジスペースのために胴体の縦径を拡大するとは思い切ったものである。確かに郷秋<Gauche>がJ-AirのCRJ-200に搭乗した経験から云えば、この手のリージョナルジェットのバゲッジスペースは極小であり、ワイドボディ機はおろかMD90や737辺りと比べても極端に小さく、通常我々が理解している機内持ち込みサイズのバッグされも頭上には収まらないのである。そんなこんなを考えると、この設計変更は長い目で見れば「吉」と出ることだろうな。
参考:CRJ、MRJ、ERJについてはこれまでに沢山の記事を書いているので、右側の検索窓からblog内検索をかけて、あるいは同じく右側のカテゴリから「飛行機」をクリックしてご覧いただければ幸いです。そうそう、CRJ LinksなどというWebPageを作っていた事を思い出し、いま確認しましたが何と3年半もメンテナンスせず放置したままでありました。なんともはや(^^;。
ヒコーキものの記事にはヒコーキの写真。昨日に続いて郷秋<Gauche>のblogにしては珍しい記事写真合一である。が、残念ながら写っている機体は、羽田空港のJALの整備工場前に駐機する、リージョナルジェットと呼ぶには大きすぎるMD-90(166席)。ただし、リアマウントエンジンやT字尾翼と云った特徴はリージョナルジェットの典型であり、CRJと酷似している。リージョナルジェットとしては低翼の下にエンジンをぶら下げたE170のような形状の方がむしろ異例なのである。
仕様の一部を変更と云うことだが、その内容は客室高及び客室内手荷物収納スペース拡大のために当初計画よりも胴体の縦径を2.5inch拡大すること、主翼への利用を検討していた複合材料では補強材により重量過多となることから金属製に変更すること、さらに当初計画していた70席型(MRJ-70)及び90席型(MRJ-90)の他に、ヨーロッパのエアラインからのリクエストが多い100席型も同時に開発することである。これらの変更により初号機のANAへの納入が3ヶ月程度遅れることになるが、同社は「競合する他社の小型と比較して燃費などの優位性があり、販売計画に影響はない」としている。
シート拡幅による居住性向上のための横径拡大ならわかるが、バゲッジスペースのために胴体の縦径を拡大するとは思い切ったものである。確かに郷秋<Gauche>がJ-AirのCRJ-200に搭乗した経験から云えば、この手のリージョナルジェットのバゲッジスペースは極小であり、ワイドボディ機はおろかMD90や737辺りと比べても極端に小さく、通常我々が理解している機内持ち込みサイズのバッグされも頭上には収まらないのである。そんなこんなを考えると、この設計変更は長い目で見れば「吉」と出ることだろうな。
参考:CRJ、MRJ、ERJについてはこれまでに沢山の記事を書いているので、右側の検索窓からblog内検索をかけて、あるいは同じく右側のカテゴリから「飛行機」をクリックしてご覧いただければ幸いです。そうそう、CRJ LinksなどというWebPageを作っていた事を思い出し、いま確認しましたが何と3年半もメンテナンスせず放置したままでありました。なんともはや(^^;。
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ヒコーキものの記事にはヒコーキの写真。昨日に続いて郷秋<Gauche>のblogにしては珍しい記事写真合一である。が、残念ながら写っている機体は、羽田空港のJALの整備工場前に駐機する、リージョナルジェットと呼ぶには大きすぎるMD-90(166席)。ただし、リアマウントエンジンやT字尾翼と云った特徴はリージョナルジェットの典型であり、CRJと酷似している。リージョナルジェットとしては低翼の下にエンジンをぶら下げたE170のような形状の方がむしろ異例なのである。
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