唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ストーブリーグには早すぎるけれど
ストーブリーグとは、プロスポーツ選手の移籍や契約更新の動きがオフシーズンの冬の間に話題になることから、いつの頃からか本来のリーグ戦(シーズン中)に対比させてストーブリーグと呼ばれるようになったようである。勿論郷秋<Gauche>がストーブリーグと云えばF1についてのことだが、そのF1のドライバー移籍話はどんどん早くなり、ついにはシーズン真っ盛りの夏に行われるようになってしまったことからプールサイドリーグなどと揶揄されるようになた。
さて、そのストーブリーグには早す過ぎるし、プールサイドリーグには涼しくなり過ぎてしまったシーズン終盤に来てのF1ドライバーの移籍話は、キミ・ライッコネンのフェラーリ離脱の情報で大きく動き出したようである。
ライッコネンとフェラーリとは2010年まで契約があるはずだが、ライッコネンがマクラーレンに移籍するのだと云う。フェラーリ側は2010年の契約が有効であることを踏まえライッコネンに対して45億円とも云われる保証金を支払との情報からすると、マクラーレンに移籍と云うより、フェラーリからの「放出」に近い状況と思われる。
ライッコネンが抜けた後のシートには、噂によればフェルナンド・アロンソが坐るのだと云う。フェラーリはそこまでしてアロンソが欲しいということになるわけだが、情熱の赤い跳ね馬に、北国出身の沈着冷静なドライバーは合わなかったと云うことなのだろうか。果たしてフェラーリのこの判断が正しいのか間違っているのかは神のみぞ知ることであるが、少なくともチーム消滅の可能性もあるアロンソにとっては間違いなく最良の選択と云えるだろう。
ライッコネンがマクラーレンに移籍となると、押し出されるのはライッコネンとは同国人のヘイッキ・コバライネンということになる。コバライネンは2010年のドライバー市場での「イス取りゲーム」を繰り広げることになる訳だ。
今年のチャンピョンシップにおいてドライバーズ、コンストラクターズ共に最もその頂点に近い位置にいるのがブラウンGP。そのブラウンGPは、給与の大幅カットを受け入れながらドライバーズチャンピョンシップのトップにいるバトンと給与額の面でもめているとの話が聞こえてきている。同時にニコ・ロズベルグがブラウンGP入りとも云われているから、もしロズベルグがブラウンGPのシートに坐ることになった場合にチームから押し出されるのはバトンなのかバリチェロなのか。
ここしばらくF1パイロットのシートは20席だったが、2010年には13チーム26席に増えることになっている。GP2やF2から進級する者、F3から飛び級しようとする者、ここ1、2年でシートを失った「浪人」たちも6席の争奪戦に加わることだろ。いずれにしてもトップチームのトップドライバーが動くことで玉突き連鎖が始まる。本人たちは大問題だが、ファンにとってはコース上で行われるレースそのものと同様に楽しめる「リーグ」でもある。郷秋<Gauche>も存分に楽しませてもらうことにしょう。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、すみよしの森の柿。木が植えられた頃には、勿論その実を食べるつもりだったのだと思うけれどその後の嗜好の変化、と云うより消費行動の大幅な変化によって食べる人も無いまま冬場の鳥の餌となってしまうのが常となって久しい柿。そうは云っても今でも秋を演出する樹木そして果実であることに変わりはない。
さて、そのストーブリーグには早す過ぎるし、プールサイドリーグには涼しくなり過ぎてしまったシーズン終盤に来てのF1ドライバーの移籍話は、キミ・ライッコネンのフェラーリ離脱の情報で大きく動き出したようである。
ライッコネンとフェラーリとは2010年まで契約があるはずだが、ライッコネンがマクラーレンに移籍するのだと云う。フェラーリ側は2010年の契約が有効であることを踏まえライッコネンに対して45億円とも云われる保証金を支払との情報からすると、マクラーレンに移籍と云うより、フェラーリからの「放出」に近い状況と思われる。
ライッコネンが抜けた後のシートには、噂によればフェルナンド・アロンソが坐るのだと云う。フェラーリはそこまでしてアロンソが欲しいということになるわけだが、情熱の赤い跳ね馬に、北国出身の沈着冷静なドライバーは合わなかったと云うことなのだろうか。果たしてフェラーリのこの判断が正しいのか間違っているのかは神のみぞ知ることであるが、少なくともチーム消滅の可能性もあるアロンソにとっては間違いなく最良の選択と云えるだろう。
ライッコネンがマクラーレンに移籍となると、押し出されるのはライッコネンとは同国人のヘイッキ・コバライネンということになる。コバライネンは2010年のドライバー市場での「イス取りゲーム」を繰り広げることになる訳だ。
今年のチャンピョンシップにおいてドライバーズ、コンストラクターズ共に最もその頂点に近い位置にいるのがブラウンGP。そのブラウンGPは、給与の大幅カットを受け入れながらドライバーズチャンピョンシップのトップにいるバトンと給与額の面でもめているとの話が聞こえてきている。同時にニコ・ロズベルグがブラウンGP入りとも云われているから、もしロズベルグがブラウンGPのシートに坐ることになった場合にチームから押し出されるのはバトンなのかバリチェロなのか。
ここしばらくF1パイロットのシートは20席だったが、2010年には13チーム26席に増えることになっている。GP2やF2から進級する者、F3から飛び級しようとする者、ここ1、2年でシートを失った「浪人」たちも6席の争奪戦に加わることだろ。いずれにしてもトップチームのトップドライバーが動くことで玉突き連鎖が始まる。本人たちは大問題だが、ファンにとってはコース上で行われるレースそのものと同様に楽しめる「リーグ」でもある。郷秋<Gauche>も存分に楽しませてもらうことにしょう。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、すみよしの森の柿。木が植えられた頃には、勿論その実を食べるつもりだったのだと思うけれどその後の嗜好の変化、と云うより消費行動の大幅な変化によって食べる人も無いまま冬場の鳥の餌となってしまうのが常となって久しい柿。そうは云っても今でも秋を演出する樹木そして果実であることに変わりはない。
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