唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
マイクロフォーサーズ機は高価格に過ぎる
フォーサーズ陣営のオリンパス、パナソニックの両者から非レフレックスかつレンズ交換方式のカメラ(注)が出揃った。ご存知の通り、E-P1とGF1(9/18発売予定)である。
注:両社共に「デジタル一眼」と呼び、オリンパスは更に「マイクロ一眼」とも呼んでいるが、「デジタル一眼」を文字通り解釈すると、デジタル方式でひとつの(撮影用)レンズを持つカメラと云うことになるから、コンパクトタイプを含め、現在製造販売されているほとんどすべてのでデジタルカメラを包含することになる。
両社「一眼」に拘っているようだが、「一眼」とは旧来「一眼レフ」と呼ばれ、撮影用とファインダー用二つのレンズ(光学系)を持つ「二眼レフ」よりも更に進んだカメラの形状を現した用語であった。つまり「一眼」は「二眼」に相対する形式(カテゴリ)であり、本来、一眼レフとE-P1やGF1のようなレフレックス機構、すなわち撮影に使用するレンズと撮像体(フィルムあるいはイメージセンサー)の間にミラー鏡をおき、実際に撮影されるイメージをファインダーで確認することができる機構を持たないカメラとを区別するための用語ではない。
機構上の特徴を用い一眼レフとE-P1やGF1を区別しようとするならば後者を「レフレックス機構を持たないレンズ交換可能なデジタルカメラ」と云うべきである。ただしこの場合、ライブビューモニタを持たないライカM8、M8.2、エプソンR-D1xGをも含むことになるが、こちらは「レンジファインダーを持つデジタル方式のカメラ」と標記することで差別化することが出来るだろう。
郷秋<Gauche>が調べたところではE-P1が17mm F2.8付きで98,800円、14-42mm 付きで89,820円、GF1が20mm F1.7 、14-45mm F3.5-5.6付き共に80,820円であり、「ちゃんとした」一眼レフであるニコンのD3000 18-55mm VR付きの62,800円(11/16までは5千円のキャッシュバックキャンペーンにより57,820円)、D5000 18-55mm VR付きの89,820円(11/1までは51千円のキャッシュバックキャンペーンにより89,820円)と同等であったり高かったりする。同じオリンパスのE-620レンズキットの88,650円よりも高い。よりも高機能な「一眼レフ」より、より簡易な「レフレックス機構を持たないレンズ交換可能なデジタルカメラ」の方が高価であるのはいかがなものだろうな。
D3000 18-55mm VR付きが62,800円、高級コンパクトと云われるPowerShot G11が53,820円、CoolPix P6000の後継P7000も多分同価格であることを考えると、E-P1が17mm F2.8付きで59,800円、GF1が20mm F1.7 、14-45mm F3.5-5.6付きが56,800円と云うのが妥当な価格でなないだろうか。レフレックス機構がないのにSLRよりも高い「コンパクトの親分」って、やっぱり変だよね。だから郷秋<Gauche>は買わないことにする。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、一昨日ご紹介した天下茶屋に行く前に行ってみた、富士山須走口五合目付近、富士山の森林の限界近くの森の中で撮った小さな命。
注:両社共に「デジタル一眼」と呼び、オリンパスは更に「マイクロ一眼」とも呼んでいるが、「デジタル一眼」を文字通り解釈すると、デジタル方式でひとつの(撮影用)レンズを持つカメラと云うことになるから、コンパクトタイプを含め、現在製造販売されているほとんどすべてのでデジタルカメラを包含することになる。
両社「一眼」に拘っているようだが、「一眼」とは旧来「一眼レフ」と呼ばれ、撮影用とファインダー用二つのレンズ(光学系)を持つ「二眼レフ」よりも更に進んだカメラの形状を現した用語であった。つまり「一眼」は「二眼」に相対する形式(カテゴリ)であり、本来、一眼レフとE-P1やGF1のようなレフレックス機構、すなわち撮影に使用するレンズと撮像体(フィルムあるいはイメージセンサー)の間にミラー鏡をおき、実際に撮影されるイメージをファインダーで確認することができる機構を持たないカメラとを区別するための用語ではない。
機構上の特徴を用い一眼レフとE-P1やGF1を区別しようとするならば後者を「レフレックス機構を持たないレンズ交換可能なデジタルカメラ」と云うべきである。ただしこの場合、ライブビューモニタを持たないライカM8、M8.2、エプソンR-D1xGをも含むことになるが、こちらは「レンジファインダーを持つデジタル方式のカメラ」と標記することで差別化することが出来るだろう。
郷秋<Gauche>が調べたところではE-P1が17mm F2.8付きで98,800円、14-42mm 付きで89,820円、GF1が20mm F1.7 、14-45mm F3.5-5.6付き共に80,820円であり、「ちゃんとした」一眼レフであるニコンのD3000 18-55mm VR付きの62,800円(11/16までは5千円のキャッシュバックキャンペーンにより57,820円)、D5000 18-55mm VR付きの89,820円(11/1までは51千円のキャッシュバックキャンペーンにより89,820円)と同等であったり高かったりする。同じオリンパスのE-620レンズキットの88,650円よりも高い。よりも高機能な「一眼レフ」より、より簡易な「レフレックス機構を持たないレンズ交換可能なデジタルカメラ」の方が高価であるのはいかがなものだろうな。
D3000 18-55mm VR付きが62,800円、高級コンパクトと云われるPowerShot G11が53,820円、CoolPix P6000の後継P7000も多分同価格であることを考えると、E-P1が17mm F2.8付きで59,800円、GF1が20mm F1.7 、14-45mm F3.5-5.6付きが56,800円と云うのが妥当な価格でなないだろうか。レフレックス機構がないのにSLRよりも高い「コンパクトの親分」って、やっぱり変だよね。だから郷秋<Gauche>は買わないことにする。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、一昨日ご紹介した天下茶屋に行く前に行ってみた、富士山須走口五合目付近、富士山の森林の限界近くの森の中で撮った小さな命。
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