冬に咲く花

 冬に咲く花は少なくない。特に樹木で冬に花を咲かせるものは少ない。山茶花は秋の花だし、椿は春の花。


 昨日は、開花まで長い冬を越すためにいかにも暖かそうな毛皮をまとった辛夷(こぶし)の冬芽をご覧頂きましたが、今日ご覧いただいたのは枇杷(びわ)の花。南関東では年末から新年にかけてが花の時期となります。冬を越さなければならない辛夷よりは毛足が短いけれど、蕾は防寒のための毛に守られています。初夏の味の枇杷ですから、花が咲いてから収穫までは半年もかかるわけですね。

 さて、明日から(夜が明けたら)ちょいと帰省して来ます。最新のモバイル機器を持たず、「非常に弱い野良Wi-Fi電波」だけが頼りとなりますので、数日間はほとんどネット難民状態となりますことを予めお知らせしておきます。

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