新製品ラッシュ

 明日から始まるCP+2013を前に、各社からべらぼうな数のカメラ(しかし、DSLRは皆無!)が発表された。例えはNikon(ニコン)のCOOLPIX Sシリーズの場合はこんな感じである(現行品も参考のために型番順に掲載した)。

S9500  36,000円
S9300    12,500円(現行品)
S9400  30,000円
S8000c   29,000円(現行品)
S6500  25,000円
S6400    19,000円(現行品)
S6300      9,700円(現行品)
S5200    22,000円
S3300      6,700円(現行品)
S31        13,320円
S30          6,100円(現行品)
S01        11,500円(現行品)

 今回ニコンが発表したCOOLPIX Sシリーズはご覧の通り5機種にも及ぶ。更には現行モデル(現時点で入手可能なモデル)7機種が販売中だから、2月末にはCOOLPIX Sシリーズだけで12機種もの品揃えと云う事になる。いずれ現行製品は消え通運命だが、同時に次なる新機種が登場するのだろうから、最も高価な機種から最廉価の機種まで、ほぼ5千円刻みで常に12機種がラインナップすることになるのだろうが、郷秋<Gauche>には、どんなに多くても5万円弱から1万円までの5機種あれば十分だと思えてならない。読者諸氏はどう思われるだろうか。

 上にあげたのはCOOLPIXの中でもSシリーズだけで、COOLPIXには他にもP、L、AWの三つのシリーズがあり現行モデルと合わせると全19モデルが展開されているのだが、先にも書いた通り、どう考えてもこんなたくさんのモデルは必要ないし、半年に一度新機種が登場する必要もない。5年前までのデジタルカメラ草創期、普及期とは違うのだ。このクラスにあっても2年に一度のモデルチェンジでジャンルと価格値毎に全部で6~7機種もあれば十分だと郷秋<Gauche>は思うぞ。

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