追悼

 日本一のモータージャーナリスト、世界で最も優れたモータージャーナリストの一人にして世界に冠たる月刊自動車専門誌、CAR GRAPHIC誌の創設者、小林彰太郎氏が10月28日に逝去されたのを今日になって知った。氏の書いた記事を読んでポルシェやフェラーリのステアリングを握ったかのような錯覚に陥り、氏の書く記事で自動車の何たるかを、氏が翻訳したポール・フレールの「ハイ スピード ドライビング」を読みスポーツドライビングの基礎理論を学んだ。せめてホンダがF1に復帰するのを、ホンダジェット(の市販機)が飛ぶのを見届けて欲しかった。そしてその解説とインプレッションを読みたかった郷秋<Gauche>である。氏の死を悼み、ここに謹んで哀悼の意を表する。

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