ニコンが下方修正

2014年3月期のデジタルカメラ事業のうち、レンズ交換式カメラの販売計画を655万台から620万台に下方修正したとの報道。前期まで拡大をけん引してきた入門機の販売が世界各国の景気停滞で減速しているのが理由とのこと。レンズ交換式カメラの販売が前年より減少するのは、ニコンがデジタル一眼レフを発売した1999年以来初めて。

 コンパクトカメラは1150万台で変更はないが、もともとスマートフォンの影響で前年実績の1714万台から大幅に縮小の見通しであった。これらに伴い映像事業の今期売上高は7100億円(従来計画7400億円、前年同期7512億円)、営業利益は680億円(従来計画740億円、前年同期607億円)に、それぞれ下方修正している。

 コンパクトも売れない、一眼レフも売れないとなると、さすがのニコンも厳しいですね。もっともカメラメーカーはどこも厳しく利益が出ているのはニコンとキヤノンだけで、ソニー以下はすべて赤字。黒字組はコンパクトとレンズ交換式の比率がほぼ2:1なのに対して赤字組は良くて5:1。この辺りが黒字組と赤字組との違いと云う事になる訳ですね。



 と云う訳で今日の一枚は、黒字組のニコンで撮った山茶花(さざんか)。

Website「恩田の森Now」
本日撮影した写真を明日掲載予定です。お楽しみに。
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