「昔はよかった」と言うけれど

 久々に本の話題。
 「昔はよかった」「近頃の若い者ときたら」とはよく聞く言葉。つまりだ、昔は若者も(若者だけではなく老若男女すべからく)ちゃんとしていたのに、近頃の、特に若いものはなっとらん、と云う事である。それじゃぁ昔の若者は、もっと云えば老若男女はちゃんとしていたのかと云えば、どうもそうではなかったらしいことが書かれた本らしい。


 最近自分でも気が付きだしたのだが、読み始めた時に「これ読んでいます」的記事を書くのだけれど、読んでどうだったかという感想を書いた例がない。いや、読むのを途中で投げ出している訳ではない。大概ははちゃんと読み終えてそれなりにいろいろと考えたり感じたりしているのだけれど、読み終えましたと云う記事は書いていないなぁ。よって今回も期待は決してなさいませんように。

「昔はよかった」と言うけれど ― 戦前のマナー・モラルから考える ―
大倉幸宏著  新評論刊 本体2,000円

Website「恩田の森Now」
昨日撮影した写真を掲載いたしておりますので、どうぞご覧ください。
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