がっかりのNikon Df

 噂の通りニコンの新しいDSLR、Dfが発表になりました。が、がっかり。何の技術的進歩もないDfにまったくがっかり、激しくがっかり。

 D4と同じイメージセンサー+画像処理ソフトと云う事は、DxOMark.comによるRAW画質テストのスコアは89。郷秋<Gauche>愛用のD800のスコアは95だからかなり落ちる。高感度性能(許容ISO感度)がほんの僅かに上回る(D800:2853対D4:2965)だけで色の深度・再現性、ダイナミックレンジともにD800よりもかなり劣る。

 ニコンは操作性云々と云うが、もし操作性を追求するのならばD4やD800(E)の操作系に磨きをかけたのが最良の答えのはず。フィルム時代のF3やFM2あるいは究極のフィルム機FM3Aなどは機能を突きつめた結果あの形に行きついたはず。はじめにレトロありきのDfには機能的必然性はまったくない訳で、操作性云々とはちゃんちゃら可笑しい。


 と云う訳で今日の一枚は、近未来志向的正常進化型の愛機で撮った晩秋の花、山茶花(さざんか)。まっ、山茶花の季節でございますと云う証拠写真でありますが(^^;

Website「恩田の森Now」
11月2日に撮影した写真を4点掲載いたしております。晩秋へと移ろう森の様子をどうぞご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

コメント ( 0 ) | Trackback (  )