唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gの不思議
広角と準望遠は随分と前に発売されていたのに、何故か標準レンズにはなかった「ゴールドリング」の58mm f/1.4Gが10月末に登場し、いくつかのメディアでそのテスト結果が公表された。どの記事を見ても色収差と周辺光量落ちにおいて素晴らしい性能であることが解るが、解像力については必ずしも高性能とは云えず、dxomark.comでは50mm f/1.4Gや旧型の50mm F1.4Dのトータルスコア32に対して28と云う非常に厳しい結果となっている。
ちなみに58mm f/1.4Gは約16万円と超高価なのに対して50mm f/1.4Gは4万円、更に云えば50mm f/1.8Gは1万8千円。Dxomark.comのスコアには現れない耐フレア性はナノクリスタルコートによりかなりの性能を示すものとは思われるが、トータルではF8くらいまで絞ったf/1.4やf/1.8と変らない性能って、どうよ。いくらボケ味を含んだ描写力に優れているなどと云ってはみても、4倍あるいは9倍の価格差を正当化は出来ないと思うぞ。
と云う訳で今日の一枚は、郷秋<Gauche>の手元にあるAi Nikkor 50mm F1.4を従えたAF-S NIKKOR 50mm f/1.4G。しかしだ、後ろに控えたAi Nikkorの方が存在感があるのは気のせいだろうか。
Website「恩田の森Now」
7日に撮影した写真を掲載いたしております。今回は4点とも「散歩道」です。あなたが歩いてみたくなる道はあるでしょうか。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/
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