唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
オリンパス・ペンE-P1の問題は
オリンパスが主導したマイクロフォーサーズ規格に準拠した、本家オリンパスの初号機、OLIMPUS PEN E-P1が今日発表された。発売は7月3日で、差し当たりはレンズキットだけが発売になるようで、ボディのみは受注生産となり7月下旬からの出荷となるもよう。
さて、このオリンパス・ペンE-P1、問題の多いカメラである。まず第一に価格である。レンズ交換が出来るとは云え、一眼レフよりもコンパクトタイプに近いのに、価格はE-520の倍もすること。第二は、ボーナス時期に発売になること。そして第三は、今予約するとフォーサーズアダプターと光学式ビューファインダーがプレゼント(2つ合わせると37,500円相当)されるらしいこと。どれも一つとっても由々しき問題だというのに、その問題が三つもある。これはも~~っ、大問題である。ついでに言えば、シルバーとホワイト、どちらのボディーを選ぶかも大問題だよ!
このカメラ、どう考えても問題多すぎますよ!とは云っても、問題多過ぎだから「買わない!」と云う訳にはいかないような気がしてならない郷秋<Gauche>なのであります。ホントにそれが問題多すぎなのかどうか、確かめたくなりますよね(^^;。
郷秋<Gauche>が書いたオリンパス・ペン E-P1関係記事
■ 余りにも酷過ぎるDIAMOND online
■ E-P1は「オヤジ狙いの高級カメラ」?
■ オリンパス・ペンE-P1のデザインについて考える
■ オリンパス・ペンE-P1について考える(その2)
■ オリンパス・ペンE-P1について考える(その1)
■ オリンパス・ペンE-P1の問題は(この記事)
一週間、9枚をご覧頂いてまいりました鎌倉の紫陽花の最後が、なんとも「ベタ」な一枚で申し訳も無い感じではありますが、実は連載開始初日から「最後はこれだな」と決めていたものですのでどうぞご容赦を。
さて、このオリンパス・ペンE-P1、問題の多いカメラである。まず第一に価格である。レンズ交換が出来るとは云え、一眼レフよりもコンパクトタイプに近いのに、価格はE-520の倍もすること。第二は、ボーナス時期に発売になること。そして第三は、今予約するとフォーサーズアダプターと光学式ビューファインダーがプレゼント(2つ合わせると37,500円相当)されるらしいこと。どれも一つとっても由々しき問題だというのに、その問題が三つもある。これはも~~っ、大問題である。ついでに言えば、シルバーとホワイト、どちらのボディーを選ぶかも大問題だよ!
このカメラ、どう考えても問題多すぎますよ!とは云っても、問題多過ぎだから「買わない!」と云う訳にはいかないような気がしてならない郷秋<Gauche>なのであります。ホントにそれが問題多すぎなのかどうか、確かめたくなりますよね(^^;。
郷秋<Gauche>が書いたオリンパス・ペン E-P1関係記事
■ 余りにも酷過ぎるDIAMOND online
■ E-P1は「オヤジ狙いの高級カメラ」?
■ オリンパス・ペンE-P1のデザインについて考える
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■ オリンパス・ペンE-P1について考える(その1)
■ オリンパス・ペンE-P1の問題は(この記事)
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一週間、9枚をご覧頂いてまいりました鎌倉の紫陽花の最後が、なんとも「ベタ」な一枚で申し訳も無い感じではありますが、実は連載開始初日から「最後はこれだな」と決めていたものですのでどうぞご容赦を。
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明月院(その2)
昨日、長谷寺から明月院まで4km程を歩いてしまったことを書きましたが、考えてもみればこれはちっと無謀であったと反省。手ぶらで歩くのならいざ知らず、70-200 F2.8などと云う重たいレンズ(あらためてNikonのサイトで確認すると、これ1本でなんと1.5kg。他にSIGMAの10-20mmと自在雲台付き一脚)の入ったディパックを背負って、これまた1.7kgもあるD300を持っての4kmは結果として予想以上の負担で、明月院に着いたときには正直云ってあごが出ておりました(^^;。
明月院の紫陽花はほとんどが同じ品種の青色のものでしたが、極僅かに額紫陽花が境内の隅の方に植えられていました。この額紫陽花、花のように見えるのは装飾花と呼ばれるもので、本当の花は「額」に縁取られた真ん中の部分。この額紫陽花が紫陽花の原種であると云われています。
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明月院の紫陽花はほとんどが同じ品種の青色のものでしたが、極僅かに額紫陽花が境内の隅の方に植えられていました。この額紫陽花、花のように見えるのは装飾花と呼ばれるもので、本当の花は「額」に縁取られた真ん中の部分。この額紫陽花が紫陽花の原種であると云われています。
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明月院
3日間長谷寺の紫陽花をご覧いただきましたが、今日は明月院。江ノ電の長谷駅近くの長谷寺からJR北鎌倉駅近くの明月院まで、結局4km程を歩いてしまいました。
長谷寺には色取り取り、随分と沢山の種類の紫陽花が植えられていましたが、明月院の紫陽花はほとんどが同じ品種の青色のものでした。上の写真が明月院のメインストリートですが、成就院や長谷寺ほどではないにしても相当な人出で、15分ほど粘ってようやく撮ったのがこの一枚。開門と同時に行かないとダメなようですね。来年は心して出かけることにしましょう。
昨日も書いたとおり、明月院は三脚だけではなく一脚も使用禁止。ISOを1250まであげてもF8、1/80秒がやっとの天気。VRのお陰で手振れは防ぐことが出来たようですが、それでも十分な被写界深度が出来ず難しい撮影となりました。
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長谷寺には色取り取り、随分と沢山の種類の紫陽花が植えられていましたが、明月院の紫陽花はほとんどが同じ品種の青色のものでした。上の写真が明月院のメインストリートですが、成就院や長谷寺ほどではないにしても相当な人出で、15分ほど粘ってようやく撮ったのがこの一枚。開門と同時に行かないとダメなようですね。来年は心して出かけることにしましょう。
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昨日も書いたとおり、明月院は三脚だけではなく一脚も使用禁止。ISOを1250まであげてもF8、1/80秒がやっとの天気。VRのお陰で手振れは防ぐことが出来たようですが、それでも十分な被写界深度が出来ず難しい撮影となりました。
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長谷寺
一昨日、昨日と長谷寺の経蔵を見下ろす散策路から撮った写真をご覧いただきましたが、今日は下から見上げた図。良く見るとまだ蕾の紫陽花も多く、今週末辺りが見頃となったのかも知れませんね
よ~~く見ると蕾だけではなく人影も・・・。花のUpの写真はどこででも撮ることが出来ますが「花風景」となるとそれなりのところに出かけなくてはなりません。桜にしても紫陽花にしても秋の紅葉にしても、写真になりそうな場所の大方は人・人・人で賑わい、とても写真を撮れる状態ではあります。おまけにマナーの悪い写真愛好家のせいで三脚だけではなく一脚まで禁止するところが出てくる始末(月曜に行った中では明月院がそれ)。まったくまったく困ったものです。
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よ~~く見ると蕾だけではなく人影も・・・。花のUpの写真はどこででも撮ることが出来ますが「花風景」となるとそれなりのところに出かけなくてはなりません。桜にしても紫陽花にしても秋の紅葉にしても、写真になりそうな場所の大方は人・人・人で賑わい、とても写真を撮れる状態ではあります。おまけにマナーの悪い写真愛好家のせいで三脚だけではなく一脚まで禁止するところが出てくる始末(月曜に行った中では明月院がそれ)。まったくまったく困ったものです。
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関空、トイレ部門で世界一!
一昨日・昨日に続いて新聞ネタである。
英国の調査会社「SKYTRAX」が発表した2009年の世界の空港ランキング、トイレ部門で関西空港がなんと1位に輝いたそうな。
このトイレ部門1位が相当「効いた」ようで、関空は総合でも6位にランクイン。2004年に9位でなって以来6年連続のトップ10入り。国内の空港では9位となった中部空港を上回り国内トップの座に輝いている。
トイレのお陰でランキング大幅アップとなった関空だが、当然のことだが広い意味でのホスピタリティ産業において、トイレの状態は重要なチェックポイントである。例えばレストラン。料理がどんなに美味しくても、サービスがどれほど素晴らしくても、インテリアがどんなに素敵でも、トイレが汚かったら二度と行きたいとは思わない。
その点、郷秋<Gauche>が知る限りにおいてこの方が連れて行ってくれた、金沢市にある某お洒落な居酒屋は満点どころか128点であった。なんでもタオルのホットマンにお勤めであった方が会社を辞めて始めた店だとか。
トイレが素晴らしいんです。清潔で程よく明るくゆったりとしたトイレで優雅に用を済ませて手を洗うと、目の前にはフカフカのホットマンの刺繍が入ったハンドタオルがずらりと並んでいる。端の一枚を取って手を拭いてカウンターの下にある籐のバスケットにポイ。あれほど優雅なトイレタイムを過ごしたことは、郷秋<Gauche>の短い?人生の中ではそう多くない。近くにある店なら毎日(トイレに?)行きたい程。近八さん、次回もよろしくね(^^)。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日に続いて「新」あじさい寺、長谷寺でのもの。よ~~く見ると人影がチラリと見えていますが、入場制限が必要な程の場所で撮ったものには見えないかと思います。
英国の調査会社「SKYTRAX」が発表した2009年の世界の空港ランキング、トイレ部門で関西空港がなんと1位に輝いたそうな。
このトイレ部門1位が相当「効いた」ようで、関空は総合でも6位にランクイン。2004年に9位でなって以来6年連続のトップ10入り。国内の空港では9位となった中部空港を上回り国内トップの座に輝いている。
トイレのお陰でランキング大幅アップとなった関空だが、当然のことだが広い意味でのホスピタリティ産業において、トイレの状態は重要なチェックポイントである。例えばレストラン。料理がどんなに美味しくても、サービスがどれほど素晴らしくても、インテリアがどんなに素敵でも、トイレが汚かったら二度と行きたいとは思わない。
その点、郷秋<Gauche>が知る限りにおいてこの方が連れて行ってくれた、金沢市にある某お洒落な居酒屋は満点どころか128点であった。なんでもタオルのホットマンにお勤めであった方が会社を辞めて始めた店だとか。
トイレが素晴らしいんです。清潔で程よく明るくゆったりとしたトイレで優雅に用を済ませて手を洗うと、目の前にはフカフカのホットマンの刺繍が入ったハンドタオルがずらりと並んでいる。端の一枚を取って手を拭いてカウンターの下にある籐のバスケットにポイ。あれほど優雅なトイレタイムを過ごしたことは、郷秋<Gauche>の短い?人生の中ではそう多くない。近くにある店なら毎日(トイレに?)行きたい程。近八さん、次回もよろしくね(^^)。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日に続いて「新」あじさい寺、長谷寺でのもの。よ~~く見ると人影がチラリと見えていますが、入場制限が必要な程の場所で撮ったものには見えないかと思います。
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ガラパゴス化現象
昨日に続いての新聞ネタである。2、3日前の読売新聞で「ガラパゴス化」という言葉を見かけた。
例えば携帯電話。1990年代初頭に実用化された日本の携帯電話第2世代の規格である「PDC」は、ヨーロッパの「GSM」との世界規格争いに敗れた。その後の第3世代ではiモードが大ヒットしたが、これは日本国内だけの話で、世界規格となっていたGSMとの互換性は無く、iモードが全世界に進出することは無かった。
このように、日本は世界に誇る最先端技術を持っていながら世界的規模での規格化が出来なかったために、その先端技術が日本国内でしか通用しない現象を「ガラパゴス化」と云うのだそうだ。ご存知の通りガラパゴス諸島(正しくはコロン諸島)は南東太平洋上にある絶海の孤島。天敵となる大型の陸棲哺乳類がいないことから独自の進化を遂げた固有主が多いことで知られるが、日本独自の技術がこのガラパゴスの独自進化に例えられているのでる。
システムの根幹になる技術の開発に膨大な費用をかけてもそれが日本国内でしか通用しない、つまり輸出ができない技術であれば開発に要した経費の回収が出来なくなるということだ。過去にはVHSのように世界を席巻した技術もあったわけだが、こと携帯電話に限っては日本はまさにガラパゴス。輸出ができないから世界市場のシェアが僅かに4%(国内メーカー10社の合計)。だから脱「ガラパゴス」を目指さなければならないと云う訳なのである。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、「新」あじさい寺、長谷寺の紫陽花。一昨日にも書いたようにここの人出は大したものですが、位置関係から人の姿を極力排した写真を撮ることが可能です。と云いながら良く見るとお堂の軒下に人影が(^^;。
例えば携帯電話。1990年代初頭に実用化された日本の携帯電話第2世代の規格である「PDC」は、ヨーロッパの「GSM」との世界規格争いに敗れた。その後の第3世代ではiモードが大ヒットしたが、これは日本国内だけの話で、世界規格となっていたGSMとの互換性は無く、iモードが全世界に進出することは無かった。
このように、日本は世界に誇る最先端技術を持っていながら世界的規模での規格化が出来なかったために、その先端技術が日本国内でしか通用しない現象を「ガラパゴス化」と云うのだそうだ。ご存知の通りガラパゴス諸島(正しくはコロン諸島)は南東太平洋上にある絶海の孤島。天敵となる大型の陸棲哺乳類がいないことから独自の進化を遂げた固有主が多いことで知られるが、日本独自の技術がこのガラパゴスの独自進化に例えられているのでる。
システムの根幹になる技術の開発に膨大な費用をかけてもそれが日本国内でしか通用しない、つまり輸出ができない技術であれば開発に要した経費の回収が出来なくなるということだ。過去にはVHSのように世界を席巻した技術もあったわけだが、こと携帯電話に限っては日本はまさにガラパゴス。輸出ができないから世界市場のシェアが僅かに4%(国内メーカー10社の合計)。だから脱「ガラパゴス」を目指さなければならないと云う訳なのである。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、「新」あじさい寺、長谷寺の紫陽花。一昨日にも書いたようにここの人出は大したものですが、位置関係から人の姿を極力排した写真を撮ることが可能です。と云いながら良く見るとお堂の軒下に人影が(^^;。
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天才少女
(前略)年末年始に開催されるニューヨーク・フィルの新年コンサートで共演する機会まで得ました。私は当時、人の評価を気にするような年齢ではありません。何も考えていませんでした。ただ、演奏中、オーケストラの楽器の様々な美しい音が聞こえてきて楽しかった。普段の練習は一人でします。たまにピアノとの共演がある程度です。様々な楽器があるオーケストラとの共演は感動しました。(後略。日本経済新聞2009年6月9日夕刊より)
わずか11歳でニューヨーク・フィル(指揮:ズビン・メータ)と共演した五嶋みどりは無我夢中で弾いたのではなく、オーケストラの演奏を楽しみながら弾いていたという訳だ。このあたりが天才と言われる所以なんだろうな。ところで昨日の夕刊の記事には4歳の時の「おさらい会」の写真が添えられていたのだが、ピアノ伴奏に「譜めくり」が付いている。4歳の少女が、伴奏に譜めくりが必要な曲を弾いたということだ。いったい何の曲だったんだろう・・・。
「人間発見」― 音楽で!「Yes We Can」―(五嶋みどり)は日本経済新聞夕刊に6月8日から連載されています。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、3年前にもご覧頂いたことがある、「星の井通り」の紫陽花に囲まれて幸せそうなポスト。最近では見かけることがめっきり少なくなったクラシックなポストですが「JP日本郵便」のステッカーが張ってあるということは現役だということですね。
わずか11歳でニューヨーク・フィル(指揮:ズビン・メータ)と共演した五嶋みどりは無我夢中で弾いたのではなく、オーケストラの演奏を楽しみながら弾いていたという訳だ。このあたりが天才と言われる所以なんだろうな。ところで昨日の夕刊の記事には4歳の時の「おさらい会」の写真が添えられていたのだが、ピアノ伴奏に「譜めくり」が付いている。4歳の少女が、伴奏に譜めくりが必要な曲を弾いたということだ。いったい何の曲だったんだろう・・・。
「人間発見」― 音楽で!「Yes We Can」―(五嶋みどり)は日本経済新聞夕刊に6月8日から連載されています。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、3年前にもご覧頂いたことがある、「星の井通り」の紫陽花に囲まれて幸せそうなポスト。最近では見かけることがめっきり少なくなったクラシックなポストですが「JP日本郵便」のステッカーが張ってあるということは現役だということですね。
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ヤナセ・ボーナス商談会
今日、ヤナセから今週末にある「ボーナス商談会」の案内が届いていた。ヤナセとは云っても郷秋<Gauche>が付き合いのあるヤナセはメルセデス取扱のヤナセ店ではなく、「ヤナセグローバルモーターズGM町田支店」。つまり、今、話題のGMグループのクルマを扱うディーラーである。
その案内にはこう書かれていた。
「GM 2008 モデルに価値あるボーナス価格車をご用意」
おいおい、「今年は2009年だろう!」と突っ込みを入れたいところなのだが、良く考えてみると、2008年モデルが売れ残っているということなんだろう。CADILLAC、SAAB、HUMMER、CORVETTの各車が、価格こそ書かれていないけれど大幅値引きらしい。かなりお買い得な感じはあるけれど、今どきわざわざGM車を買う人もいないだろうな。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、(ここだけの話ですが)昨日出かけて来た鎌倉・成就院から由比ヶ浜、材木座海岸を遠望する図。絶景なのですがとにかくすごい人出で、残念ながらとても作品にはなりませんでした。
紫陽花の開花状態はと云えば、品種と場所によりますが全体としては見頃一歩手前と云った感じでしょうか。例年に比べて開花が早いようで、明月院などはもう真っ盛り。今年行かれるなら急いだ方が良さそうです。
昔は鎌倉の紫陽花と云えば明月院でしたが、人出の多さから云えば長谷寺、成就院、明月院の順でしょうか。因みに(ケチ臭いようですが)拝観料は各300円、無料、500円でした。長谷寺が一番フォトジェニックですが、人出も多く土日にはディスニーランド並みの待ち時間の覚悟が必要なようです。
ただし、急峻ながけに沿って植えられた紫陽花の間をぬうように遊歩道が作られていますので、工夫次第では人がほとんど入らない状態で撮影することが可能です。
その案内にはこう書かれていた。
「GM 2008 モデルに価値あるボーナス価格車をご用意」
おいおい、「今年は2009年だろう!」と突っ込みを入れたいところなのだが、良く考えてみると、2008年モデルが売れ残っているということなんだろう。CADILLAC、SAAB、HUMMER、CORVETTの各車が、価格こそ書かれていないけれど大幅値引きらしい。かなりお買い得な感じはあるけれど、今どきわざわざGM車を買う人もいないだろうな。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、(ここだけの話ですが)昨日出かけて来た鎌倉・成就院から由比ヶ浜、材木座海岸を遠望する図。絶景なのですがとにかくすごい人出で、残念ながらとても作品にはなりませんでした。
紫陽花の開花状態はと云えば、品種と場所によりますが全体としては見頃一歩手前と云った感じでしょうか。例年に比べて開花が早いようで、明月院などはもう真っ盛り。今年行かれるなら急いだ方が良さそうです。
昔は鎌倉の紫陽花と云えば明月院でしたが、人出の多さから云えば長谷寺、成就院、明月院の順でしょうか。因みに(ケチ臭いようですが)拝観料は各300円、無料、500円でした。長谷寺が一番フォトジェニックですが、人出も多く土日にはディスニーランド並みの待ち時間の覚悟が必要なようです。
ただし、急峻ながけに沿って植えられた紫陽花の間をぬうように遊歩道が作られていますので、工夫次第では人がほとんど入らない状態で撮影することが可能です。
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バトン強し
第3戦中国GPでセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーに出し抜かれたのを唯一の例外として、ジェンソン・バトンが開幕以来の7戦で6勝。第7戦トルコGP終了時点での勝率は85%である。この記録は、郷秋<Gauche>の記憶によれば1994年ベネトン・フォードのミヒャエル・シューマッハとタイ記録のはずである。と云うことは、次戦でバトンが勝てばF1史上最も優れたドライバーの一人であるミヒャエル・シューマッハの記録の一つを破ることになる。
注:1994年のミヒャエルは前半圧倒的な強さを発揮したが、2戦出場停止のペナルティもあり後半はデイモン・ヒルの追い上げる受けることになる。1ポイントリードで迎えた最終戦でヒルと接触。双方のリタイヤによりミヒャエルが初のタイトルを獲得するが、後味の悪いシーズンとなった。
さて、昨日のトルコGP。モナコでは失速したかに見えたレッドブルであるが、高速サーキットであるイスタンブールで復活。3ストップというチームの作戦ミスが無ければベッテル、バトン、ウェバーの順でのフィニッシュも大いにありえた展開ではあったが、レースは結果がすべて。ベッテルのオープニングラップでの失敗に乗じてトップを奪ったバトンはその後の57周を冷静に走りきっている。見事である。
当時としては異例に若い、若干20歳でF1にデビューしたバトンは将来を大いに嘱望されながら戦闘力に欠けるマシンで苦戦、大いなる期待を持ってホンダ(BAR)に移籍するも予想外の苦戦を強いられ、テールエンドを走るホンダと共に彼のドライバー生命も終わったかに思えたが、ホンダあらためブラウンGPと共に一気にトップドライバーに返り咲いた。
F1に限らず多くスポーツにおいて、長期間の低迷を経験すると本人のモチベーションが下がり再起が困難になるものだが、そう云った一般論の中にあってバトンは稀有な例外の一人と云える。少なくとも郷秋<Gauche>が思っていた以上の才能を持ったドライバーであったと云う事だ。
さて、次戦は現在F1で使われているサーキットの中でも名うての高速サーキット、シルバーストン。4つの直線を4つのコーナーで結んだかつてのシルバーストンに若干新しい要素が加わったとは云え、高速コースという基本的な性格に変わりはない。となると、次戦もまたレッドブルがブラウンGP&を脅かす存在となることは間違いない。二週間後が楽しみである。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、先週出かけた月島で撮影したもの。「もんじゃ」の店が軒を連ねる西仲通よりも、通りと交わる裏路地が面白い。
注:1994年のミヒャエルは前半圧倒的な強さを発揮したが、2戦出場停止のペナルティもあり後半はデイモン・ヒルの追い上げる受けることになる。1ポイントリードで迎えた最終戦でヒルと接触。双方のリタイヤによりミヒャエルが初のタイトルを獲得するが、後味の悪いシーズンとなった。
さて、昨日のトルコGP。モナコでは失速したかに見えたレッドブルであるが、高速サーキットであるイスタンブールで復活。3ストップというチームの作戦ミスが無ければベッテル、バトン、ウェバーの順でのフィニッシュも大いにありえた展開ではあったが、レースは結果がすべて。ベッテルのオープニングラップでの失敗に乗じてトップを奪ったバトンはその後の57周を冷静に走りきっている。見事である。
当時としては異例に若い、若干20歳でF1にデビューしたバトンは将来を大いに嘱望されながら戦闘力に欠けるマシンで苦戦、大いなる期待を持ってホンダ(BAR)に移籍するも予想外の苦戦を強いられ、テールエンドを走るホンダと共に彼のドライバー生命も終わったかに思えたが、ホンダあらためブラウンGPと共に一気にトップドライバーに返り咲いた。
F1に限らず多くスポーツにおいて、長期間の低迷を経験すると本人のモチベーションが下がり再起が困難になるものだが、そう云った一般論の中にあってバトンは稀有な例外の一人と云える。少なくとも郷秋<Gauche>が思っていた以上の才能を持ったドライバーであったと云う事だ。
さて、次戦は現在F1で使われているサーキットの中でも名うての高速サーキット、シルバーストン。4つの直線を4つのコーナーで結んだかつてのシルバーストンに若干新しい要素が加わったとは云え、高速コースという基本的な性格に変わりはない。となると、次戦もまたレッドブルがブラウンGP&を脅かす存在となることは間違いない。二週間後が楽しみである。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、先週出かけた月島で撮影したもの。「もんじゃ」の店が軒を連ねる西仲通よりも、通りと交わる裏路地が面白い。
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D40がトップセールスって
BCNランキングによれば、5月25日~31日におけるDSLR(デジタル方式一眼レフ)の売れ筋No.1はNikonのD40レンズキットなのだと云う。もうとっくに製造・販売終了になっているのかと思ったけれど、まだ在庫はあるらしい。もっともNikonのオンラインショップでもまだ販売しているんだけどね。因みに39,800円で3年保障と5,000円分のクーポン券が付いてくるようだ。
BCNランキングは大手量販店のPOS情報を基にしてランキングを作成しているけれど、大手でもヨドバシカメラ、ヤマダ電機、コジマ、キタムラが入っていないし、マップカメラ(コンパクトタイプのNo.1がGR Digital IIだったりする)やフジヤカメラと云ったマニアックな専門店も入っていない。D40は価格.comの上位5位までには入っていないし、BCNランキングだけがすべてじゃないわけだな。
それにしてもD40って、長寿だ。登場からもう2年半にもなるのにまだ売れているんだから大したものだ。さすがに今となって600万画素は少ないように感じるかも知れないけれど、四つ切までなら全然問題ないし、画素が少ない分ノイズが少ないから高感度でも安心して使える。軽量コンパクトでありながら手に馴染む形。やっぱりD40は名機だなぁ。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日の続きだけれど撮影場所は墨田川側ではなく晴海運河側。
BCNランキングは大手量販店のPOS情報を基にしてランキングを作成しているけれど、大手でもヨドバシカメラ、ヤマダ電機、コジマ、キタムラが入っていないし、マップカメラ(コンパクトタイプのNo.1がGR Digital IIだったりする)やフジヤカメラと云ったマニアックな専門店も入っていない。D40は価格.comの上位5位までには入っていないし、BCNランキングだけがすべてじゃないわけだな。
それにしてもD40って、長寿だ。登場からもう2年半にもなるのにまだ売れているんだから大したものだ。さすがに今となって600万画素は少ないように感じるかも知れないけれど、四つ切までなら全然問題ないし、画素が少ない分ノイズが少ないから高感度でも安心して使える。軽量コンパクトでありながら手に馴染む形。やっぱりD40は名機だなぁ。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日の続きだけれど撮影場所は墨田川側ではなく晴海運河側。
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F1 2009年第7戦トルコGP予選終了
セバスチャン・ベッテルが中国GP以来のポールポジションを獲得した。モナコでは苦戦したが、最高速度320km/hのストレートと中高速コーナーを持つイスタンブールパーク・サーキットとRed Bull RB5の相性が良いようである。作戦上の失敗が無ければポール to フィニッシュもあるか。
がしかし、金曜と土曜午前のフリー走行では苦しみながらも予選ではしっかり2、3番手にバトン、バリチェロが着けていることを忘れちゃいけないよ、ベッテル君。二人はどのサーキットでも安定して速いマシンと、君には無い豊富な経験を持っているし、さらにはロス・ブラウンが控えているからね。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、またまた白黒。佃島と地続きしなってしまったかつての石川島、大川端リバーシティ21の隅田川沿いにある遊歩道で撮影したもの。
がしかし、金曜と土曜午前のフリー走行では苦しみながらも予選ではしっかり2、3番手にバトン、バリチェロが着けていることを忘れちゃいけないよ、ベッテル君。二人はどのサーキットでも安定して速いマシンと、君には無い豊富な経験を持っているし、さらにはロス・ブラウンが控えているからね。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、またまた白黒。佃島と地続きしなってしまったかつての石川島、大川端リバーシティ21の隅田川沿いにある遊歩道で撮影したもの。
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白黒でプリントしてみた
先月21日に「今どきの白黒って」と題した小文を書いた。白黒で撮ってみたくなったのだ。
方法は幾つかあるのだが結局一番お手軽な、D300の白黒モードで撮ることになった(このことは5月23日に書いた)。そして佃島と築地で撮った写真を9日間にわたってblogに掲載した。blog掲載を前提に考えれば、DSLRで撮影したのは大正解であった。Y(黄色)やO(オレンジ)のフィルター(の効果)を使ってもファインダーの映像が黄色やオレンジになることも、絞りを開けたりシャッタースピードを落とす必要も無い。大したものだ。
しかしだ、問題はプリントであった。結局、いつも利用しているチャンプ青葉台店にネット経由で依頼した。当然だが、カラーペーパーを使ってのマルチスキャン露光方式のプリントである。写真のデータには白と黒しかないはずだが、印画紙の方がカラーだから絵柄によっては微妙な赤みや青みを帯びることになる。どうも気に入らない。4号の印画紙で焼いた時のような、キュッとしまった黒にならないもの気に入らない。
どうやらデジタルデータから鑑賞に耐え得るプリントを作るためには白黒プリントの得意なインクジェットプリンターと白黒専用のプリント用紙を使うのは一番良いらしいということが判った。しかしなぁ・・・、さすがにA3ノビ対応のプリンターともなると値段もそれなりだし、第一、デカくて置く場所が無いぞ。インクが10色もあればランニングコストだって安くない。それ以前に、Nikonファンの郷秋<Gauche>としては、そのプリンターがC社製である事が気に入らない。
佃島・築地で撮った白黒の写真をカラーで撮ってみた(ちょっとややこしいか?)。天井の蛍光灯が写り込んでしまったのはご愛嬌。郷秋<Gauche>が高校・大学の頃には白黒の現像・プリントは出来てもなかなかカラーには手が出せなかったと云うのに、いまどきはカラーよりも白黒の写真を作る方が難しいとは、時代が変わったというべきだな。
方法は幾つかあるのだが結局一番お手軽な、D300の白黒モードで撮ることになった(このことは5月23日に書いた)。そして佃島と築地で撮った写真を9日間にわたってblogに掲載した。blog掲載を前提に考えれば、DSLRで撮影したのは大正解であった。Y(黄色)やO(オレンジ)のフィルター(の効果)を使ってもファインダーの映像が黄色やオレンジになることも、絞りを開けたりシャッタースピードを落とす必要も無い。大したものだ。
しかしだ、問題はプリントであった。結局、いつも利用しているチャンプ青葉台店にネット経由で依頼した。当然だが、カラーペーパーを使ってのマルチスキャン露光方式のプリントである。写真のデータには白と黒しかないはずだが、印画紙の方がカラーだから絵柄によっては微妙な赤みや青みを帯びることになる。どうも気に入らない。4号の印画紙で焼いた時のような、キュッとしまった黒にならないもの気に入らない。
どうやらデジタルデータから鑑賞に耐え得るプリントを作るためには白黒プリントの得意なインクジェットプリンターと白黒専用のプリント用紙を使うのは一番良いらしいということが判った。しかしなぁ・・・、さすがにA3ノビ対応のプリンターともなると値段もそれなりだし、第一、デカくて置く場所が無いぞ。インクが10色もあればランニングコストだって安くない。それ以前に、Nikonファンの郷秋<Gauche>としては、そのプリンターがC社製である事が気に入らない。
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佃島・築地で撮った白黒の写真をカラーで撮ってみた(ちょっとややこしいか?)。天井の蛍光灯が写り込んでしまったのはご愛嬌。郷秋<Gauche>が高校・大学の頃には白黒の現像・プリントは出来てもなかなかカラーには手が出せなかったと云うのに、いまどきはカラーよりも白黒の写真を作る方が難しいとは、時代が変わったというべきだな。
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南北で両極端
静岡空港が開港した。狭い日本に98番目の空港が誕生したことになる。
今日の日本経済新聞には「100空港時代 開けぬ視界」と題する半10段の大きな記事が掲載されていたい。その記事の中で、乗降客数を縦軸に、収支を横軸にした地方空港の経営状況を表した散布図が載っていたが、郷秋<Gauche>はこの散布図に興味をひかれじっくりと眺めて見た。なかなか興味深い情報を読み取ることが出来た。
一般に経営が厳しいと云われる地方空港だが、すべての空港が厳しいわけではなく、乗降客数、収支状況共に大きな差があることがわかった。もっとも経営状況が良いのが鹿児島空港で年間の乗降客数約550万人で約10億円の黒字(以下同順で記載)。沖縄とは違い鉄道での移動ももちろん可能だが、本州まで出かけようとすれば、それが大阪であろうと東京であろうと、所要時間と費用を考えれば飛行機を使うのが一般的な地理条件である。
ならば北の端、釧路空港の経営状態も良いのかと思えば然に非ず。100万人と乗降客数は福島、花巻両空港の倍程の規模だが収支は10億円の赤字と、全国屈指の低空飛行。東京、大阪どころか札幌や釧路などへも飛行機を利用することもある地理条件だが、鹿児島と比べ住んでいる人の数が違うということか。でも観光客は北海道・道東の方が鹿児島よりも多そうな気がするのは郷秋<Gauche>の思い込みか。
一般的には乗降客数が多ければ収支は黒字、少なければ赤いとなるが、60万人程度の帯広空港、110万人程度の女満別空港の赤字は共に1億円程度と、釧路空港と比較するとその赤字額は小さい。また、110~130万人程度の秋田・旭川両空港は収支トントン、140万人の岡山は1億円、120万人の富山は2億円の黒字。この差はどこから出てくるものなのか。
ただし、現在は黒字経営であっても将来的には不安材料を抱えた空港も少なくない。その代表が富山空港だろう。北陸新幹線が開通すれば乗降客は大幅に減少し赤字転落もまず間違いないだろう。青森空港も新幹線伸張後は赤字幅拡大必至、更に新幹線が津軽海峡を渡れば(くぐれば)函館空港にも影響が出るだろう。
郷秋<Gauche>的には50万人、6億の赤字を出している、地元福島空港の行く末が心配だぞ。大した必要性も無い中で、首都移転絡みで無理やり造った感の強い福島空港だけに、もはや重荷以外の何者でもないと云った感じだな。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、多分、花菖蒲(はなしょうぶ)。似た花にあやめ、かきつばたがある。慣れれば一目瞭とも云われているが、乾いた場所で育つあやめは判ってもかきつばたと花菖蒲の区別が郷秋<Gauche>にはいまだに判らない。ちなみにこれは、浜離宮恩賜庭園で撮ったもの。
今日の日本経済新聞には「100空港時代 開けぬ視界」と題する半10段の大きな記事が掲載されていたい。その記事の中で、乗降客数を縦軸に、収支を横軸にした地方空港の経営状況を表した散布図が載っていたが、郷秋<Gauche>はこの散布図に興味をひかれじっくりと眺めて見た。なかなか興味深い情報を読み取ることが出来た。
一般に経営が厳しいと云われる地方空港だが、すべての空港が厳しいわけではなく、乗降客数、収支状況共に大きな差があることがわかった。もっとも経営状況が良いのが鹿児島空港で年間の乗降客数約550万人で約10億円の黒字(以下同順で記載)。沖縄とは違い鉄道での移動ももちろん可能だが、本州まで出かけようとすれば、それが大阪であろうと東京であろうと、所要時間と費用を考えれば飛行機を使うのが一般的な地理条件である。
ならば北の端、釧路空港の経営状態も良いのかと思えば然に非ず。100万人と乗降客数は福島、花巻両空港の倍程の規模だが収支は10億円の赤字と、全国屈指の低空飛行。東京、大阪どころか札幌や釧路などへも飛行機を利用することもある地理条件だが、鹿児島と比べ住んでいる人の数が違うということか。でも観光客は北海道・道東の方が鹿児島よりも多そうな気がするのは郷秋<Gauche>の思い込みか。
一般的には乗降客数が多ければ収支は黒字、少なければ赤いとなるが、60万人程度の帯広空港、110万人程度の女満別空港の赤字は共に1億円程度と、釧路空港と比較するとその赤字額は小さい。また、110~130万人程度の秋田・旭川両空港は収支トントン、140万人の岡山は1億円、120万人の富山は2億円の黒字。この差はどこから出てくるものなのか。
ただし、現在は黒字経営であっても将来的には不安材料を抱えた空港も少なくない。その代表が富山空港だろう。北陸新幹線が開通すれば乗降客は大幅に減少し赤字転落もまず間違いないだろう。青森空港も新幹線伸張後は赤字幅拡大必至、更に新幹線が津軽海峡を渡れば(くぐれば)函館空港にも影響が出るだろう。
郷秋<Gauche>的には50万人、6億の赤字を出している、地元福島空港の行く末が心配だぞ。大した必要性も無い中で、首都移転絡みで無理やり造った感の強い福島空港だけに、もはや重荷以外の何者でもないと云った感じだな。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、多分、花菖蒲(はなしょうぶ)。似た花にあやめ、かきつばたがある。慣れれば一目瞭とも云われているが、乾いた場所で育つあやめは判ってもかきつばたと花菖蒲の区別が郷秋<Gauche>にはいまだに判らない。ちなみにこれは、浜離宮恩賜庭園で撮ったもの。
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中古のレクサスを買ってクビになった社長
3月に就任したばかりの社長が取締役会決議を経ずに「中古」のレクサスを社長車として買ったことが問題になり、1日深夜に開催された取締役会で社長を解任されたとのニュース。
「事件」のあった会社は一般企業として初めて信託業に参入したジャパン・デジタル・コンテンツ(JDC)信託(東証マザーズ上場)」で、解任された社長は平田充氏(62歳)との報道。残念ながら(とういか、当然)、どう云う会社でどう云う方なのか、郷秋<Gauche>は全然知らない。
東証マザーズ上場企業の社長専用車としてレクサスは相応しいとは思うけれど、問題は件の会社が今年3月期まで5期連続の純損失であったこと。ガンガン儲かっていれば問題にはならなかったのかも知れないな。それはともかく、この「事件」で可笑しいのは買ったのが「中古」であったこと。
平田氏は、5期連続の純損失だからと遠慮して「中古」にしたんだろうけれど、利益が出ていないのにレクサスはまずいよね。しかも中古とは云え870万円だって。レクサスと一口で云っても社長車ならISじゃなくてLSだろう。LSともなれば中古とは云え870万円では LS600hは無理だから LS460かな?
しかし何を血迷ったんだろうね、平田氏。利益も出ていないのに、中古にしても870万円のレクサスなんか買っちゃって。大抵の企業は経理規定で、例えば100万円以下の買い物は部長決済でいいけど、500万円以上の買い物は取締役会の承認が必要、なんて決まっているんだと思うけど、件の会社にはそんな社内規定が無かったのか新米社長が知らなかったのか。他の取締役から嫌われていて、それでハメられたのか。
一口に「社長」とは云ってもオーナー社長ならいざ知らず、雇われ社長は大した権限があるわけじゃないから辛いよね。ましてやこんなことでニュース沙汰になっちゃって。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、額紫陽花。いよいよ紫陽花の季節ですね。昨年は撮りに行くことができませんでしたが、今年は行けるかな?
「事件」のあった会社は一般企業として初めて信託業に参入したジャパン・デジタル・コンテンツ(JDC)信託(東証マザーズ上場)」で、解任された社長は平田充氏(62歳)との報道。残念ながら(とういか、当然)、どう云う会社でどう云う方なのか、郷秋<Gauche>は全然知らない。
東証マザーズ上場企業の社長専用車としてレクサスは相応しいとは思うけれど、問題は件の会社が今年3月期まで5期連続の純損失であったこと。ガンガン儲かっていれば問題にはならなかったのかも知れないな。それはともかく、この「事件」で可笑しいのは買ったのが「中古」であったこと。
平田氏は、5期連続の純損失だからと遠慮して「中古」にしたんだろうけれど、利益が出ていないのにレクサスはまずいよね。しかも中古とは云え870万円だって。レクサスと一口で云っても社長車ならISじゃなくてLSだろう。LSともなれば中古とは云え870万円では LS600hは無理だから LS460かな?
しかし何を血迷ったんだろうね、平田氏。利益も出ていないのに、中古にしても870万円のレクサスなんか買っちゃって。大抵の企業は経理規定で、例えば100万円以下の買い物は部長決済でいいけど、500万円以上の買い物は取締役会の承認が必要、なんて決まっているんだと思うけど、件の会社にはそんな社内規定が無かったのか新米社長が知らなかったのか。他の取締役から嫌われていて、それでハメられたのか。
一口に「社長」とは云ってもオーナー社長ならいざ知らず、雇われ社長は大した権限があるわけじゃないから辛いよね。ましてやこんなことでニュース沙汰になっちゃって。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、額紫陽花。いよいよ紫陽花の季節ですね。昨年は撮りに行くことができませんでしたが、今年は行けるかな?
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ニューGM
周知の通り2008年まで自動車販売台数世界一の座に君臨した巨人、ゼネラル・モータース(GM)が昨日(2009年6月1日)連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)適用を申請し経営破綻した。今後60~90日程度で破産手続きを終え再建すると云う。つまり、一昨日まで存在したGM(便宜上「旧GM」と標記)はなくなるが、その有形・無形の財産は「新GM」に引き継がれると云う事らしい。
旧GMと新GM、何が違うのかと云えば、たぶん経営者が変わり(旧GM経営陣は退陣)、従業員の一部は解雇され、借金の一部は棒引きさて、不採算部門(ブランド)及び海外子会社(サーブ、オペル、ヴォクスホール。そう云えば、オーストラリアのホールデンの噂を耳にしないがどうなっているんだろう)は売却もしくは消滅し、スリムな会社になって再スタートするということだろう。
新GMが実質的に始動するのは2010年になることだろうが、2007年に936万台でトヨタと販売台数世界一の座を競った(この年は3000台の僅差でGMの勝ち)GMの販売台数がトヨタとどの程度の差がつくのか興味深いところであるが、今日の日経によれば、VW(623万台、2008年実績。以下同様)、ルノー・日産(608万台)の下あたりに来るだろうという予想。その通りならフォード(540万台)までの4社で熾烈な順位争いとなりそうであるが、郷秋<Gauche>はフォードよりも下ではないかと予想しておく。
さて、先に破産手続き後にスタートすると書いた新GMだが、実はWeb上では既にスタートしている。
http://www.new-gm.com/japan/jap/index.html
郷秋<Gauche>が何故こんな事を知っているのかと云えば、郷秋<Gauche>がオペル・アストラのオーナーだからである(306とサヨナラして早や4ヶ月。後継車は未だ決まっていない。トホホ・・・)。オペルは3年前に日本から撤退。5月末にカナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルに売却され、ついには親会社のGMが破綻。
こんな状態で今後もオペルに乗り続けることが出来るのかと不安になり検索した結果辿り着いたのが上記のニューGMのサイト。ここには次のように書かれていた。
お客様ならびに販売店に対しキャデラック、サーブ、ハマー、コルベット、トレイルブレザー、オペルなど、ゼネラルモーターズブランドの商品に関して、車両、部品の供給並びにメーカー保証を含む一連のサービスは継続して行われます。
この言葉を信ずるならば、今しばらくはオペル車に対するサービスも継続されると云うことのようである。日本においてGMグループ車の販売を手がけるヤナセグローバルモーターズも当面GM車(サーブも?)の販売及びサービスを継続するとのことだが、「当面」とか「等分の間」程当てにならない言葉は無い。一週間後に「止めます」と発表すればそれですべては終わってしまうのだから。
今日の日経に、GMが2000年前後のピーク時には年45,000台を販売したと書いてあったが、この内の大部分はオペルブランドのはず。そしてここ数年は1000台程まで落ち込み、販売店舗数も約100店から現在は14店まで減少しているとのこと。こりゃGMも遠からず日本から完全撤退だな。
例によって記事本体とは何の関係も無い今日の一枚は、我が家の庭で咲いていた白妙菊(しろたえぎく)の花。白妙菊は地中海沿岸原産の常緑多年草。検索してみるとほとんどのサイトで「葉の全面に金白色の柔らかい毛が密生して美しい」というような説明がされ、写真もその美しい葉のもの。ちゃんと花が咲くのに主役はあくまでも「葉」。なんとも気の毒な白妙菊の花である。
旧GMと新GM、何が違うのかと云えば、たぶん経営者が変わり(旧GM経営陣は退陣)、従業員の一部は解雇され、借金の一部は棒引きさて、不採算部門(ブランド)及び海外子会社(サーブ、オペル、ヴォクスホール。そう云えば、オーストラリアのホールデンの噂を耳にしないがどうなっているんだろう)は売却もしくは消滅し、スリムな会社になって再スタートするということだろう。
新GMが実質的に始動するのは2010年になることだろうが、2007年に936万台でトヨタと販売台数世界一の座を競った(この年は3000台の僅差でGMの勝ち)GMの販売台数がトヨタとどの程度の差がつくのか興味深いところであるが、今日の日経によれば、VW(623万台、2008年実績。以下同様)、ルノー・日産(608万台)の下あたりに来るだろうという予想。その通りならフォード(540万台)までの4社で熾烈な順位争いとなりそうであるが、郷秋<Gauche>はフォードよりも下ではないかと予想しておく。
さて、先に破産手続き後にスタートすると書いた新GMだが、実はWeb上では既にスタートしている。
http://www.new-gm.com/japan/jap/index.html
郷秋<Gauche>が何故こんな事を知っているのかと云えば、郷秋<Gauche>がオペル・アストラのオーナーだからである(306とサヨナラして早や4ヶ月。後継車は未だ決まっていない。トホホ・・・)。オペルは3年前に日本から撤退。5月末にカナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルに売却され、ついには親会社のGMが破綻。
こんな状態で今後もオペルに乗り続けることが出来るのかと不安になり検索した結果辿り着いたのが上記のニューGMのサイト。ここには次のように書かれていた。
お客様ならびに販売店に対しキャデラック、サーブ、ハマー、コルベット、トレイルブレザー、オペルなど、ゼネラルモーターズブランドの商品に関して、車両、部品の供給並びにメーカー保証を含む一連のサービスは継続して行われます。
この言葉を信ずるならば、今しばらくはオペル車に対するサービスも継続されると云うことのようである。日本においてGMグループ車の販売を手がけるヤナセグローバルモーターズも当面GM車(サーブも?)の販売及びサービスを継続するとのことだが、「当面」とか「等分の間」程当てにならない言葉は無い。一週間後に「止めます」と発表すればそれですべては終わってしまうのだから。
今日の日経に、GMが2000年前後のピーク時には年45,000台を販売したと書いてあったが、この内の大部分はオペルブランドのはず。そしてここ数年は1000台程まで落ち込み、販売店舗数も約100店から現在は14店まで減少しているとのこと。こりゃGMも遠からず日本から完全撤退だな。
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例によって記事本体とは何の関係も無い今日の一枚は、我が家の庭で咲いていた白妙菊(しろたえぎく)の花。白妙菊は地中海沿岸原産の常緑多年草。検索してみるとほとんどのサイトで「葉の全面に金白色の柔らかい毛が密生して美しい」というような説明がされ、写真もその美しい葉のもの。ちゃんと花が咲くのに主役はあくまでも「葉」。なんとも気の毒な白妙菊の花である。
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