弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

判事が実娘に虐待(アメリカ)のユーチューブ

2011年11月04日 | ひろみ塾・法律編

親による暴力、虐待は信じられないものがあります。

しかし、このユーチューブ、これほど衝撃的なものはありません。

父親は現職の判事です(アメリカ、テキサス州、アランサス)。
ファミリーローの判事で、子供の虐待事件も扱っています。
このビデオの撮影は2004年で
被害者の娘は当時16歳です。
ようやく、7年後の2011年10月27日に
ユーチューブで公表することにしたのです。

どうやら、違法な音楽やゲームをダウンロードしたということのようですが、
それにしてもベルトで20回も殴っています。
妻も1回殴っています。
怖いのは虐待する親たちが怒りに駆られてというのではなく、
冷静なように見えることです。

ユーチューブを見てください。全部で7分強あります。長いです。

 

当事者である判事は基本的には認めているようです。
ビデオでみるほどひどくはなかったと言っているようです。

捜査が始まったばかりということですが、暴力は日常的だったのではないか
と思われます。

判事という職業を考えると背筋が凍る思いがします。

ここをクリックしてください。
当該判事の公式写真も見ることができます。
なお、この夫婦は2007年離婚しており、判事は性格の不一致と
主張しているものの、妻の方は精神的虐待を反訴で離婚原因としている
とのことです。
虐待が日常的だった可能性がありそうです。

人間というのは本来、残虐なのだと思います。

例によって話がそれますが、
実は、虚飾の聖域を出版して以来、不当な仕打ちを受けたという
弁護士さんたちから相談や経験談をいただくことがあります。
その中で、自ら裁く方の綱紀委員をしていたという先生
(それにもかかわらず不当な処分を受けたというのですが)から
お話を聞きました。
それによると、綱紀委員として仲間の弁護士を痛めつけることが
すごい快感をだったというのです。
なんとも言えない快感だということでした。
ですから、これでもかというほど痛めつけるんですって。
そのうち、もう何が正しいかなど問題ではなくなるというのです。
ですから、綱紀委員は弁護士たちに人気があり、
希望が殺到しているので、残留はなかなか認められないという
ことでした。
この話(一種の告白ですね)を聞いて納得です。
自分より優秀できちんとした仕事をし、収入も多いと、嫉妬し、
懲らしめ、快感を得るというのです。
冤罪などあって当たり前というわけです。
私が指摘したとおりであることを図らずも委員をしていた本人の
経験談として聞いてしまいました。
怖いですね。

さて、このユーチューブをみて皆さん、どうお思いでしょうか。

人間の深淵を見た感じがし、本当に怖くなりました。


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