妻一人 子一人 と 一匹

2005.9.26 『妻一人 子一人』としてスタート
2010.3.18、2021.8.28、2023.3.26 改変

一億総エンガチョ

2021年08月15日 13時09分13秒 | Weblog
先週の日曜日でオリンピックが終わった。競技以外のことで

相変わらずグダグタやっているのがなんだか滑稽に見えてくる。

なんといっても極めつけは、名古屋市長のメダル噛みつき事件。

あんなに吐き気をもよおす映像は、あまり記憶にないような気がするくらい

とにかく不快だった。あの映像はもうなるべく見ないようにしたい。

で、金メダルは無事交換された。純金製ではなくリサイクル金属だそうだから

ムダな出費というほどでもないだろう。

一度たりともああいった風情の政治家の唾液と口の中の細菌が

付着したものを、持ち続けなければならないというのが回避されたのだから

なにはともあれ一件落着だ。

それにしても、”一億総エンガチョ”現象というのがまた笑える。

あの政治家のあの行為を、「おもしろい!最高!」なんて思った人は

いるのだろうか。もしいたら”一億総エンガチョ”現象説は

誤った認識ということになるが、あの行為をよしとする人は、

世界的に見ても皆無に等しいのではないだろうか...

「なんでこんなに怒られるのだろう」という感じに満ちあふれた

謝罪会見でまた火に油を注いだ。”言葉を失う”とはまさにこの事だと思った。

さらに畳み掛けるように”球界のご意見番”が、”また”やらかした。

こちらも誰がどうみても謝り方が間違っている。たまたまテレビをつけたら

謝罪の言葉を述べていたが、よくよく聞いてみるとぜんぜん謝っていない。

ハリさんも、何がどうしてこんなことになっているのか

よくわかっていないことだろう。

これが高齢化社会の次のステージである高齢社会なのだろうかと思うと、

苦笑いがとまらない。

案の定

2021年07月25日 13時25分35秒 | Weblog
東京五輪は開催が決まったときから私はどちらかというと否定的だった。

でもいざ始まってみたら、きっとご多分に漏れることなく

バカ騒ぎしてるんだろうな...


見事なまでにそのとおりとなった。

開会式はスマホ画面見ながらとはいえ、我が家のテレビは

最初から最後までつきつぱなしだった。スマホ見ながらだったので

クライマックスのひとつだった1824台のドローンによるあのシーンは

おもいっきり見逃してしまった(笑)

水泳、卓球、体操、柔道などなど、もうドハマリもいいところで、

日本人選手の活躍に手を叩いて一喜一憂している有り様である。

カネがかかりすぎだとか、いろいろなヤジは飛び交っているようだが、

それがもとで内戦が始まるわけでもなく、そんな雑音は一切排除して

私は世界中のアスリートたちの一挙一動に集中したいと思う。

あー、閉会式まで仕事したくないなー

真夏の闘い

2021年06月26日 17時04分02秒 | Weblog

いつのことだったか、東京五輪開催反対署名団体に好きな作家が名前を連ねていて、

とてもがっかりしたのはそれほど前のことではなかったような気がする。

森さんの失言騒動のあとだっただろうか。

”東京五輪ホントにやるの?”と半信半疑というか、”無理じゃねえの?”と思っていたら

どうやら開催するのは確実らしい。

ひとたび始まれば私はテレビに釘付け・・・ってほどでもないだろう、たぶん。

とにかく来月下旬の4連休が楽しみ。それこそが重要である。

よく考えてみたら、オリンピックに夢中になったことはそんなにないような気がする。

テレビを見て感動したことなどあっただろうか。

あ、思い出した!

ベンジョンソンがカールルイスに勝ったソウル五輪男子100m決勝は、

テレビの前で手に汗握りながら観戦していた。

しかしベンジョンソンはドーピングで失格となり、当時の世界記録は

ウサインボルトがシラフで塗り替えた。

長野五輪の男子団体スキージャンプ、職場でテレビがつけっぱなしになっていて

職員同士でワーッとなった。私もワーッとなったかどうかは覚えていない。

そのくらいかな・・・

 

いざ始まったら、テレビ、ネットなどの各メディアはまたバカ騒ぎするだろうし、

政治家はホッと胸をなでおろすことだろう。

とても興味があるのはこの期に及んでまだ中止を訴えている人たちだ。

あの人たちは東京五輪が始まったらどうするつもりなんだろうか。

開催中もデモとか座り込みとかやるのかな。

酷暑の中、きっと彼らも闘うんですよね最後まで。ガンバッテね。

とにもかくにも大人の都合で振り回される若年層が気の毒でならない。

数は減っていく一方みたいだし、この先ホントにどうなってしまうんだろうか。

大人が言ってることは信じるもんじゃないよ、と言ってみたところで

もう私もしっかりおじさんだからな。

説得力なさすぎるか・・・


なつかしさとうれしさと

2021年06月19日 14時26分21秒 | Weblog

先週の土曜日に放送された「キングオブコントの会」、いろんな思いが湧き出てきてうまく書き表せないまま一週間がたってしまった。

ようやく頭の中でまとまってきたので、書いてみたいと思う。

 

「キングオブコント」という番組を、開始時間から全部見るようになったのはここ2年くらいである。

歴代の優勝者を見ると、現在テレビ番組の第一線で活躍されている方がほとんどだ。

ネットフリックスで過去の「M-1グランプリ」を無料体験期間中にすべてチェックしたことがあった。

「キングオブコント」も、どこかのサブスクで過去の回を配信していないものだろうか。

その歴代王者または決勝進出者の方々が一堂に集結し、新作コントを披露するという「キングオブコントの会」。

もちろんどのコントも面白かったのだが、やはり私の一番のお目当ては審査委員長でもある松本人志さんによる、テレビでは20年ぶりとなる新作コントだった。

お笑いに限らず、昔夢中になっていた番組でも今見てみるとそれほどでもないという経験は多々あるので、もしかしたら”懐かしい”という

感覚しか起きないかもしれない・・・と少し気になっていたが、これがとんでもなかった。

 

「おめでとう」と「管理人」

 

どちらのコントにも、松ちゃん演ずる狂人が登場してくるのだが、最後にはその狂っているハズの人物に心惹かれてしまっているという点では

共通していると思う。※私個人の感想です。

「おめでとう」は、オールスターキャストのような豪華な顔ぶれの集団コント、「管理人」は松本さんご指名の後輩と二人だけのコントだった。

私のツイッターのタイムラインに、リアルタイムでその番組を見ているらしい芸人さんのツイートが流れてきた。

「面白く羨ましく悔しい。それはもう頭が破裂するほどに。」

おそらくは、自分もあの集団コントに参加することができたなら・・・!という強い気持ちの表れなのかもしれない。

私も頭が破裂するんじゃないかってくらい笑い転げていた。それに加えて内臓がひっくり返ってしまうかってくらいに。

そして私も羨ましかった。人前に出て何か面白いことができるような才能はないけれど、あの番組の制作に少しでも関わることができたなら、

もう死んでもいいってくらいの気持ちになっていたことだろう。

でも私の場合「悔し」くなることはなく、とてもうれしい気持ちになったような気がした。

テレビ画面に映っている人たち全員、生まれも育ちも現在の暮らしも何から何まで違うのに、

あのころの毎週日曜8時には、自分と同じ番組を見てゲラゲラ笑っていたのだ・・・なんてことを考えると、

それだけで最高に楽しい気分になれたのだ。

 

ホントにいいモノを見せてもらった。高画質で録画しておいてよかった。編集して保存版にしておこうと思う。


予想屋さんたち

2021年06月16日 23時20分14秒 | Weblog
「変異株による第5波で東京大空襲や原爆のように襲ってきて敗北を迎える」

「コロナはただの風邪だ」

さて、当たるのはどっちか。見事的中した方は、

「だから言ったとおりじゃないか❗」

と勢いづいて鼻の穴を広げ己の説をまくし立てるのだろうか。

いやいやいや、冷やかしてはいけませんな。みんなマジメもマジメ、

大真面目で言ってるんですから...。

しかし私にはどんなに立派な説であっても、所詮競馬の予想と

あまり変わらないんじゃないかという気がしてならない。

だから情報収集しようと思い立ってみたところで、最後は結局プロレス動画...

という具合である。

競馬中継で破り捨てられたハズレ馬券が

風に舞い散る映像は、儚くてとても好きだ。

さもしい

2021年06月07日 22時42分28秒 | Weblog
昨年の特別定額給付金を受け取った国民は、全体の99.4%にもなるそうだ。

当時の政権をケチョンケチョンにけなしたり、政権打倒を高らかに叫んでいた

連中の9割9分も、お上が国民ひとりあたりにバラまいた10万円を

しっかり受け取っていたということになる。

政治はアテにならん!
政治家なんか信用できん!

...表向きにはそんな具合に装っている私も、もらえるものはしっかりともらった。

本気度がうかがい知れるというものだ。

こんな国民ばかりじゃ政治家にナメられてもおかしくない。

オリンピックはもう後戻りできないところまで来んだから、

グズグズ文句いったところでもう仕方がない。

失敗したら全部政治家のせいにすればいいだけじゃないのか?

中止を唱える専門家と呼ばれる輩はただ保身に走っているだけにしか見えない。

かといって開催を応援する気にもなれない。

あーあ、早く終わんねぇかなー

スケジュール管理

2021年05月30日 14時43分44秒 | Weblog

一回目の単身赴任が終わって4月から週末・週明けの長距離ドライブがなくなったので、時間的な余裕ができたと思っていたのだが、

せっかく増えたこの時間的な余裕をまだ使いこなせていない。

NHKの朝ドラは毎晩チェックできるようになった。3月までは夕食後に毎晩チェックしていたラジコのタイムフリーなどで聴いていたラジオ番組は、

朝晩の通勤中に消化。4月から始まった4Kリマスター版の「ウルトラQ」と「ウルトラセブン」、友人からレンタルした「アオイホノヲ」13巻、

「ザンボット3」のDVD全4巻、毎週録画しているお笑い番組、CSチャンネルで放送されている昭和~平成初期の新日本プロレスと大忙しである。

もう全然時間が足りない。「アオイホノヲ」を読んでいたら、全巻読破したくなるマンガのタイトルが次々に登場する。

宿題がどんどん積み重なっていく感じである。

近々CSチャンネルで「新世紀エヴァンゲリオン」の再放送も始まるらしい。ブログも書きたい、スマホゲームもやりたい。

・・・本業はどこへいった?・・・

 

そんなわけで、朝起きて就寝時間までの仕事以外の時間を本格的に管理していかなくてはいけないという事態に陥っている。

とってもしあわせな時間であることには違いない。

 

コロナ騒動のせいで大変なことになってしまった人たちにも、どうか早く日常が戻ってきますように(祈)・・・

 

 


数字

2021年05月29日 21時28分41秒 | Weblog

コロナ騒動にしても、オリンピックを開催するか中止するかの話にしても、

やれ感染者が何人とか開催する場合と中止の場合の損失額がどうとか、

全部数字に置き換えられる。どうやらこれが私のモヤモヤの原因らしい。

否応なしに「この数字を信じなさい!」といった情報を突きつけられる。

そんなに数字って万能なのか?

ホントかよそれ...

いやいやそれまちがってるかもしれんし...

こんなこと毎日考えながら暮らしてたらそりゃモヤモヤしてくるわけだ。

こういうのからは早く抜け出さなきゃいけない。

ていうかそういうものに近づかなければいいんだな。

実家の高齢の両親は、ワクチン接種の予約がとれたそうだ。

とりあえずよかった。

相変わらず医療従事者の方たちの仕事は大変なことになってるそうだ。

私はもしコロナウイルスを発症したら自力で治癒する自信がないので、

医療のお世話にならないためにも感染対策はできるだけのことをしていきたい。

”すうじ”とかけまして、日本の”せいじ”と解きます。その心は、

どちらもあてになりません。

あんまり上手くねーな...


日本特別自治区かState of Japan か

2021年05月24日 22時48分16秒 | Weblog
この状況下、某大国が南方から侵攻してきたらひとたまりもないだろう...

唐突だがこんな物騒なことを想像してみた。

同盟国はホントに護ってくれるのか。そこまで面倒みてくれるのだろうか。

かといってこの国には他国と戦争するだけの力はもうないような気がする。

コロナ騒動のおかげで経済はズタズタ。オリンピックはやってもやらなくても

きっと大赤字。未曾有の事態はまだまだ続くだろう。

果たして自力で立ち直れるのか。

日本という国がなくなってどちらかの大国のお世話になる日が

刻一刻と近づいて来ているような不吉極まりないことを思い付いた週明けでした。

ピークアウト(コロナのことではありません)

2021年05月16日 13時22分24秒 | Weblog

現在闘病中の「燃える闘魂」ことアントニオ猪木さんが新日本プロレスを旗揚げしたころからを振り返る番組がとても面白かった。

テレビ朝日に現存するもっとも古いとされているらしい猪木さんの試合のVTRは、まだ日本プロレス時代の1969年、

NWA選手権試合の対ドリーファンクJr戦だった。猪木さん本人がベストバウトの一つとして認めるほどの好試合で、

スター選手が華やかにリングの上を躍動する現在のエンタメプロレスとは全く異世界の古き良きプロレスが、そこでは繰り広げられていた。

その次にはNWF選手権試合の対タイガージェットシン戦、師匠である力道山の十三回忌興業を蹴ってまで

自分の団体の興行にこだわった1975年の対ビルロビンソン戦など、興味深いものばかりが特集されていた。

このビルロビンソン戦は、猪木さん本人はあまり気に行っていないという説があるらしい。

ジャイアント馬場さんが中心となって開催しようとした十三回忌興業、馬場さんとのライバル関係を貫くためには、

ライバル団体に顔を出してまで義理を果たすことより、自分の理想のプロレスを追求することを選んだということなのだろうか。

この一件で子弟関係にあった力道山家からは破門され、10数年の長きにわたって全日本と新日本の抗争が勃発したようだ。

なぜ文章がすべて伝聞調なのかといえば、私がプロレスを見始めたのは初代タイガーマスクが登場してきたころの1981年で、

それ以前のことや初代タイガーがテレビで見ることができなくなった1983年以降の新日本プロレスのことはリアルタイムで見ていなかったからである。

このころから2000年代に至るまでの20年は、プロレスが一番面白い時代だったと思うのだが、私は1991年頃までプロレス熱が再燃するまで遠ざかっていた。

あとからさかのぼってレンタルビデオで観たものの、やはりリアルタイムで見ていなかったことがとても悔やまれる。

初代タイガーマスクが「四次元殺法」で会場が大爆発するくらいに盛り上がり、そのあとメインに燃える闘魂が登場、横綱相撲で相手を仕留める。

当時小学生3年生で、ただ初代タイガーがかっこいいこと以外何にもよく分からなかったが、タイガー以上の猪木の強さは何となく伝わってきた。

”猪木は新日本プロレス、もしかしたら日本で一番で最強・・・”

しかし私が最強だと思っていた頃の猪木さんは糖尿病に苦しんでいるころで、全盛期はとっくに過ぎていたというのが前述の番組での解説だった。

それはビルロビンソン戦を見れば一目瞭然。結果はいわずもがな引き分け決着で終わるのだが、最後の数秒間の肘打ちの応酬はすごかった。

容姿端麗・筋骨隆々のプロレスラーたちが、縦横無尽に動き回り華麗な技を次々と繰り出す最近のプロレスもそれはそれで見ごたえがあるが、

私はそれとは反対の昭和プロレスの方が好みであることが改めてよーくわかった日だった。