カラダの一部

春の引越しは３年連続である。

一昨年は、直前に家族みんなで胃腸炎。

昨年は一か月前に、インフルエンザ。

さて今年は・・・もう勘弁してくれ・・・


兄の引越しの進捗状況をドキドキワクワクしながら見守っていた。

一番気になっていた義理の姉のピアノが無事到着し、部外者でありながらとても嬉しくなった。

たぶん４０年くらい義姉といっしょだったアップライトピアノ。

ダンナの都合で離れ離れになってしまうのは、義姉にとってもピアノにとってもあまりにも気の毒ではないか。

主を追いかけてはるばる津軽海峡を渡ってやってきたピアノを見せてもらうのが楽しみだ。


きっと、義姉がピアノを弾くのは生活の一部になっているのだろう。

身体の一部といっても良いかもしれない。

今まで何をやっても、身についた試しがない私にとっては、それが一番羨ましい。