妻一人 子一人 と 一匹

2005.9.26 『妻一人 子一人』としてスタート
2010.3.18、2021.8.28、2023.3.26 改変

あの国

2017年08月06日 18時37分55秒 | Weblog
今日は広島に原子爆弾が落とされてから、今日で72年目。

以前オバマ大統領が広島に訪れ、被爆者の代表と抱擁していた映像を見て、

私の兄は「キン○マを握られたような・・・」と下劣極まりない例えで、

その時の思いを述べていた。

なんて下品なことを言うのだろうとその時は思ったが、少し離れたところに

核兵器発射ボタンが格納されたケースを持参していて、結局のところは

パフォーマンスでしかなかったのだと知った。

「キ○タマを・・・」というのとは違うが、もの凄くガッカリした。


「日本人としての誇りを取り戻すべく、押し付けられた憲法を改正し、真の自立を目指すべし!」

といった勇ましい意見は確かにごもっともだと思うが、そもそも安保やら地位協定やらで、

頭とか首根っこを押さえつけられているんだから、言葉に出すのは簡単だが、

どこにあるかもわからない理想郷を探すのと一緒で、私の耳には、どうしても実体抜きの

精神論・感情論にしか聞こてこない。思想バブルとでも言うべきか。

反対派のヤジに「負けるわけにはいかないんです!」とムキになる人と同次元に思えてならないのだ。

スポック副長だったら、どちらも意見にも「それは非論理的ですね」の一言で片づけてしまうだろう。


もっとこうわかりやすく論理的に、「こうやって考えていけばうまくいくんじゃない?」と

言ってくれる人が、もっと出てきてくれないものか。


本当に手を切れないものなのだろうか、あの国と。

手始めにあの国と手を切ってみたらどうか。