先月録画したガンダム全シリーズの投票がどうのこうのという番組を、ようやく見終えた。
ランキング発表の合間には、ガンダムの生みの親である富野監督のインタビューのコーナーがあった。
見るからに編集が大変だったんだろうなという感じのインタビューだったが、
富野監督曰く、「自分たちで作りだしたキャラクターが、ある日突然作家の手を離れてひとりでに動き出す」瞬間があるそうだ。
その時のことを思い出して、感極まって涙する富野じいさん(笑)。
こういったことは富野監督だけじゃなく、ほかの作家にもよくあることだそうだ。
まさしく作家冥利に尽きるといったところだろうか。
作画を担当していた安彦良和さんの技量も相当なものだったらしく、
のちのシリーズで脚本を手掛けたという作家が詳しく解説していた。
よく「ガンダムシリーズは何見てた?」って聞いていたことがある。
その答えで、どのくらい自分と年が離れているかを確認していたのだ(愚)
その根底に流れるものは戦後民主主義だとかサヨク的志向だとかなんとかいろんな分析もあるだろう。
放送時間は3時間の長丁場であったが、パネリストのタレントさんによれば、24時間の放送でも全然イケます、といった具合だった。
きっとガンダム好きが集まって語り始めたら、24時間どころじゃすまないだろうな・・・