新生活が始まった。
”新生活”といっても勤務先が変わっただけで、居住地が元に戻っただけである。
前任地最後の夜には、映画を見て楽しい夜を過ごした。
前回のブログのとおり、とても重苦しい映画を見たあとだったので、思いっきり反対方向に振り切ったモノが見たくなって「騙し絵の牙」という映画にした。
これが大当たり。ときどき映画やドラマなどで期待しすぎて期待を下回ることがある。この映画の予告編を見てかなり期待させられてしまい、
他の情報をなるべく入れないように暮らしていた。じわじわと面白くなって来て、途中でストーリーがいったん落ち着くということが一切なく、
常に右肩上がりに盛り上がり続ける映画だった。
さて引っ越しの朝、まだ片付けが完全に終わっていない不安のためか早く目が覚めてしまい、辞令のあと間もなくして早々に職場を後にし、
寮に戻って最後の作業に取り掛かった。なんとか部屋の清掃を終わらせて、3年ぶりに自宅生活に戻るべく前任地を後にした。
寝不足による睡魔と格闘しつつ途中休憩をはさみ、 エナジードリンクで眠気を払いながら自宅に到着。
もう月曜日の朝4時半に起きて、緊張しながら180km先の職場に車を走らせることもない。
翌日、令和3年度最初の朝、新職場にご挨拶してからちょっと仕事をした後、午後からは転入の手続きやら免許証の住所変更で市内の巡回に明け暮れた。
新任地である旭川市永山は、心に深く残る思い出とか何もない学生時代だったとはいえ、今の私を作った原点ともいえる場所で、
駅前通りのそば屋で昼食にもりそばをすすりながら、「あぁ、ついに帰ってきた~」とひとり感傷に浸っていた。
好きなミュージシャンや役者さんの訃報が相次いだと思ったら、池江選手の五輪代表決定や、有吉弘行さんと夏目三久さんがご結婚など、
最近はいろんなニュースが飛び交っている。コロナ騒動はいったいどんなカタチで着地することになるんだろうか。
それはさておき、池江選手が出場するのならオリンピックが俄かに楽しみになってきた。
別に五輪じゃなくても、なんらかの国際大会が日本で開催されればいい。池江選手が世界の強豪と戦う姿をこの目で見たい。
しきりに賛成やら反対を唱える方々がいるようだが、私は面白そうな大会が見れれば別にオリンピックじゃなくてもいい。
開催に賛成・反対の理屈をこねたければ勝手にやってくれ。
それにしても理屈こねるのが好きな人多いね。
私はそう言った類のものを見て楽しいときは楽しんでいるが、いったんうっとうしくなるとプッツリと途絶えてしまう。
これだからどんなことでも中途半端にしか身につかないのだろう。知識も情報もすべて中途ハンパ。
だから理屈をこねてみたところで結局中途ハンパに終わるのだ。あーそうか、そういうことか。いま気が付いた。
これはきっともう修正不可能だな・・・。来世はもっとこう一つ一つのことをしっかり突き詰めていけるような人間になりたいものだ。
来世で頑張りまーす(棒読み)