
続いてT・ジョイ・京都のブースに行きました。アンドー氏のリクエストでした。T・ジョイ・京都は、JR京都駅八条口の南西にあるイオンモール内にある映画館で、来たる11月21日から公開されるガルパン劇場版の上映施設の一つです。それでこの日も前売り券の販売を行なっていました。第一弾と第二弾とがあり、前者の特典のクリアファイルは13種類が全て揃っていました。
私は以前に前売り券を3枚購入し、1枚をこのT・ジョイ・京都にて使用する予定です。そのことを話すと、アンドー氏は「京都なら近いし、俺もそこへ観に行こうかね」と言って前売り券を3枚購入していました。
「3枚買ったんですか。クリアファイルはどれを選んだんです?」
「これ(カメさんチーム)とこれ(カバさんチーム)とこれ(カモさんチーム)や」
「なんか珍しい組み合わせですね・・・」
「なに簡単や。「カ」で始まるチームを選んだだけや。勝ってやー、っていう気持ちを込めてな」
「あっ、そうやったんですか。さすがですねえ」
「で、星野も券は3枚買ってて持ってるんやろ?どこで観る積りなん?」
「一ヵ所はT・ジョイ・京都、一ヵ所は大阪の梅田ブルク7、そこは前にアンツィオ戦を観に行きましたよね(コチラ)」
「ああ、あそこか。梅田から行きやすいもんな。で、三ヵ所目はどこやね?」
「まだ決めてないんですけどね・・・」
「そんなら、こないだ完成したばかりのアースシネマズ姫路はどうや?一緒に行って案内してくれんかね?」
「えっ、姫路まで行くんですか?」
「いやー、実はやな、修理新装がなった姫路城へいっぺん行ってみたいのよ。姫路城を回って見物してついでに映画みて、って感じで楽しんでみたいねえ」
「それはいい案ですねえ、修理後の姫路城は僕もまだ登っていないんで、ええ機会になりますねえ。じゃあ、それでいきますか」
「せやな」

前売り券販売コーナーで配っていたチラシです。大洗でも何度か見かけましたが、このイメージデザインはどう考えても意味を捉えにくいです。
「アンドーさん、この「取り戻せ」ってのは、何なんでしょうねえ・・・」
「簡単や。「愛を取り戻せ・・・」じゃねえのか?」
「なんで分かるんです?」
「youはShock・・・微笑み忘れた顔など、見たくはないさ・・・」
「北斗の拳じゃないですか、ちょっと、こんなところで歌わんといて下さいよ・・・」

続いて私のリクエストである、コトブキヤのブースに行きました。今回の出展企業のなかで唯一、ガルパン関連グッズを出品し販売もしていました。東京都立川市に本社を置く玩具メーカーですが、大阪にも店舗があって春の「ガルパン大阪ぼちぼち作戦」にも参加していました。

まず目に入ったのが、トウラブこと「刀剣乱舞」の展示でした。コトブキヤが「刀剣乱舞」のグッズも扱っていることを、今回初めて知りました。
アンドー氏も私も、ほんのひと月前に水戸の徳川ミュージアムでトウラブの凄まじい人気振りに接していましたが、今回の会場で改めて似たような様相を見せつけられました。展示コーナーを見て騒いでるのが、ほとんど若い女の子ばかりでした。反対側のガルパンコーナーが男性ばかりであったのと対照的でした。

展示のメインは上図の「侍箸」でした。刀剣を二本並べて箸に仕立ててあるのですが、私はこれを今回初めて見まして、面白い発想だなあと感心しました。アンドー氏によれば、この種のアニメグッズは、他にも似たようなものが幾つかあるそうです。
「この侍箸っての、実際に箸として使えるんですかね?」
「使うことを前提に開発してるやろうから、ファンの中には買って使ってるのも居るんとちゃうか」
「鍔の部分がかち合って持ちにくそうに見えるんですが・・・」
「俺も最初はそれを思ったの。でも前の交流会でファンの子に聞いたら、そんなことはないんやってさ。むしろ御飯が美味しくなるらしい」
「ほんまですかねえ・・・」

反対側のガルパンコーナーです。サッカー試合の対戦チームのコラボアニメキャラが揃っています。

左より、東京ヴェルディとコラボしている「甘城ブリリアントパーク」の千斗いすず、FC岐阜とコラボしている「のうりん」の木下林檎、そして水戸ホーリックとコラボしているガルパンの西住みほです。

そして木下林檎と西住みほの二人は、ポーズも同じです。もともとはこの二人の組み合わせでアニサカのイベント企画が始まったらしい、と聞いていますが、本当にそうなのかもしれません。

木下林檎です。かつては全国ツァーを壮行して大勢のファンを熱狂させたスーパーアイドルでしたが、ある出来事をきっかけに・・・、というストーリーの内容とキャラの人格の変遷ぶりがなかなかに印象的です。上図のような笑顔は、アニメ本編ではなかなか見られませんので、余計にインパクトがあります。
「のうりん」は、私の実家のある岐阜県が舞台で、聖地となった美濃加茂市へは、車で30分もかかりません。大体の巡礼スポットは知っているので、まだ聖地巡礼には行ったことがありません。
アンドー氏はアニメファンなので、当然「のうりん」の聖地巡礼にも行っています。長良川鉄道での旅がなかなか楽しかったそうです。

西住みほです。どうもガルパンのキャラクターは子供っぽく、低年齢的に描かれる傾向が強いので、同じ高校生の木下林檎と比べると、中学生ぐらいに見えてしまいます。
ですが、戦車に乗ると途端に人格が変わって、優れて頼もしい指揮官になるのは周知の通りです。そのあたりのギャップ感も、ガルパン独自の重要な特色の一つでしょう。

水戸ホーリック観戦グッズなども展示されていました。こちらは水戸出身の五十鈴華がメインキャラクターになっていて、缶バッジなども同一のデザインになっていますが、私自身はこういったイベント限定品にはあまり縁がありません。

むしろ、「のうりん」のコラボ缶バッジセットの方が欲しいぐらいです。「のうりん」の公式缶バッジは全部合わせても30種類に満たないのですが、常時配布されているものは一つもないため、大洗のガルパン缶バッジよりも収集が困難であると聞いたことがあります。初期のアニメイトのガチャにあった品も、今では殆ど入手出来なくなっているそうです。

これが有名な「もえたま」のパッケージです。養鶏業も盛んな岐阜県なので、ブランド卵も各地にあります。なので、アニメに登場した無精卵を実際に商品化するのにも手間がかからなかったそうです。
ですが、「もえたま」は普通の卵であるにもかかわらず、販売期間中はファンの注文が殺到してブランド卵よりも売り上げが飛躍的に伸びるそうです。宣伝キャラに良田胡蝶を起用しているのもポイント高いですね。

ダンボーです。、あずまきよひこ原作のコミック「よつばと!」シリーズに登場する段ボール製のキャラクターです。第28話の「よつばとダンボー」にて初登場、中に早坂みうらが入って動き回り、小岩井よつばがこれを見て本物のロボットだと信じてしまうわけです。これが商品化されて、コトブキヤの主力商品の一つになっているそうです。

さらにコトブキヤの主力商品の一つ、キューボッシュシリーズも展示されていました。アイドルマスターの如月千早とともに、ガルパンの西住みほも展示されていました。2016年1月に発売が予定されている新製品で、私自身は実物を今回初めて見ました。

サイズはフィグマとあまり変わりませんが、アニメ調のデフォルメにて頭デッカチに仕上げて、カラコレなどに近い雰囲気になっています。関節は全て可動するそうで、フィグマ同様にいろんなポーズが楽しめるそうです。アンドー氏は「これは割合にウケるんじゃないかね」と言っていましたが、確かにファンならば絶対に買うでしょう。ナガシマさんも「絶対に欲しい」と書いていましたが、私ももちろん購入決定です。
ただ、問題はその後にあんこうチームの他の4人も商品化されるのかどうか、ということですね・・・。

見学後、一階の休憩フロアに移動し、アンドー氏のリクエストでキャラ弁や関連グッズ等の見物に付き合いました。

フロアの一角にあった、「ご注文はうさぎですか?」のキャラクターパネルです。

こちらは「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクターパネルです。アンドー氏はこのアニメは結構好きらしく、何度も写真を撮り、近くにいたファンの方と少し会話をしていました。

キャラ弁や関連グッズ等の販売コーナーです。

最も賑わっていたのが、アニメイトカフェの出張所ブースでした。アンドー氏は最初はここでドリンクを買う積りだったらしいのですが、長い行列を見て諦めたようで、すぐに隣のローソンのブースへ移動していました。そして、頼みもしないのに、私の分までソーダフロートを買ってきたのでした。 (続く)