気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く19 その11 「丸山紗希とラーメンです!!」

2015年10月29日 | 大洗巡礼記

 今回の二日目の宿は、丸山紗希の居る大勘荘でした。数えて三度目になります。納屋の建物を改修中でした。


 玄関口です。この日は素泊まりで予約しました。食事は食べ歩きと弁当と外食で済ませる予定だったからです。


 丸山紗希の新しいパネルです。旧パネルは店内にありました。若店主の小野瀬さんに挨拶し、しばらく話をしました。この日の宿泊客は、私だけだということでした。


 玄関内の記帳用ノートやスタンプ台の脇には、劇場版のポスターもありました。2015年夏、とありますので、一番最初に出回った告知ポスターであることが分かります。


 二階階段脇のガルパンタペストリーも健在でした。このような大きなものは、狭い私の住居内には飾ることが出来ません。というよりも、壁にポスターを貼ったりする習慣が私にはありません。本棚に仮留めするか、スチール書棚に磁石で留める程度です。


 今回の部屋は、これまでに二度泊まった部屋とは反対側の棟の一番前で、以前に「生徒会長室」の札が懸けられていた部屋です。窓からの景色はこんな感じでした。


 素泊まりなので、夕食を含めた散歩に出かけました。この日の夕食も軽く食べることにし、久しぶりにラーメン店の渡来人へ行くことに決めました。時間がまだあるので、わざと遠回りのルートを散歩しました。大貫商店街から北に進んで大洗駅方向へ進み、マリンタワーを振り返りつつ右折して、エコスの方へ行きました。


 夜のおやつに何か買おうかな、とエコスに入ってお菓子のミニ袋を買い、向かいのエノキザワの新築中の店舗を見ました。店主の榎澤さんが犬を連れて外に居たので、挨拶して少し世間話をしました。


 それから大洗駅の付近の裏道を通り、新道敷設事業の起点となっている場所に着きました。駅から真っ直ぐに幅広の道路を通して大貫地区への直通経路を設け、アウトレットとマリンタワーの間の街路に繋いで港湾地区からの非常時避難動線を確保する、ということだそうです。


 道路計画用地は、まだ草が生えるままで、工事はかなり後のことになるようでした。向こうに民家が移設立て直しをやっているのが見えました。このルートをずっと進むと、お好み焼き道の横にいくわけです。


 化粧品店アイリスの角に出て、劇中の優勝パレードのコースとなった広い道路を見ました。この道路があるのだから新道は必要ない、と思われがちですが、東日本大震災の津波が押し寄せた際に、大貫商店街地区からの迅速な避難がままならなかったそうなので、この広い道路もいざというときの避難経路としては機能しなかったようです。それを教訓に据えての新道設置事業であるわけです。


 ラーメン店の渡来人には、午後5時40分に着きました。開店直後からお客さんが入るような人気のお店ですが、この日は空いていました。でも私が席を立って出る頃には満席となって、外に二、三人が並んでいました。


 今回いただいた、基本のラーメンです。満腹になるまでたらふく食べる、という目的ではありませんでしたので、お店の本来のウリである魚介スープが味わえる一杯がいただければ充分でした。

 帰りに近くのココストアに寄って、夜のおやつや飲み物を買いました。出ようとした途端に、またSさんと出会いました。
「あっ、星野さん、こんばんは。お蔭様で全部回りました」
「目当てのものはみんな集まったかね」
「ええ、バッチリです。あと、ここのバッジが貰えたら・・・」
「やっぱりな、セブンが近くにあるのにわざわざここまで来てるからな」
「いやあ、星野さんのブログに全部紹介されてるんで、さっきもチェックして貰い残しが無いか調べてたんです。実際に回ってみて情報がみんな正確なのに驚きましたよ」
「恐れ入ります」
「あっ、済みませんげど、ちょっと待っていただけませんか。買ってきますんで」

 そしてガルパンのお酒を買ってバッジも貰って再び出てきたSさんでした。大洗の地で一人で回るよりは、知り合った私と色々話すのが楽しいのだろうな、と思ってしばらく付き合うことにしました。とりあえず大洗駅まで一緒に歩きました。相手はこの日の体験談を色々話してくれました。
「ところで、今日はどちらにお泊りなんですか」
「大勘荘です」
「あっ、丸山ちゃんの宿ですね。そこ、初めて行った時に泊まったんですよ」
「私も、初めてガルパン巡礼に行った時は大勘荘に泊まりましたね」
「それをブログで読みましたんで、僕も同じにしたんですよ」
「それで二回目の宿は大和旅館か。私はまだ泊まったこと無いんだな」
「結構いいですよ、料金もリーズナブルで」
「そうらしいね。でも一般客の常連さんも多いし、大洗だとほぼ唯一のビジネスホテル的な施設みたいやから、結構満員になってるみたいやな」
「そうみたいです。でも大洗の宿って、高い所が多いから、僕の場合は水戸のビジホに泊まるほうが良かったりするんです」
「その場合は、どこを選ぶの?」
「水戸駅近くのみまつホテルです」
「だろうな。私も時々そこに泊まってるよ。朝食付きでも安いし、駅前で何かと便利やし、アニメショップが近いから結構楽しめるな」
「あっ、それなんですけど、ちょっと教えていただきたいんですけど、水戸駅前のアニメイトとかって、ガルパンの商品たくさん売ってるんですか?」
「うーん、以前は専売コーナー設けてて豊富に売ってたけど、ガルパングッズそのものが季節限定みたいなもんで長く置いてないからね。私はどっちかというとアニメガやらしんばんで買ってたね。そっちのほうが割と品ぞろえもあったもんでね」
「明日の帰りの夜行バスに乗る前にそこへ行ってみようと思ってるんですけど」
「ええんじゃないか、夜までやってるみたいなんで時間待ちで回るにはちょうどええよ。同じ建物にみんな入ってるし」

 それで、水戸のアニメイト、らしんばん、アニメガが入っているマイムビルへの行き方を教えておきました。そうして駅前で別れる際に、何度もお礼を言って握手してきたSさんでした。
 大洗で出会ったガルパンファン同士は、たとえ初対面であっても、みんな仲間である、と改めて思ったことでした。 (続く)

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