![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/6f/041a5183ec8735808a6a283192665dbc.jpg)
ステップ18では砲塔を組み立てます。ステップ19では砲塔背後のゲベックカステンを組み立てます。これらのステップにおいて、ガルパン仕様への修正箇所は三つあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/63/8955975cbd25a0d148ae92d77a4b38bb.jpg)
公式設定資料の図を御覧下さい。砲塔部分においては背面のピストルホールの突起が内側に向けられています。ゲベックカステンにおいては、側面に帯金具が無く、背面底部に縁があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/73/66dab3f358455e7e780623b84e9f10fc.jpg)
これらの情報をふまえて、ステップ18に進みました。パーツを全て切り出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/12/0e90baae1b12b772ac8afb69aefc55f9.jpg)
砲塔本体パーツE13の各所にも溶接痕がモールドされていますが、劇中車にはありませんので全てヤスって消しました。そのうえで各パーツを取り付け、ピストルホールのG15の突起も内側に向けてセットしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e9/32097a579b7b63c667a5dd5de488cd6a.jpg)
ステップ19で、ゲベックカステンを組み立てました。劇中車には無い、側面の帯金具と背面底部のベルト状金具がついています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/68/9f7e0ba6dfdf98fc23ee33ca144cc53b.jpg)
側面の帯金具はカットし、背面底部のベルト状金具はヤスリで薄くなるまで削って、上図のように縁の形に修正しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/78/66c00ef824ae203a28fefb3566982fd1.jpg)
ステップ20では、砲塔の組み立てと砲身の組み付けを行ないます。組み立てガイドの指示通りに進めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/1c/3dd9d4f4561ce711308c118b6668b96b.jpg)
組み立て前の各パーツです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/1a/d80540b152661d00d22190d5f6224ba4.jpg)
組み立て途中の状態です。右下に見える小さなパーツは、簡易照準器のパーツF9です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/57/cab819a561f40bd9f97e402dd1e046e7.jpg)
組み立てが完了しました。キューボラのハッチおよび左右のハッチは、例によってピットマルチで開閉自在にする予定です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/18/43d902bd7d65888f8af7d6f019084c30.jpg)
ラストのステップ21です。逸見エリカが、部品のつけ忘れがないか最後に確認してみて、と言ってきますが、その通り、ガルパン仕様への工作があと一つ残っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/74/a1711981624cd2cbec0f4699eaa75462.jpg)
ワンシーンで劇中車の状態を見ますと、砲塔左右クラッペの前に棒状の跳弾板がついているのが分かります。キットのパーツではこれが再現されていません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/8b/937e11af6ce3036d461b856fc64721a7.jpg)
そこでプラ板をカットして細長い棒状に仕上げ、上図のように取り付けました。左右とも同じ工作を行ないました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/29/a05e8c22fb1875198658d5db9946a4a6.jpg)
砲塔は、単に差し込むだけで合わせ部も浅いので、傾けるとすぐに取れてしまいます。とりあえずセットして、塗装前の組み立ておよびガルパン仕様への工作を全て完了しました。
この時点での反省点は、左右フェンダーの歪みを直せなかったことです。もとから妙に反って歪んでいたので、工作の合い間に少しずつ曲げたりして直していたのですが、それでも完全には直せず、結果として左右ともフェンダー部は少し傾いた状態になりました。
ですが、第二次大戦中の実車の写真を見るとフェンダー部が歪むどころか大きく曲がっていたり、被弾の衝撃で斜めになっていたりしているシーンが少なくありません。今回のキットも、試合中に被弾してフェンダー部が曲がった状態、ということにしておくことにしましょう(苦笑)。 (続く)