気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く19 その10 「山戸屋とタグチです!!」

2015年10月27日 | 大洗巡礼記

 弁当を平らげた後、山戸呉服店に行きました。模型サークルの知人T氏らに、知波単学園てぬぐいの購入を依頼されていたからです。


 店内入口付近には、これまで発売してきた各種のガルパンタオルが並んでいました。全国各地で再放送が行われているお蔭で新規の巡礼ファンが増えており、タオルの売り上げも好調なのだそうです。


 ショーウインドー内のガルパンコーナーには、マウスのプラモデルもありますが、独自のデザインで仕上げてあります。塙、って何だろう・・・。


 今回の目当てである知波単学園てぬぐいです。あとこれだけになっててね、と奥さんが言いました。依頼された数は3本でしたので、私の分も含めて4本を買いました。友人たちに頼まれまして、と話したら、それじゃあバッジも1個ずつ付けておきますね、と言って袋も一つずつ包んで下さいました。
 その際に、ポストカードみたいなのも入れてくれましたが、よく見るとそれは一週間前の9月23日に催されたアンチョビ誕生イベントの特典カードで、缶バッジも同じ特別デザインでした。まだ余ってるからね、と笑っていた奥さんでした。


 知波単学園てぬぐいの見本は、上図のように声優さんたちのサイン入りで展示されています。佐々木あけび役の中村桜さん、河西忍役の桐村まりさんのサインです。


 続いて国井屋に行き、しいたけ茶を二つ購入しました。これから寒くなりますので、飲んで温まるしいたけ茶は、私の生活では必需品です。実家の岐阜県ではけっこう普通に売っているのですが、関西では人気が無いのか、あんまり売っていなくて入手が困難です。


 次にタグチに行きました。店先のウインドー内の商品を眺めていると、後ろから声を掛けられました。戦車喫茶で別れたSさんでした。徒歩ではなく、エノキザワのレンタサイクルに乗っていました。
「エノキザワさんに行ってきたんやね」
「ええ、早速借りて乗ってますが、自転車だと全然違いますねえ、教えていただいたところ、だいたい回れました」
「それは何より。バッジも色々ゲット出来たみたいやね」
「はい、有難うございます。もう星野さんに教えていただいたお蔭なんです、地図で見て最短で大体回って、お昼も二ヶ所で食べまして、バッジも全部揃いました」
 そう言いつつ、嬉しそうに貰ったバッジを全部見せてくれました。残るはタグチと商工会館です、と言いました。それで並んで店内に入りました。


 私はいつものようにガルパン塗料セットを購入しました。Sさんは、ガルパン戦車プラモデルに興味はあるがまだ作ったことは無くて、ちょっと迷っています、と話しました。
「プラモデルそのものは作ったことあるの?」
「はい、でも小学校の時なんで。それからずっと作ったことないんで」
「ガルパンのプラモ作ってる方は、そういう感じの人も少なくないらしいよ。出戻りモデラーとか言ってるのもおるし」
「そうらしいですねえ、星野さんはもともと軍艦作ってて、ガルパンに出会ってから念入りに下調べして戦車を作ってきたんですね」
「そうやけど。よう知ってるねえ・・・」
「ブログで全部書いておられるじゃないですか。全部読んでますんで」
「恐れ入ります」
「そこでお聞きしたいんですけど、ガルパン戦車を作ってみたくなりましたんで、ここで一つ買っていこうかと思うんですが、手始めに何がいいでしょうか?」
「プラッツのⅣ号D型の公式キットの新しい方やな。今年発売されたやつ」
 そのパッケージが積んである棚を指差すと、相手はすぐに取り出して「じゃあ、これ買います」と即座に決めていました。
「星野さんのブログの製作レポートを参考にして作ります」
「そのキットは、私はまだ作ってないんですよ。来年以降になるよ、たぶん」
「じゃあ、これまでに作られたうちでは、どれが作りやすいでしょうか?」
「うーん、作る側の好みにもよりますがね、Sさんはガルパン戦車なら何でもいい、という方ですか?」
「実は僕も星野さんと同じような感じでして、ドイツの戦車がカッコいいので好きなんです」
「そんなら、パンターG型やね。タミヤの。ガルパンに出てるドイツ戦車の中では初心者向きの作りやすさでした」
「じゃあ、それも買います」
 と言って探していましたが、店主の田口さんが「ごめんね、それは無くなってるんでね」と申し訳なさそうに言ってきました。それでSさんはプラッツのⅣ号D型の新公式キットと、模型用の基本的な工具類を買っていました。もちろん佐々木あけびの缶バッジも貰っていました。

 それから店の外に出て、戦車プラモデルの作り方、ガルパン仕様への工作の手順、などを問われるままに幾つか話しました。やると決めたら熱心に取り組む人のようで、私の話を全部メモに丹念に書き取って、分からない点があるとすぐに質問してくるのでした。
「帰ったら、すぐに作ってみたいですよ」
「ニッパーとかセメントとか色々買ってたもんね。重そうだな、荷物にならないか?」
「後で宿の向かいのセブンで宅急便で出そうと思ってます、でないとかさばって夜行バスに乗れないので・・・」
「だろうね」
 最後に商工会館へ行きます、という相手と別れ、私は再びリゾートアウトレットに向かいました。お腹が空いてきたので、おやつに何か食べようと思い、まいわい市場のアンコウ焼きを久しぶりにいただこうと考えました。


 まいわい市場のガルパンコーナーです。


 アンコウ焼きのコーナーでは、豆乳クリームのタイプをドリンク付きで購入しました。特典の五十鈴華バッジも健在でした。店員さんとは顔馴染みなので、少し話をしました。


 午後4時を回ったので、この日の宿に向かうことにしました。マリンタワーの聳える空は秋晴れの青さに満ちて、翌日から崩れるというのがちょっと信じられませんでした。 (続く)
コメント (2)
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