
ステップ11および12では、車体の各パーツを組み立てます。今回のキットは車体が分割式になっていますので、一つ一つ丁寧に組み立ててゆかないと、組み合わせの際にズレや隙間が生じたりします。そこで、あらかじめ仮組みを行なって、パーツ同士の合いを確かめておきました。

ガルパン仕様へのポイントを、ワンシーンの劇中車においてチェックしました。ステップ11の範囲では、車体左右端に溶接痕が無いことが挙げられます。ステップ12の範囲でも前面装甲に溶接痕が無いことが挙げられますが、さらに前部左右の点検ハッチにネジ穴がまったく無いのが分かります。

ステップ11です。パーツを全て切り出しました。

跳弾リングのパーツA24を取り付け、A59の左右端の溶接痕をパテで消しました。

フックA10を3個取り付けて完成です。

ステップ12です。前面装甲パーツのb9です。劇中車には無い溶接痕がモールドされています。

パテを塗って溶接痕を消していきました。

パテが乾燥したらサンドペーパーでヤスって均します。これを二回繰り返しました。一回では溶接痕を完全に消せないことが多いからです。

続いて他のパーツも全て切り出しました。

左右の点検ハッチb7、b8には劇中車には無いネジ穴がモールドされていますので、これらもパテで消しました。

組み立てが終わりました。点検ハッチb7、b8は接着せずにはめこんだだけです。

ステップ13では、前面と左右側面の装甲板を組み立てます。機銃は多くのパーツを使いますが、完成すれば内部の部分は見えなくなりますので、ここではB47とB48の二つだけを使いました。

ワンシーンにて劇中車の姿を見ると、操縦席左側クラッペにスリットが入っているのが分かります。右側クラッペにもスリットがあるのが別シーンで確認出来ますが、該当するパーツA19、A20のうちA19にはスリットが無いので、A20と同じようにスリットを入れておきます。

パーツを全て切り出して並べました。アンテナのパーツG17は、寝かせてアンテナケースに収容する状態を選択しましたので、後でアンテナケースとの合わせを確認するまで取り付けないでおきました。

組み立てが完了しました。 (続く)