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日々の徒然日記、旅行記など

SHERLOCK1/シャーロック1 「A Study in Pink~Pilot~/ピンク色の研究~パイロット版~」③

2012年09月04日 | SHERLOCK(BBC)
(ネタバレ)
※日本語訳はテキトーです。



SH : 22 Northumberland Terrace. Keep your eyes on it.
(22ノーサンバランド・テラス。よく見ておくんだ)
JW : Don't you want to keep your eyes on it?
(君は見ておきたくないのか?)
SH : I am.
(見てる)

犯人をおびき出したレストラン。シャーロックは窓に背を向けているけど鏡を利用して通りを見張ってます。
本編では強面のアンジェロ。パイロット版では気のいい感じの陽気なオジサン。(←別の俳優さん)
そして犯した罪は「House-breaking (押し込み強盗)」ではなく「Car-jacking (カージャック)」。



It's more romantic. (もっとロマンチックだろ)」と持ってこられたのは長いキャンドル。(笑)



SH : You may as well eat. We might be waiting a long time.
(食べておいた方がいいぞ。長く待つことになるかもしれない)
JW : Hmm. Are you going to?
(ああ。君は食べるのか?)
SH : What day is it?
(今日は何曜だ?)
JW : It's Wednesday.
(水曜日だ)
SH : I'm okay for a bit.
(あと少し大丈夫だ)
JW : You haven't eaten today. For God's sake, you need to eat!
(君は今日食べてないんだな。なんてことだ、食べないと!)
SH : No, you need to eat. I need to think. The brain's what counts, everything else is transport.
(いいや、君は食べる必要があって、僕は考える必要がある。重要なのは脳で、他のことは全部どうでもいい)
JW : You might consider refuelling.
(燃料補給の事を考えてくれないか)
SH : Hmm.
(ああ)

シャーロックが食べるか食べないかは曜日に関係あったのか。(笑)



JW : So, do you have a girlfriend that feeds you up sometimes?
(それで、時には君に何か食べさせるような彼女はいるの?)
SH : That what girlfriends do? "Feed you up"?
(それが彼女ってものがすることなのか?”食べさせる”のが?)
JW : You don't have a girlfriend then.
(彼女はいないんだな)
SH : It's not really my area.
(まったく僕の領域じゃない)
JW : Oh. Right. Do you have a boyfriend...? Which is fine by the way.
(ああ、そうか。彼氏は…いるの?ついでに言うと僕はどっちでも構わないぞ)
SH : I know it's fine.
(構わないのは分かってる)
JW : So you don't have a boyfriend then.
(それで彼氏はいないんだな)
SH : No.
(いない)
JW : Right. Okay. So, unattached, like me. Good.
(そうか。分かった。じゃあ独り身なんだな、僕みたいに。よかった)
SH : John, you should know I consider myself married to my work, and while I'm flattered by your interest,
    I'm really not looking for any kind of …
(ジョン、知っておいて欲しいんだが、僕は仕事と結婚していると思っている。君が関心を持ってくれるのはうれしいけど、
 僕は本当に誰も探して…)
JW : No! No, no. I wasn't asking you out, no - I'm just saying, it's all fine. What ever takes your - boat.
    I'm going to shut up now.
(違う!違う、違う。誘ってるんじゃない。違う。僕が言いたかったのは、なんでもいいってことだ。君が何でも。もう黙るよ)
SH : Think that's for the best.
(それが一番だな)
JW : So. You. Don't do. Anything.
(それで、君は何もしないんだな)
SH : Everything else, is transport.
(他のことは全部どうでもいい)

この辺の会話はパイロット版のもイイねっ。シャーロックの「Feed you up?」って言い方もカワイイし。



JW : You said before you didn't know who the killer was but you knew what.
(君はさっき殺人者が”誰か”ということは知らないけど、”何か”ってことは知ってるって言ったね)
SH : So do you, if you think about it. Why don't people just think?
(君も考えたらわかるだろう。どうしてみんなただ考えないんだ?)
JW : Oh, because we're stupid.
(ああ、なぜって僕らはバカだから)
~ 中略 ~
JW : What are you saying? That the killer's got an invisible car?
(何を言ってるんだ?殺人犯は見えない車に乗ってるってことか?)
SH : Yes. Yes, exactly!
(そうだ。まさに、そうだ!)
JW : Then I definitely don't see what you're saying.
(それでも君が言ってることがまったく見えないよ)
SH : There are cars that pass like ghosts, unseen, unremembered.
    There are people we trust, always, when we're alone, when we're lost, when we're drunk.
    We never see their faces, but every day we disappear into their cars and let the trap close around us.
(幽霊のように通り過ぎる車だよ。見えないし、気づかれない。僕たちはいつも信用している。1人の時や迷った時、酔っぱらった時。
 僕らは彼らの顔は決して見ないが、毎日彼らの車の中に消えて行く。そして僕たちの周りに罠を張り巡らせている)

SH : I give you the perfect murder weapon of the modern age. The invisible car. The London cab!
(君に現代の完璧な殺人の凶器を教えてやろう。見えない車。ロンドン・タクシーだ!)
店の前に止まった1台のタクシー。
He's looking for a fare.(乗客を探してるんだよ)」というジョンだったが、やってきた客を断ったことで犯人だと確信。

本編ではギリギリまで犯人が誰か気が付かないんだけど、パイロット版のシャーロックは
早い段階で「タクシードライバー」が犯人だと気が付いていた様子。時間の都合もあるんだろうね。



アンジェロに白ワインを注文し、自分の顔にぶっかけるシャーロック。

SH : Watch. Don't interfere. Angelo, headless nun!
(見てろ。邪魔するなよ。アンジェロ、”首なし修道女”だ!)
A : Oh, now that was a case. Same again?
(ああ、あの事件の。また同じことを?)
SH : If you wouldn't mind.
(もしよかったら頼むよ)

headless nun」というのはアンジェロとの合言葉か何かかな?



酔っぱらいの振りをして店から追い出される芝居を打ち、タクシーへ近づくシャーロック。

JW : What's he doing?
(彼は何をしてるんだ?)
A : Sherlock's on the case. Bad news for bad people.
(シャーロックは事件の捜査中だよ。悪いヤツらにとっては悪いニュースだ)



「221B」まで乗せてくれという、酔っぱらいシャーロックの頼みを断るタクシードライバー。
密かに犠牲者の携帯に電話をかけ、それに答えた犯人に毒を飲ませた方法を教えろと詰め寄るが
逆にドラッグを打たれて連れ去られてしまうシャーロック。

油断したスキに注射器で薬を打たれるのは「ベルグレービアの醜聞」に出てくるシーンに状況が似てるけど、
この場面を使いまわしたんでしょうかね?



A : All part of the plan. Sherlock always has a plan.
(これは全部、計画の一部だよ。シャーロックにはいつも計画がある)
JW : Something's gone wrong.
(何かうまくいかなかったみたいだ)

遠くからかすかに「John!」と名前を呼ぶシャーロックを見て、これは芝居ではないと気が付いたジョン。



シャーロックを乗せて走り去ったタクシーを、思わず追いかけるジョン。
本編では犯人を追いかける興奮で杖を忘れてしまうのが、こちらはシャーロックの事を心配してという理由が泣かせるね。

さらに続く…。


BBC SHERLOCK INDEX

コメント
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