
とにかく暑すぎる今年の夏。
通勤だけで日々バテバテ

だからこそ?!とびきり美味しいモノで夏バテ打破!!と、仲良しの肉星人で
集合したのは、熟成肉だけを取り扱うステーキレストラン

听は、京都が本店の"ドライエイジングビーフ"専門のお店。
関西には、ステーキハウスからハンバーグ専門店、焼肉屋さんと
とにかくお肉を愛してやまないラインナップからも気合の程が伺えます

先月オープンしたばかりの神谷町店は、"PREMIUM"と店名に銘打った熟成神戸牛が
いただけるお店。神戸牛の熟成肉なんてお初です!!
今回は、最近いろいろ頑張ったご褒美ディナー♪
神谷町の駅(メトロシティ神谷町方面に向かってエスカレーターで地上に上がる出口が便利!)
からホテルオークラ方面へ道なりに向かってすぐの1Fにタリーズのあるビルの2Fです。
(2Fへは、タリーズのあるビルの入り口には入らず外から続くエスカレータで)


入口を入ってすぐに飛び込んでくるのは、圧巻の熟成庫!!
一頭買いしているので、気になる神戸牛の部位でいただけるのはもちろん
熟成肉を知り尽くしたお店の方に"今日オススメ"をお願するのもgood

(日によってレパートリーは替わるそうですが、平均10~15種類ほどから
100g単位でチョイス可)


もちろんお肉の説明もしっかりして頂けて、アラカルトのチョイスだとテーブルまで
アノ熟成肉を持ってきていただけます!!
しっかり熟成したお肉の香りは、ナッツの様に香ばしくやっぱり普通のお肉とは
違うわーと口に入れる前から、うっとり(笑)。

これまた"美味しい熟成肉をさらに引き立てるワインを"と常にお肉と調理方法などを
考えてワインをチョイスしているというソムリエの方からオススメされたcavaで乾杯!
現在、オープン記念でスパークリング・白・赤ワインのフリーフローがあったので
お料理に合わせたワインをいただきました。

アミューズ:熟成神戸牛のリエット
牛肉のリエットは、後味がしっかり残るイメージでしたが熟成肉のせいか
旨みはギュッと詰まっていながらあっさりとした後味にビックリ!!
実は、こちらのレストラン熟成肉をフレンチテイストで楽しめるお店。
シェフはシェ・松尾出身のフレンチ歴30年の大ベテラン。
この後のお料理も"The お肉"だけではない、お肉の良さを最大限に引きたてる
お料理が続きます



前菜:帆立貝と赤海老のグリエサラダ仕立て
人参のエッセンスとフルーツトマトと共に
当然"肉モード全開"の私たちのところに運ばれてきたシーフードグリル。
まぁまぁ(どうどう??)焦らずに…と、前のめりな自分たちに苦笑い気味でしたが、
ホタテの火入れも絶妙でぷりっぷり海老とフレンチのシェフならではの繊細なソースに
さらに期待大!お肉だけでなく、シーフードもレベル高いっ!!

スープ:“旬”とうもろこしの冷製クリームスープ
とにかく後引く甘さでとうもろこしの旨みがたまらなくて、美味しい~

『このスープ、ボウル1杯イケる!!』と口々に宣言してしまう1杯。
本当に丁寧に作られていないとこのなめらかさと後味は難しいはず(作った事がない
のでわかりませんが(苦笑))。


メイン:熟成神戸牛の炭火焼四種盛り合わせ マッシュポテトと温野菜添え
この日は、オススメの"内モモ・外モモ・サーロイン・ザブトン"+"ブリスケ"
※コースにプラスのお肉は100g~
とにかくお肉は塊で調理するのが美味!!
細かく切れば切るほど、旨みが出てしまうので、塊でぎゅぎゅっと旨みを閉じ込めて。
そんなワケで、プリフィクスのコースなどでお肉料理は2名~と言うのが多いのも
致し方がなし。
赤身~脂身とチョイスいただきました。熟成することによって赤身・脂身それぞれの良さが
引き立ってたまらない!!もちろん脂身もLOVEですが、意外としっかりした歯ごたえの赤身が、
かなり美味しくて噛めば噛むほど旨みが口いっぱいに広がります。
山葵にトリュフ塩、火入れしていないお塩と一緒に。
そのままでもそのお肉の旨みがしっかり感じられて美味しいのですが、脂身には山葵、赤身には
お塩で変化を付けると…いくらでも食べられてしまう(爆)。
同じように熟成されていても、部位によってこんなに味わいが違うものかとビックリするやら
感動しっぱなし!ただ単に他のモノも入れている冷蔵庫に置いているだけで"熟成"を名乗る
お店も多いそうですが、"熟成肉"にこだわった"熟成肉"だけをいろいろな業態でオープン
しているお店なので、そのこだわりは半端ない。
とにかく部位の食べ比べはたまらん!!淡路島産の甘みの強い玉葱やトリュフを
混ぜ合わせたマッシュポテトも1品1品がしっかり美味しくて、しっかり旨みの強い熟成肉たちに
引けを取らないサイドディッシュ。
やっぱり嬉しい、目の前でカットされるお肉にみんなくぎ付け。
こちらのレストラン、お料理ももちろん素晴らしいのですが、こういうパフォーマンスも特別な
ディナーには嬉しいモノ!!
お店のある神谷町は、ホテルや大使館も多く、世界的にもすでに認知されてる"KOBE BEEF"
を、こんな風にいただけるので日本への旅行客の方やビジネスでもオススメ出来そう!
英語OKな外国人のスタッフの方も多く、やっぱりこのエリアならでは。


"合鴨農法のあきたこまちの土鍋ご飯"
ここで登場したのが、なんと白米!!いやーー、潔くてイイ!!
美味しすぎるお肉には、やっぱり白米です!
かなり美味しく炊きあがった炊き立てを控えめにして貰ったけれど…
ご飯だけで何杯もイケちゃうくらい美味

さらに神戸牛のスジと骨で出汁を取ったミソスープ(フレンチのスープをベースとした
あくまでもミソスープ、飲んでみると不思議と納得!)に神戸牛の佃煮と本店のある
京都から届く週替わりのお漬物(この日は柴漬け)。
この土鍋ご飯+ミソスープ+お漬物だけでも、相当レベルの高い和食屋さんの〆の
ようでした。

"デザート:ヨーグルトのシャーベットと無花果のコンポート"
無花果大好きなので、最後の最後までテンション上がります!
さらにヨーグルトのシャーベットは、これまで食べてきたモノをすっきりさせてくれる
これまた絶妙なさっぱり感。最後に甘いモノが苦手な人にも是非是非、ここのデザートは
食べるべしとオススメしちゃいます。

落ち着いた雰囲気の店内は、テーブル、ボックスシート、ソファ、個室etc…
全体的に座席が、ゆったり配置されていて周りを気にせず、ゆっくり食事を楽しめます。
熟成庫から始まり、ワゴンでお肉を見せていただけたり、そのお肉が焼かれる焼き場も
ガラス張りでテーブルからもその様子を感じられて食べてる時だけでなく、エントランスから
メニューを選びや調理工程まで自信があるからオープンで、常にお客様目線の"お・も・て・な・し"
を感じることが出来ます。
最高ランクの神戸牛の仕入れから、45日以上熟成させた"ドライエイジング"と言われる
熟成方法までも"熟成肉"を知り尽くしたレストランならではのこだわりと繊細なフレンチの融合が
新しい"熟成肉"の魅力をたっぷり引き出してくれる素敵なレストランでした。
ちょくちょく通える身分ではないけれど(苦笑)、誰かを連れて行きたくなるようなかつ誰を連れて
行っても恥ずかしくない特別な時に伺いたいお店でした。
ジュクセイコーベ ビーフ プレミアム ポンド 神谷町 (ステーキ / 神谷町駅、六本木一丁目駅、虎ノ門駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0