警察によると、障害者支援施設「ビ・ブライト」の元職員・松本亜希子容疑者と元関係者・佐藤大希容疑者は今年4月、当時、勤務していた「ビ・ブライト」で、知的障害のある28歳の男性の腰を複数回、足で蹴るなどして、一時、意識不明となる大けがをさせた疑いがもたれている。
松本容疑者は、3年前に宇都宮市内の大会で優勝するなど実績のある柔道選手だった。
松本容疑者を知る人(話)「県のトップクラスで正しい柔道をして、素晴らしい選手でした。(高校時代は)食事を毎日作って、4時5時に起きて。(Q:柔道を頑張ってた?)頑張ったですね」
一方、関係者への取材で、施設に設置された防犯カメラは、事件前後の映像がなくなっていたことがわかった。
施設運営団体の担当者「(防犯カメラの)映像が消えていたというか、録画されていなかったんです。2月、3月頃から録画されている日とされていない期間が多々あるって話は聞いた」
施設側によると、防犯カメラの映像には職員なら誰でもアクセスできたという。
警察は動機の解明を進めるとともに、2人が証拠隠滅のために防犯カメラを消去した可能性もあるとみて調べている。
2017年9月13日 日テレNEWS24