GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

がっかりな長崎物産ショップ

2015-02-18 07:44:28 | FOOD&DRINK
長崎県には美味しい物が多い。
五島のスルメ、壱岐の剣先烏賊、ブリ、メジナ(カングロ)、あご(トビウオ)の干物や出汁等海産物。
カステラ、チャンポン、皿うどん、卓袱料理等。
江戸時代、唯一外国との窓口として存在した街だからか、和洋中が折衷された料理や文化が存在する。
長崎県には何回か行ったが、行く度にわくわくして楽しい。

阪神阪急グループが長崎物産フェアをしてる。
まぁ今どき名物や名産の殆どはお取り寄せできるから、デパート等の物産展に行く意味はあまり無いんだけど、やっぱり実物を見れるというのは楽しいからなるべく足を運ぶようにしてる。

で、今回阪急電車梅田駅中央改札抜けた所で、長崎物産ショップが開催されてるという事で寄ってみた。

なんじゃありゃ?
以前も新潟や熊本の物産ショップが臨時で開設されてたが、今回の長崎ショップは最低だ。
上記の名産品等どこにも並んでない。
トビウオのあご出汁は粉末のみ、干物は一夜干しみたいな物だけ。五島のスルメも壱岐の剣も無い。長崎和牛もトルコライスも佐世保バーガーも、チャンポンも皿うどんもラーメンもうどんも無い。
あるのは当たり障りの無い練り物(冷凍)、漬け物、お菓子、マイナーなお酒と化粧品。
商売云々より、長崎の名産・特産を広める気はあるのか?

店員の態度も最悪。レジも最悪。
長崎を貶める為に彼ら彼女は大阪迄やってきたのか?って疑いたくなるくらい。バイトでももう少しまともな奴選べよ、長崎。
嫌いになりたくないが、梅田のアンテナショップは最低だ。責任者は速攻首にしたほうがいいかもしれない

移転にごねる松葉の大罪

2015-02-18 06:41:41 | FOOD&DRINK
阪神百貨店を含め大阪地下街の改装に伴い、大規模なリニューアルがおこなわれる。
阪神百貨店地下のスナックパークが閉鎖されるのは残念だが、さっさと閉めて欲しい店がごねていまだに営業続けてる。
串カツの松葉。
阪神百貨店、阪神電車、JRや御堂筋の連絡口という絶好のロケーションにある老舗だから、場所に固執するのはわかる。
移転先を提示されて「家賃が高い」「不便な場所だ」などとごねルノもわからなくはないが、阪神阪急に対し調停迄裁判所に出しやがったのは「何やってんだ?」って思う。
この店は大嫌いな店だからそう思うのかもしれない。
何故嫌いなのかって?この店は今は二代目が継いでるんだが、TVや雑誌の取材で有頂天になって勘違いしてしまったラーメン屋と同じく、「ダメだこりゃ」って典型的パターンにはまった店だから。

この店の串カツ(正確には串揚げ)の味が不味いとか言うのではない。
この店の最大の罪は「串カツのソース二度づけ禁止」を間違ってメディアに伝えた事だ。
今じゃ誰もが知ってる「ソースの二度づけ禁止」。チョコアイスのCMにさえ使われるこのフレーズ。本来の意味と違って伝わってしまってる。
この松葉がTV番組の取材で「汚いから」って言ったのを覚えてる。
串カツの本場大阪通天閣周辺で、日雇いのおっさんや、正体不明のヤバそうなおっちゃんとガキの頃から串カツを喰ってたもんから言わせると「なにぬかしとんねんこのあほ」って。
当時ビール片手に「あそこはペチモン(偽物の意味)やな」っておっさん連中とも馬鹿にしてた。

串カツのソース二度づけ禁止は、昔からどこの串カツ屋でも暗黙のルールで存在する。これは事実であるから間違ってない。
しかし、この「二度づけ禁止」はかじった串カツを又ソースに漬けると汚いからって理由ではない。大体通天閣や天王寺辺りの串カツ屋自体が当時は汚かった。塩や醤油、爪楊枝、グラス、皿まで、潔癖性な奴なら5秒で店を出る立ち飲み、串カツ屋ばっかり。
客も「今日はキツかった」って仕事帰りで汚れた作業着のままのおっさん、「もう3日も仕事にありつけてないねん」って言うどこから金を工面してきたのかわからんおっさん。さっきデンスケ賭博ですっからかんになってたが、「今度ワシ、3億の仕事まとめてんねん」って嘯くおっさん。ビールや日本酒のグラスを手が震えてまともに持ててないおっさん。
そんなおっさんらが、昼間から正体不明の肉を揚げた串を片手に飲んでる。犬かも、クジラかも、豚かも、牛かも、気にしちゃイネぇ。

さぁ、こんなところでソース二度つけ禁止とは?汚いから?
断言してもいい。誰もそんな事は気にしちゃいねぇよ。
いろんな店で大将に聞いた事がある。「なんで二度づけ禁止なん?」って。
答えは、「何度もつけてソースなめて呑む奴がおるから」「串の数で精算するんやけど、ソースの中に串隠しよるから」「肉よりソースの方が高いねん」「キャベツですくったらええだけの話やん、カツを何回も浸けられると油浮くやん?」等。
喰いかけをつけられたら汚い等というのは聞いた事が無いし、多分思ってもいなかったと思う。

この松葉が「「汚いから禁止」って本気で思ってるなら、はじめから揚がった串カツにソースを店側がかけて客に提供するようにすればいいと思う。高級串カツヌーベルKUSHIKATSUとかネーミングしてね。
大阪の地下の繁華街、一日に何万二もの人が行き交う場所でむき出しのソース。そのソースにはさぞかし埃や菌がいっぱい浮いてる事だろう。この店の考え方はペチモン過ぎてとっとと消えて無くなってくれたらと思ってる大阪人は多数。
その殆どがブログもツイッターもフェイスブックもスマホも無縁な人が多いから、こいつらにメッセージは届かないし、こいつらも気がつかないんだろうな。

移転にごねてるって事は、場穂を移転してちょっとでも繁華街から離れたら売上げが落ちるって危惧してるんだろ?
本当に美味しい店なら、少々駅から離れようが、住宅街にあろうが、辺鄙なとこにあろうが客は行くよ。
立地だけで繁盛してる店、串カツの定義を全国区で勘違いさせた大罪。さっさと立ち退け。




阪神百貨店スナックパーク閉鎖

2015-02-18 05:56:16 | FOOD&DRINK
2015年2月17日で阪神百貨店地下のスナックパークが閉鎖になった。
最終日、気になって行ってみたが凄い数の人でとてもじゃないが並ぶ気になれず喰うのは断念。
報道陣もかなり来てたね。無くなるとなるとみんな集まってくる。JRの北斗七星のチケット争奪とよく似てる。

大阪には名物が無い。
たこ焼きってよく言うけど、あれは明石の卵焼きとラジオ焼きを会津屋さんがアレンジしたもので、ソースや鰹節、青のりをかける今のたこ焼きはそこから出てきた亜流だ。
お好み焼きも広島のものをアレンジした物だし、おでんだって関東のおでんを大阪で昇華さした物だからオリジナルではない。
551の蓬莱の豚まん。当たり前だが中華饅のアレンジだし、串カツやモツの焼肉だって大阪以外が本家だろう。
太閤焼きも所変われば今川焼、回転焼きと呼ばれる物だし、昆布出汁の利いた柔らかいうどんも讃岐うどんにはちょっと負ける。
粟おこしは今の若い大阪人はほとんど喰った事がないだろうし。

じゃぁ、何が大阪名物か。
阪神百貨店地下のイカ焼だろう。関東の人はイカ焼きと聞けば「あぁ甘辛い醤油をかけて焼いた烏賊の姿焼きね」と思うだろう。
大阪のイカ焼きは小麦粉を練った生地に烏賊を入れ、焼いてプレスしたものだ。
これが阪神百貨店のスナックパークを今迄支えてきたと行っても過言じゃない。
昔は気軽に買えたが、近年は買う迄に長蛇の列。土日とかなら1時間待ちくらい当たり前の列が出来てた。
並ぶのが嫌いなせっかちな大阪人が、このイカ焼きには平気で並んでる事が不思議なくらい、いっつも並んでた。
並んででも食べる価値がある味。大阪人のソウルフードだな。

このスナックパーク。今風に言えばフーフドコートが2月17日閉鎖される。
阪神百貨店の建物全体の建て替え工事や地下の改装に伴い閉鎖。「いか焼き」「お好み亭」「御座候」「ちょぼ焼」の4店舗は21日からは場所を移してテイクアウト専門店で営業するらしいが、「マクド」「駅そば」「オムライス」「グリーンティー」「きしめん」「ジュース」「寿司」「たこ焼き」「ラーメン」「オムライス」「カレー」等は終了。
ここにくれば1000円で腹いっぱい喰えた大阪の名所が消える。(ひょっとしたらまた新設されるかもしれないが)
飲みに行く前、買い物途中の腹ごしらえ、金欠の時の栄養補給。
昔デパート屋上にあったレストランは庶民に夢を与え、この地下のフードコートは庶民の胃袋を支えた。

これも時代の流れなんだろうね。
ちょっと残念。