短歌写真2005-1014 芳しき 2005-10-14 06:30:00 | 短歌写真 百合も園芸種がたくさん出回っている。これは「コンカドール」の花名札が付いていた。Conquador だとすれば、スペイン語で「征服者」。いま、内玄関で華やかに咲き誇っている。恋の色、スペインの赤、情熱のアプローチ(マクロ撮影)。
082 これほどの思いが 2005-10-14 04:50:00 | 新古今集 思いの手紙を送ると、返事は来るけれど、自宅はなかなか教えてくれない。ますます恋の炎は燃える。ここで、返事が来るのならすぐ分かるだろう、などと言うのは、現代人の無粋というもの。新古今人は、ほんのりはんなり・・・。読み:煙=けぶり。【略注】○思ひ=「ひ」は「火」に掛ける。だから空に立ちのぼる煙になる。 ○雲居=雲の居る(在る)ところ。女性(本院侍従)のいる宮中も? 「空」の縁語でもある。 ○藤原兼通=忠義公。関白太政大臣。堀川関白。本院侍従・兼通の 贈答歌一対だけ。☆「Yomiuri Weekly」10月16日号の巻頭大特集は「 <恋愛嫌い> の男 vs <恋愛依存> の女」。副題は「30代 <心の危機> 」。『新古今集』は、 恋愛嫌い人種には、不向きであることは確か。/同誌に、「東京駅、1938」 として、同駅の珍しい丸屋根の写真がA4で紹介されている。