2007-0301-yis101
だれかしらなんて言わずに迎えてよ
夜毎の夢に見ているはずだ 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○「男の、はじめて人のもとにつかはし侍りしに、かはりて」。知人の男が、懸想している女のもとを訪ねるのに歌を、と頼まれて。新潮版の校注によると、「当時の俗信では、夢は魂の通い路であり、思う人の夢に現れるものとされていた。」
□和101:おぼめくな たれとはなくて よひよひに
ゆめにみえける われぞそのひと
□悠101:だれかしら なんていわずに むかえてよ
よごとのゆめに みているはずだ
だれかしらなんて言わずに迎えてよ
夜毎の夢に見ているはずだ 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○「男の、はじめて人のもとにつかはし侍りしに、かはりて」。知人の男が、懸想している女のもとを訪ねるのに歌を、と頼まれて。新潮版の校注によると、「当時の俗信では、夢は魂の通い路であり、思う人の夢に現れるものとされていた。」
□和101:おぼめくな たれとはなくて よひよひに
ゆめにみえける われぞそのひと
□悠101:だれかしら なんていわずに むかえてよ
よごとのゆめに みているはずだ