野へ山へ

2004年~

京都坂本から比叡山延暦寺ー大比叡 周回

2023年01月12日 | 山行記

坂本を起点に比叡山を周回で歩きました。

GPS軌跡


2023.1.2(月)
行程:JR新三田駅=JR宝塚線=【JR東海道本線(湖西線)】=JR山科駅=(車)=日吉大社駐車場Pー(無道寺《むどうじ》道)ー明王堂玉照院ー延暦寺ー△大比叡ー延暦寺根本中堂ー延暦寺会館ー本坂ー日吉大社ー日吉大社駐車場P=山科/JR山科駅=~~往路に同じ~~=JR新三田駅
地図:昭文社 山と高原地図 『京都北山』
メンバー:山本氏・夫・自分

☆昨年、年末に夫の学生時代の岳友、Gさんという方が逝去されました。
近年はお会いする機会も無く、久しぶりの逢瀬が悲しい対面になってしまった
ことは、実に残念でした。
折、お通夜の席にて、同じく夫の岳友である山本さんと数十年ぶりに再会。
旧交すぐに温まり、山行の約束を交わしました。
再会第一弾として、京都在住の山本さんの案内により、
比叡山を歩きました。


山科駅で下車、山本さんの車にて日吉大社Pへ。
曇天下でしたが元気に出発しました。


比叡山へは無道寺道というルートで時計周りに進みます。


お正月2日目でしたが、誰に会うことも無く、静かな古道を
懐かしい話をしながら、和やかに進みました。


展望地に来ると、広大な琵琶湖が眼下に広がりました。


道標


比良比叡トレイルと言うルートがあるのですね。
解りやすい標識が要所にありました。


明王堂への階段


明王堂の伽藍越しに琵琶湖を望む


寒い中、シャクナゲが蕾を付けていました。


坂本ケーブルの駅舎「比叡山山頂駅」が見えて来ました。
この辺りから足元に雪が・・


眼下に広がる琵琶湖・・
山本さんが要所を指呼して下さり、よく解りました。


駅舎は登録有形文化財。クラシックな建物でした。
そして坂本ケーブルは日本で一番古いケーブルカーとのこと。
建物を見て、「あっ。」と思い出したのは、六甲ケーブル山上駅の駅舎。
あちらも歴史的建造物「近代化産業遺産」でした。


駅舎内側


ケーブルカー
いつか乗ってみたいです。


山上駅からの眺望 
ここから30分ほど登り・・


比叡山山門

ゆく年くる年で毎年見て来た、あの「鐘」を私も打ちました。
重くも澄んだ音が身体に振動し、周囲に響き渡り、感動しました。


諸社殿を参拝しながら、大比叡への道を進みました。


薄い雪道は凍る部分もあり、チェーンスパイクを装着。


△大比叡 に登頂。
名前から、険しいピークを想像していましたが、
木々に囲まれた丘の様な山頂でした。


一等三角点
点名:「比叡山」(ひえいざん)
標高:848.1m


樹氷


大講堂に下りると青空が広がりました。
再び往路を戻り、改修中の根本中堂をお参りし、延暦寺会館にてお昼休憩を
取り、帰路は本坂を下山しました。




本坂も古道であり、古の丁石などが見られました。
路傍の樹木も大きく高木でした。


北山杉が林立する参道


木々の合間から琵琶湖を望むと、虹!


この道は東海自然歩道でもあったのですね。


参道を降り切り、比叡山を無事に下山しました。

(日吉大社へ)

キミノセンリョウ(センリョウ科)


マンリョウ(サクラソウ科)
参道の傍らに万両がたくさん植えられていました。


日吉大社東本宮本殿
お正月2日目とは言え、延暦寺然り、日吉大社然り・・
参拝者に若い年齢層がとても多く、京都人の信心深さを感じました。


日吉大社をひと通り参拝し、駐車場へ。
山本さんの拠点、山科へ戻り、再会を祝して一献傾けました。
・・・・・・・・・・
私的な話で恐縮ですが・・・
山本さんは我々の結婚披露宴で司会を執り行って下さった方です。
そして故人Gさんからはギターの弾き歌いを贈られました・・・
四人で登った八ヶ岳や北、南アルプス・・・
数十年ぶりの会話に年月の隔たりは無く、Gさんが結んでくれた
再会の縁に心から感謝の一日でした。

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2023 初日の出登山

2023年01月12日 | 山行記

2023年が始まりました。
今年もよろしくお願いいたします。

今年の初日の出は、宝塚ロックガーデンから望みました。


ロックガーデンの岩場には、初日の出を待つ方々、数名が
スタンバイされていました。


「わぁー!出て来た!出て来た!」と歓声が上がります。


西の方角には六甲山脈や甲山(かぶとやま)のシルエット・・


朝陽に照らされる同風景


東南の方向には大坂空港(伊丹空港)、遥かに大阪の街、大阪湾。


朝陽はゆっくりと昇り、滑走路からは次々に飛行機が飛び立ちました。
初日をバックに、2人ショットを撮る息子達が微笑ましかったです。


下山時は最明寺滝(さいみょうじたき)へ寄りました。

☆「初日の出を山の上から見てみたい。」
次男のお嫁さん、Rちゃん発っての希望で、
彼らの新居からほど近い、中山山系のロックガーデンへ
登りました.
今年も色々な場所から多くの人が初日を拝んだことでしょう。
良い一年になります様に。

GPS軌跡

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2022年 年末

2023年01月12日 | 日々



今年もとうとう年末を迎えました。
一年を振り返ると、大きな出来事が3つありました。
母の逝去、長女の結婚、次男の結婚。

母と共に暮らしたこの8年間は
かけがえのない日々でした。
様々な思い出は今だ温かく蘇り、
遺影を見る度、懐かしく切ないです。

数年前、初めて紹介された長女の恋人は、
澄んだ目をした瑞々しい青年でした。
Y君と娘、Y君のご家族と我々、
3月に幸せな縁が結ばれました。

初対面のR嬢は、くるんとした黒い瞳の可憐な女の子・・
小柄で敏捷な感じが野生のリスの様に思えました。
気立てが良くて可愛い可愛いRちゃんと次男。
6月には幸せな縁が結ばれました。

今年も色々な出会いがありました。
これからもひとつひとつの縁を大切にしていきたいです。

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