川柳・ボートっていいね!北海道散歩

川柳・政治・時事・エッセイ

普天間問題「しばらく待って」首相、米国務長官に

2009年12月20日 | 川柳

普天間問題「しばらく待って」首相、米国務長官に

 【コペンハーゲン=栗林喜高】鳩山首相が17日夜(日本時間18日未明)に開かれた国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)関連の晩さん会で、クリントン米国務長官に対し、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題の決着を先送りした経緯を自ら説明していたことがわかった。


 首相が18日夜(同19日未明)、コペンハーゲン市内で記者団に明らかにした。

 首相によると、首相と長官は晩さん会で隣り合わせとなり、約1時間半にわたり意見交換した。

 長官が普天間問題の経緯を尋ねたのに対し、首相は「民主党が衆院選に勝ち、沖縄県民の(県外・国外移設への)期待感が高まっている。日米合意が重いことは理解しているが、強行すると大変危険だと感じている」と述べ、2006年の日米合意に基づく名護市への移設計画の早期履行は困難だとの認識を伝えた。

 その上で、「新たな選択を考えて努力を始めている。しばらくの間、待っていてほしい」と理解を求めた。長官は「よく分かった」と述べたという。首相は記者団に「十分に理解を頂いた」と強調した。一方、首相はCOP15の一連の協議でオバマ米大統領とも同席したが、あいさつを交わした程度で、普天間問題の議論はしなかったという。

2009年12月19日10時55分  読売新聞)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする