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オバマ米大統領:「核拡散、危険続く」 NPT40年、体制強化訴え

2010年03月06日 | 川柳

オバマ米大統領:「核拡散、危険続く」 NPT40年、体制強化訴え

 【ワシントン小松健一】核拡散防止条約(NPT)が発効から40年を迎えた5日、オバマ米大統領は声明を発表し、「地球規模の核戦争の脅威は去ったが、核拡散の危険性は続いている」と指摘した。その上で核軍縮、核不拡散、核の平和利用を規定したNPT体制の強化を訴えた。

 5年ごとのNPT再検討会議が今年5月、ニューヨークの国連本部で開催される。オバマ大統領は声明で、提唱する「核兵器のない世界」に向けて、米国が主導的役割を担う決意を改めて表明した。

 核軍縮では、ロシアとの新核軍縮条約交渉を急ぐとともに、策定中の核態勢見直し(NPR)報告書について、「時代遅れの冷戦思考から脱却し、効果的な抑止力を維持しつつ核兵器を削減し、国家安全保障戦略上の核の役割を低下させるものになる」と言明。核実験全面禁止条約(CTBT)批准への強い意欲も示した。

 また核不拡散では、NPT再検討会議や4月の核安全保障サミットを通じて、不拡散体制を確固たるものにする責務を国際社会に呼び掛けた。

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