韓国で、車で走っていて、ぼつぼつ、ガソリンの残りが少なくなると、給油所(チュユソ)へ入ります。
どれだけ入れますか?といわれると、大概、マンタンと言います。
満タンですね。
これは、日本語では無くて、立派な、韓国語です。
日本の、占領時代に、入って来た、日本語は、今でも、残っています。
韓国人達は、それが、日本語から来た言葉だとは知らずに、日常的に使っているのです。
ウドンン、オデン、タクアン、スシ、トンカツ、チャンポン、アナゴ、ワリバシ、ヨウジ、ベントウな
どは、この言葉が無くては、生活出来ない程、定着しています。
職人たちの用語だったのでしょうか、テモト(手元)、シアゲ(仕上げ)、シマイ(終い)、
シダ(下)、(オヤブン)、(コブン)、コンジョ(根性)などの用語も使われています。
会食で充分酔った時に、まだ焼酎を飲まされそうになると、イッパイミダ(もう、いっぱいです)
と言えば許してもらえます。
日本では、顔が立つと言う言い方がありますが、カオ ガ ソダ(立つ)と言います。
「顔」が、日本と同じ様に、「体面」という意味で使われているのですね。
この様に、生活に密着したことばも、時の政府の考え方で、排除されて、次第に消えていきつ
つあります。
過去の国と国との歴史の経緯によるものなのでしょうが、庶民には、関係ない事の様に思え
ます。
↓に、過去ログを挙げて置きますね。