TVでみました。
仲代達矢が演じた、ドキュメンタリー仕立てのドラマでした。
脚本も、ドラマの進行も、死刑判決に、強い疑問を呈するもので、見ているものに、
感銘を与えるものでした。
mcnjが、この事件に興味を持ったのは、丁度、四日市に就職してすぐのころ、県内の、
小さな、村で起こった事件だったからです。
それと、後に、裁判所の判事を務めた、友人がいて、彼が駆け出しの、司法修習生だったころ、
血気にはやって、奥西被告の拘置所までいって、情報収集したそうです。
そのため、上司ににらまれて、回り道をさせられたようです。
ずっと後になって、彼から、その時の話を聞く機会がありました。
彼は、ああ、あれか。
あいつは、絶対にやっていないよ。
彼は、平然と、そう言切ったのでした。
もし、これが事実としたなら、この世の中に、これ以上の、暗黒はあるのでしょうか。
まさに、真昼の暗黒と呼ばないで、なんと呼べばいいのでしょうか。
いつも、たわいのないブログを展開している、blog.mcnjですが、昨今の国会答弁に不安をもって、
真面目に書いてみました。
日本の三権分立は、大丈夫でしょうか。
最も、上に立たねばならないはずの、司法府の長が、行政府の長に、支配されては、いないでしょうか。
立法府の長も、しかりです。
こんなことでは、日本の将来がどうなるか、不安で仕方ありません。