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花、蝶、ペット、旅行など。
韓国文化の紹介。

三州かわら美術館

2012-08-19 09:12:52 | 写真

盆明けから、夏休みを戴き、休ませていただきました。

また、再開しますので、よろしくお願い致します。

孫達の海水浴に付き合わされて、1泊2日で行って参りました。

途中寄った、かわらの里、三州高浜市のかわら美術館です。

愛知県に、高浜と言う市があるとは、東海地区に長年住んでいるのに、不覚にも、知りませんでした。

全国的に有名な所らしいです。

少し、高浜市について勉強しましょう。

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高浜市は、愛知県西部に位置しますが、昔から、尾張と三河が対立していたころ、衣浦湾を

挟んで、尾張と境をなす、三河の重要地だった様です。

矢作川が運ぶ良質の粘土を使って、瓦産業が発展して来たところです。

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玄関には、立派な鯱鉾が飾られていました。

中には、立派な、美術作品が展示されていましたが、撮影禁止でした。

作陶の実習もやっていました。

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この日は、ちょうどやなせたかしの、特別展がありましたので、三州瓦の上に、アンパンマンの像が飾られていて、ここだけは、撮影OKでした。

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蝉、嬉しい贈り物

2012-08-14 20:19:00 | 写真

蝉の鳴き声が、ようやく煩く聞こえる様になりました。

庭のあちこちに、こんな穴が。

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もしかしたら、蝉の出て行った跡かもしれません。

あんな高い所に、蝉のぬけ殻が。

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これが出てきたのかな?

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嬉しい贈り物。

ブログのお友達のmichiさんから戴きました。

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手造りの、ラベンダーソープです。

良い香りがしそうです。

家内も楽しみにしています。

盆に、娘達が来ますので、一つづつ持たせてやります。

michiさん、どうも有難うございました・


韓国の散歩道 民話 ホラギ(ホランイ)とコッカム

2012-08-11 10:59:00 | 学問

昔昔、虎(ホラギ)が煙草を吸っていた頃、朝鮮の民話は、大抵、この様な出だしから始まり

ます。

日本では、爺さんが山へ芝刈りに、婆さんは、川へ洗濯に、ですが。

虎が、大きなギョロ目で、キセルを加えて、煙草を吸っている図は、何とも言えずユーモラス

です。

虎は、怖い動物の反面、弱い者の知恵に負かされる、何処か間の抜けた存在として、民話に

登場します。

朝鮮民話のホラギのキャラクターとしての、代表的なものは、ホラギとコッカム(干し柿)

でしょう。

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イェンナル イェンナレ(昔々)虎が煙草を吸っていたころ、ある村に子供と、お母さんが暮ら

していました。

夕方になると、子供は、おやつをせがんで泣き出します。

「もう、お黙り。いつまでも泣いていると、虎が山から下りて来て、つかまえに来るよ。」

お母さんは、こう言って、子供を諭しますが、子供は泣きやみません。

ちょうどその時、お腹を空かした虎が、山から下りて来ました。

家の外で聞いていた虎は、

「けしからん子だ、俺が来ると言っても、泣きやまんとは。」そう言って怒りだしました。

その時、おかあさんは、

「ほらコッカムだよ。」そう言って干し柿を渡しました。

子供は、すぐに泣きやみました。

虎は、びっくりして、「コッカムと言う奴は、俺様よりも怖いらしい。早く逃げなくては。その前

に、牛でも食べるとするか。」

虎は、牛小屋へ行きました。

その時、後ろの方で、何やらごそごそする気配がします。

虎は、てっきり、コッカムが来たと思い、牛小屋へ隠れました。

すると、何かが入って来て、虎を撫でると、背中にまたがりました。

「アイゴ、もう、おしまいだ。」

コッカムに乗られたと思い込んだ虎は、一目散に逃げ出しました。

背中に乗ったのは、牛泥棒だったのです。

「アイゴ、こいつは牛では無くて、虎だ。」

牛泥棒は、慌てて飛び降りました。

虎は、背中のコッカムがいなくなったので、ホッとして立ち止まると、

「やれやれ、コッカムと言う奴は、本当に恐ろしい奴だ。」

そう呟いて、山の中へ、一目散に逃げていきました。

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この様な、民話は、日本にもありますね。

虎だけではなく、いろいろな動物が、日本の民話のように登場して来ます。

朝鮮と、日本の文化の繋がりを考えると、面白いですね。

↓に、虎のカコログを挙げておきますね。

http://mcnj.blog.ocn.ne.jp/blogmcnj/2010/01/1_d0ed.html#comments


韓国の散歩道 マンタン

2012-08-09 20:59:00 | 学問

韓国で、車で走っていて、ぼつぼつ、ガソリンの残りが少なくなると、給油所(チュユソ)へ入ります。

どれだけ入れますか?といわれると、大概、マンタンと言います。

満タンですね。

これは、日本語では無くて、立派な、韓国語です。

日本の、占領時代に、入って来た、日本語は、今でも、残っています。

韓国人達は、それが、日本語から来た言葉だとは知らずに、日常的に使っているのです。

ウドンン、オデン、タクアン、スシ、トンカツ、チャンポン、アナゴ、ワリバシ、ヨウジ、ベントウな

どは、この言葉が無くては、生活出来ない程、定着しています。

職人たちの用語だったのでしょうか、テモト(手元)、シアゲ(仕上げ)、シマイ(終い)、

シダ(下)、(オヤブン)、(コブン)、コンジョ(根性)などの用語も使われています。

会食で充分酔った時に、まだ焼酎を飲まされそうになると、イッパイミダ(もう、いっぱいです)

と言えば許してもらえます。

日本では、顔が立つと言う言い方がありますが、カオ ガ ソダ(立つ)と言います。

「顔」が、日本と同じ様に、「体面」という意味で使われているのですね。

この様に、生活に密着したことばも、時の政府の考え方で、排除されて、次第に消えていきつ

つあります。

過去の国と国との歴史の経緯によるものなのでしょうが、庶民には、関係ない事の様に思え

ます。

↓に、過去ログを挙げて置きますね。

http://blog.goo.ne.jp/goomcnj0561/d/20060419