ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のボチ(1)

2021-09-21 20:29:46 | 水戸

 正月の縁起物だったらしいボチ(恵比寿・大黒などの素焼き人形)が、神社のあちこちに置かれています。その様子をご紹介します。気をつけてボチを見る人はあまりいないような気がします。

 

境内社周囲(香取稲荷神社 東大野158)
 境内社の周囲にボチを集めている神社が多いようです。ここは旧社殿を取り壊して建物を新築するので、ことさらに境内社に集めたのかもしれません。

 

境内社乗っ取り?(市杵姫神社 本町1-6-17)
 境内社の扉前まで恵比寿・大黒が並んでいます。この神社では外の境内社も同様のでした。まるで、恵比寿・大黒が境内社を乗っ取ったようです。

 

切り株(吉田神社 堀町36)
 元ご神木だった杉の切り株の上にずらりとボチが並んでいます。以前はもっと少なかったのですが、境内に散っていたものを集めたようです。

 

本殿裏(日吉神社 酒門町1432)
 本殿裏側に棚を作ってボチを並べています。お賽銭もあげられているようです。

 

拝殿床下(別雷神社 酒門町859)
 拝殿床下の土台の上は、風雨が防げるということなのでしょうか、ボチが並んでいることもよくあります。上でご紹介した香取稲荷神社境内社の床下もボチで満員です。

 

土に帰る(吉田神社 六反田町749)
 たぶんこの形が一番多いのでしょうが、土がかかり、草におおわれ、土に帰りつつあるボチです。でも、焼かれたものですから、そう簡単に「帰る」ということはないのでしょう。


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