針葉樹は、樹皮の解説で見分けるのは至難のようで、下の文では無理のようです。たくさんの木を見て、樹皮の微妙な違いをが分かるようになることや、その他の特徴も見比べるということなどが必要なのでしょう。
アトラスシーダー(マツ科)
ヒマラヤスギの仲間で、北米アトラス山脈が原産地だそうです。シーダーはヒマラヤスギ属の総称だそうです。樹皮の色はやや青みがかった灰褐色で、樹皮に含まれる油脂はファンデーション等に使われるそうです。
イチイモドキ(スギ科)
別名セコイアといい、北米原産で、100m以上の巨木になるそうです。葉の形が似ているのでイチイモドキというそうです。樹皮は赤褐色で厚く、山火事から内部を守り、また、タンニンを多く含んでいて、病原菌やシロアリを防いでいるそうです。
カヤ(イチイ科)
樹皮は灰褐色から褐色で、縦に浅く裂け、繊維状に細かく剥がれ落ちるそうです。実はあく抜きをして食べるとよくありますが、私はそのまま食べていました。碁盤を作る材だそうです。
コウヤマキ(コウヤマキ科)
1属1科の植物だそうです。樹皮は赤褐色で、縦に長く裂けてはがれるそうです。
コウヨウザン(ヒノキ科)
中国南部原産で江戸時代後期に渡来し、漢字では広葉杉と書くそうです。樹皮はスギに似ていて、褐色で縦に長く裂けるそうです。
ヒヨクヒバ(ヒノキ科)
サワラの園芸品種で、イトヒバとも呼ばれ、葉がたれ下がるそうです。樹皮はスギによく似ていて、赤褐色で縦に裂けるそうです。
モミ(マツ科)
クリスマスツリーに使われる代表的な木だそうです。樹皮は灰色から暗褐色になり、鱗片状に浅く割れてはげるそうです。
ラクウショウ(ヒノキ科)
別名ヌマスギというそうです。北アメリカ原産で、湿地で育つと気根が出るそうです。百樹園では見られませんでしたが、水戸市植物公園では見ることができます。樹皮は赤褐色で縦に薄くはげるそうです。
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