ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の方言(8)

2019-11-20 18:36:14 | 水戸

 地域のことが書かれた本(20-30年前の出版)を中心に水戸の方言を集めているのですが、どうも多くは「かつて言われていた」と頭に付けた方がよい言葉になっているようです。もっとも、高齢となったお年寄りの数が増えていますので、案外、そうした層では使われ続けているのかもしれません。


あれっぽ 荒地(木や竹の尖端をうらっぽというそうで、これらの語では、「ぽ」に所といった意味があるのでしょうか)


いわしなべ 遠縁


おとめ  赤ん坊(古語でおとめは、「おと+女」で、「おと」には若い生命力が活動することという意味があるそうです)


かっぱたぎ  残りもの、最後のもの(かっぽるが捨てるという意味だそうですので、それと関係する語なのでしょう)


けっぷり  気配(けはい)


こーれん  せんべい(松島こうれん(宮城県)という煎餅から来たのでしょうか)


ざんぞう  悪口(仙台などでは「ざんぞ」といって、かげぐちなどのことをいうようです)


たかすっぱ、たがずっぱ  竹筒([たか」は竹、「すっぱ」は切る様子なのではと、勝手に思っています)


でころんぼ  丸太

水戸の方言(7)


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