デルビル磁石式電話機(水戸市立博物館 大町3-3-20)
明治29年から昭和40年頃まで使われた電話機だそうです。電話機の写真右に少し見える磁石発電機のとってを手で回して電流を流して交換手を呼び出し、番号を伝えて相手につないでもらったのだそうです。磁石式電話機ともいわれたそうです。
卓上形デルビル磁石式電話機(水戸市立博物館 大町3-3-20)
これもデルビル式だそうですが、明治30年に卓上用として登場したそうです。今でも目立つのですから、明治30年に登場した当時は、そうとうカッコよいデザインだったことでしょう。付加使用料として年額6円(今の感覚で2万円くらいのようです)が必要だったそうです。
3号磁石式電話機(水戸市立博物館 大町3-3-20)
昭和54年に全国ダイアル化が完成するまで、部分的に使われていた電話機だそうです。この機種までの電話機は、相手先の電話番号を交換手に伝え、一旦電話機を切って、通じたことを伝える連絡を受けて通話したそうです。通話できるまで何時間も待ったという話を聞いたことがあります。
600形電話機(喫茶店 有賀町1021-1)
昭和37年に登場した機種だそうです。ジーコジーコというダイアルを回す音を懐かしく思いだします。この頃は、電話を新規に申し込んで、設置してもらうのに、半年ぐらいはかかったという話を聞いたことがあります。この電話機が置いてあった喫茶店は、現在、ちいきの学校(ありが分校)になっているようなので、もうないかもしれません。
車いす利用者用公衆電話ボックス(元吉田西信号脇 36°20'58.5"N 140°28'19.7"Eあたり)
現在一番見かける公衆電話機のようです。現在、市街地では1km四方に1台、その他では2㎞に1台設置することとされているそうですが、数は減っているようです。写真は車椅子用の電話ボックスで、電話機の位置が低くなっていたり、普通の3倍の面積があったりするそうです。
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