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水戸の見て歩き

水戸の実と種(37)

2024-12-25 21:35:15 | 水戸

 草本の実と種です。

 

ムラサキ(水戸市植物公園 小吹町504)
 ムラサキ科。太くなった根を干して乾燥させると紫色になり、紫根(しこん)といわれて、染色や漢方(青熱薬)に使われるそうです。花は白く、実は灰白色で3mmくらいの卵形だそうです。(撮影日 R4/10/1)

 

サラシナショウマ(水戸市植物公園 小吹町504)
 キンポウゲ科。「さらし菜」は若葉を煮て水でさらして食べたからだそうですが、「升麻」の語源はよく分からないようです。袋状の実の中に3mmくらいの扁平な種が3つほど入っているそうです。(撮影日 H27/11/1)

 

メヤブマオ(森林公園入口道路 木葉下町)
 イラクサ科。「苧麻(まお)」(カラムシ)という、麻糸が茎からとれる草本の仲間のようです。種は0.8mmで扁平で、回りを枯れたメシベを残した毛の多い皮(花被筒)が覆っているそうです。写真の小さなツブツブがそれです。(撮影日 11/16)

 

ワタ(水戸市植物公園 小吹町504)
 アオイ科。花は1日でしぼむ1日花だそうです。ワタの毛が付いている種からは綿実油という油がとれるそうです。(撮影日 11/23)

 

シュウメイギク(水戸市植物公園 小吹町504)
 キク科。秋に菊のような花を咲かせ、周囲が明るくするからということで付けられた名前だそうです。花びら等が落ち、坊主頭のような実がでてきて、それが割れると写真のように綿のような種が出てくるようです。(撮影日 12/21)

水戸の実と種(36)


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