ニコンF2アクションファインダーDA-1(ブラック)を手に入れました。
久し振りのカメラです。ニコンF2用のアクションファインダーの紹介です。接眼部から目を離して使うので、AE測光カメラには向きません。接眼部から光が入って、露出が正確に測定できませんから。
F2のアイレベルファインダーとアクションファインダーです。最近ニコンF2がフィルムカメラのレジェンドとして雑誌などに取り上げられ、注目を浴びています。初代のFは製造されてから既に50年以上経ちますので、状態の良い物が少なくなっていることもあるかもしれません。Sシリーズの構造をそのまま引き継いだFを改良し新しくした、F2が注目されています。F2は機能的には全くFと変わりません。それだけFの完成度が高かったという事でしょう。
日本で初めて作られたペンタプリズム一眼レフカメラはアサヒペンタックスですが、ファインダーは固定式です。Fはファインダー交換が可能でしかも色々な種類があり、長尺のフィルムカートリッジとモータードライブも装着できる、ニコンの技術力の高さをいかんなく発揮した画期的なシステムカメラでした。このF2のアクションファインダーも、カメラの発売と同時に提供されました。
かなり大きいです。内蔵されているプリズムは光学ガラス製で、重いです。
ファインダーは、左のボタンを押して取り外します。
こんな感じです。ある意味、デジカメのスクリーンのようですね。
カメラから目を離して使えるのですが、そのような状況ってあまり無いようにも思われますが・・・。
実はこのアクションファインダーを使っているところを撮ったニコンFのコマーシャル写真があります。私が中学の頃?自衛隊の戦闘機パイロット(その頃の航空自衛隊の戦闘機はF86F、朝鮮戦争で共産軍のミグ15に対抗して作られたアメリカの戦闘機)がヘルメットを着けたまま、アクションファインダーをセットしたニコンFを使っている写真です。その写真があまりにもカッコよくて、ニコンFのアクションファインダー参った!
なので・・・普段、戦闘機に乗っている訳でなし、あまり意味のないファインダーではありますが。でもとにかくカッコよくて、特にF2用はめったに出ないのですが、たまたま見つけたので迷わず手に入れました。
フォトミックFTnとの2ショットです。アクションファインダーの大きさが分かります。
ニコンFもトンガリ頭のアイレベルファインダーが人気なのですが、私は存在感のあるフォトミックファインダーも好きです。久しぶりにフィルムを詰めて、街撮りしたくなりました。
シグマの28-70mmF2.8のこれもちょっと珍しいレンズを付けて。どうです、よい面構えでしょう。
しかし、今どきこんなごついカメラでスナップなど、撮られる側は身構えてしまいますね。人物には向きませんね。
久し振りの、カメラの紹介でした。
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