フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

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オメガ・シーマスターの修理

2017-01-16 01:56:52 | 腕時計

オメガ・シーマスター(自動巻き)デイの修理

 オメガ・シーマスター日付付自動巻きです。不動です。振っても秒針は、ピクリ・・・ともしません。

  以前に時計屋さんに修理に出したそうなのですが、「ムーブメントがオメガではない。」と返されたそうです。確かに、ムーブメントと文字盤が両面テープ!で接着されていました。

 

 オメガ・シーマスターは防水強度を上げるため、裏蓋はありません。裏蓋なしでケースは削り出しで作られています。分解するには、表のベゼルを外して巻き芯を抜き、ムーブメントを取り出します。
 なのに裏蓋を外そうとケースの裏に孔を開けたようです。

 酷い!ことをするものです。防水性もヘッタクレもありません。

 

 反対側の縁も、ボコボコに孔が開けられています。おそらく大きなカニ目、スクリュータイプの裏蓋を外す蓋開け器を使って開けようとしたようです。酷い!ひど過ぎる!
 時計屋さんの診断では、「文字盤とケースはオメガだけれど、ムーブメントはオメガではない。」との事のようです。
 そんな事って、あるのだろうか・・・

 取りあえずクリーニングをすると、何とか動き出しました。オイルが固まっていたようです。でも、動きが心もとないので、完全に分解掃除をしなければならない・・・かもしれません。

 取りあえず(が多いです・・・)秒針を付けて、平置きで様子を見ることにします。一応、動いてます。

 

 ケースに孔が開けられた跡があるのを発見してビックリした・・・と言うことで今日はここまでとします。

 

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コメント
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