SWISS MADE のスモールセコンドとセイコーの文字盤クリーニング
前回ご紹介した、古い手巻きのスモールセコンドとセイコーのスモールセコンド、文字盤が汚れていたので、クリーニングしました。
まずクロノメーター・スモールセコンド・クラスター(CLUSTER)、ベゼルをプラ風防ごと外します。大きなシミなどはないのでカメラのレンズクリーニング液で、全体に汚れを拭き取ります。
メーカー名など文字が書かれている箇所は、触りません。特に古い時計では、消えてしまうことがあるので。
次に仕上用のコンパウンドを薄く綿棒の一方につけて、針を含めて全体を磨きます。茶色いヤニのような汚れが綿棒に付着して落ちてきます。ある程度汚れを拭き取ったら、反対側の乾いた綿棒でコンパウンドのかすを拭き取ると更に汚れが落ちて、艶がでてきます。
風防をかぶせて、だいぶきれいになりました。これでもw・・・
針は金メッキが少し落ちてしまって、地金の赤銅色が出て来ています。手で触れることはないので、改めて金色に塗装してもいいかもしれません。
次にセイコーのスモールセコンドです。
こちらもクリーニング液で、汚れの酷いリュウズの箇所を拭きとります。メッキ面が薄く腐蝕していて、黒ずんでいます。少しは落ちたのですが、腐蝕した面を磨かないと黒ずみは落ちませんね。コンパウンドで磨いて、少しはキレイになりました。こちらも金属光沢に塗料で色を出して、特に汚れの目立つ箇所は塗装した方がいいですね。針は比較的キレイなので、そのままにしておきます。
一応、こんな感じに仕上がりました。まあまあ・・・ですねw・・・
クロコダイル?風の牛革ベルトを着けました。
クロコの型押し?・・・古いものなので本物のクロコみたいに見えますね。
追伸:風ではなくて、表は古いクロコダイルのベルトでした。型押しだと思い込んでいたので「どう見ても本物だよな~上手く作ってあるな~」と思ってました。
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