フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

時計工具ー追伸ー

2019-06-19 00:27:33 | 腕時計

時計工具の二つ割ドリル・バイス

 どのように使うのか二つ割ドリル・バイス?、バイス台です。でも使い方がよくわかりません。

 バイス台とドリルです。歯車の軸や天真の加工用?よくわかりません。まあ、そのうち使い方を思いつくでしょう。時計屋さんには、すぐ判る工具なのでしょうけれど。時計旋盤に取り付ける台かもしれません。

 ハンドドリルあるいはバイスです。先端の形状が異なりますので、何かの加工に使われるものかもしれません。

 先端が二つに割れています。ネジで締め付けて挟むようになっています。二つ割のピンバイスのようですが、先端の形が異なるセットですので、何か特殊な加工用の工具でしょう。

 下も二つ割のピンバイスです。こちらはネジではなく、先端部中程に付いているパイプリングを上下して挟むようになっています。

 じつはこのパイプリングで挟むピンバイスは、ゼンマイの巻き込みに使うつもりで手に入れました。一ヵ所切り欠きを作った銅パイプに、ゼンマイの元の部分を入れ、その先端部をバイスで掴んで、銅パイプに巻き込むつもりです。ポンス台の上で。
 巻き込み器があれば簡単に出来るのですが持っていないので、銅パイプを加工して作業するつもりです。

ー追伸ー

 上のピンバイスのような工具、判りました! テンプのチラネジ回しです。これで先端部分の中心に穴がある理由が判りました。この部分にチラネジを挟み込んで回すのですね。チラネジの頭には細い溝があるので、先端の尖って薄いマイナスドライバーで調整するものだと思っていました。それもあるのかもしれませんが。
 チラネジはテンプの振りに偏りがある時、ねじ込んだり緩めたりして安定させるものです。新しいもの・・・と言っても、1970年代以降ではテンプの加工精度が進んで、振りを調整する必要がなくなったので、チラネジはなくなりました。
 バイス台は、取り外したテンプを押さえるものだと思います。ここにテンプを固定して、チラネジ回しで調整するのでしょう。フリミというバイスもあります。フリミは、単にテンプの振りの具合を確認するためだけの?台だと思います。
 このような工具があるということは、テンプの振りを調整する状況が発生したのでしょうか?・・・使っているうちにテンプの振りが不安定になることがあるのか・・・時計を最初に組み上げるときに、テンプを調整するための工具なのではないかと思います。使っているうちに、テンプの振りが不安定になるということは、ちょっと考えられないのですが・・・私の拙いw…経験からは。
 いや、時計を落下させてテンプの軸を折ってしまって軸交換をするときには、調整は必要ですね。特に時計旋盤で軸を作ったときなどは。

 ただし、テンプのヒゲゼンマイが弱ってきて振りの周期が極端に遅くなって、ヒゲ棒だけでは調整しきれなくなったときに、チラネジを締め込んで周期を速くするか、チラネジ自体を抜き取ってしまう、つまりテンプを軽くするという方法があるそうです。平和島骨董まつりの、時計修理もされている「古時計Ⅲ」のご主人に教えてもらいました。そのような状況になったことないので、まだやったことないけど・・・
 テンプの振りの周期は時間の精度に直結しますので、非常に気を使ったのでしょう。電子時計やクォーツが発明されて、精度については問題解決されていますが。

 

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コメント
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