フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

SONYα7とロシアンレンズジュピター3F1.5

2020-03-28 10:00:00 | カメラ

α7にジュピター3F1.5

 L39マウントのライカ・ズマリットF1.5のコピーで、ロシアンレンズジュピター3F1.5です。古いレンズで、コピーといっても硝材フレーム共に、戦後すぐにドイツから持ち出されてソビエトで組み立てられたものです。

 背面を枠に沿って切り取った、レンジファインダー用のフードを取り付けています。

 

 ジュピター3、50mmF1.5です。オリジナルのズマリットは当時ライカレンズとしては、一番明るい開放でf1.5です。
 ライカのズマリットは硝材が非常に軟らかくて現在手に入るものはみな傷だらけで、しかもほとんどのレンズに曇りが出ています。このジュピターは、傷もなく曇りも出ていません。
 昔はフィルム感度が低くて室内での撮影は、フラッシュを焚かなければなりませんでした。そのため明るいレンズを作ることは、メーカーの悲願でもありました。このズマリットも、そのようなニーズで作られたレンズだと思います。しかしレンズの描写力としては、物足りないものがありますね。そのためか当時から、あまり人気のないレンズでした。曇りが出ているせいもありますが、現在でも人気がありません。取引価格もライカのレンズとしては低額です。
 報道写真やスナップショットの要望に応えるための35mmカメラメーカーのライカとしては、明るいレンズを作ることはニーズに対応する大きな目標だったのでしょう。このあとノクチルックスというF1.2、1.0、0.95!という明るいレンズを開発しています。マニアにはけっこう、憧れのレンズです。ちなみにキャノンもレンジファインダーカメラ用の、F0.95レンズを作りました。前玉が非常に大口径です。目よりも明るいレンズとは、ちょっと想像はできませんね。写りはライカもキャノンも、まぁボケたような写真になりますね。しかしシャープさはありませんが、暗い室内の雰囲気のある写りではあります。レンズは持っていませんが・・・ちょっとノクチルックス、欲しくなってきたなぁ。でも非常に高額です。

 

 利根川土手のカラシナの黄色い花です。

 α7、背面のビューモニターではなくファインダーを覗いてピント合わせをしているのですが、ピントが甘いですね。もともとライカのズマリットはピントの甘いボケ玉なのですが、この写真はピント合っていませんね。電子ビューモニターなので、ピントのヤマがわかりません。F8まで絞り込んで写したのですが。オリジナルのズマリットは、絞り込むとガラッと画像が変わるのですが、このジュピターは絞ってもあまり変化が無いような・・・

 

ピントは周辺で特に甘いのかなぁ・・・

 α7自体を使いこなす必要がありますね。昼間の屋外だとファインダー画像を覗いても、ピントの合い具合がよくわかりません。この写真も、全くのピンボケですね。やはり電子画像には限界があるのだろうか。フィルム一眼レフの実像画面とは、見え方が全く違いますね。
 そもそもこのジュピターは、レンジファインダーライカのズマリットのコピーなのですが、一眼レフの実像でピントが確認できるレンズではなかったわけです。

 

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コメント
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